【新車情報】ランドローバーにPHEVが登場! レンジローバーとレンジローバー・スポーツに設定

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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、SUVブランド「ランドローバー」のラグジュアリーSUV「レンジローバー」とプレミアムスポーツSUV「レンジローバー・スポーツ」の2モデルに、ランドローバー初のPHEV(プラグインハイブリッド車)を追加し、2018年6月27日(水)より予約受注を開始しました。価格は、レンジローバー・スポーツが1185万円~1315万円。レンジローバーが1508万円~2866万円となります。

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レンジローバー

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レンジローバースポーツ(以下、写真はすべてレンジローバースポーツ)

目次

300psの2.0Lターボエンジンと116psの電気モーターを搭載

レンジローバーとレンジローバー・スポーツは、2018年4月に内外装に改良を加えた2018年モデルを発表していますが、PHEVモデルの基本仕様は、2018年モデルに準ずるものとなります。

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注目のPEHV用パワートレインは、レンジローバーとレンジローバー・スポーツ共通で、最高出力300psを発揮する2.0L直列4気筒ターボのINGENIUMガソリンエンジンに、最高出力116psの駆動用モーターを組み合わせたパラレル式ハイブリッドシステム。駆動モーターは8速ATに内蔵され、通常のエンジン車同様に、ランドローバー伝統の4WDを標準搭載します。駆動バッテリーは、13kWhの大容量で、ラゲッジスペース床下に収納されますが、ラゲッジスペースの影響は最小限に留められています。

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このハイブリッドシステムのトータル性能は、最高出力404ps、最大トルク640Nmとかなりパワフル。0-100㎞/h加速はレンジローバーで6.8秒、レンジローバー・スポーツで6.7秒を記録し、最高速度はどちらも220㎞/hを実現しています。環境性能は、両車ともに燃費:2.8L/100㎞(≒35.7km/L)、CO2排出量:64g/㎞(どちらもNEDC値)と公表されており、レンジローバーらしい高性能と優れた環境性能の両立した最新鋭のSUVに仕立てられています。

カーナビの高低差データでもっとも効率のいいルートを案内

走行モードはふたつあり、電気のみで走る「EVモード」とエンジンとモーターを組み合わせて走る「パラレル・ハイブリッド・モード」が選択可能。EVモードでは、最大51㎞の航続距離を備え、オフロード走行もカバー。一方、ハイブリッドモードでは、バッテリー消費を設定値以下にならないように走行する「セーブ機能」に加え、独自の「エネルギー最適化予測(PEO)」機能があり、これはナビゲーションシステムに目的地を設定すると、目的地までの高低差データを活用し、モーターとエンジンを最適に使うことで、もっとも効率の良い走りを可能としたユニークな機能となっています。

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充電機能は、200Vの普通充電のみの対応で、充電口はフロントグリル内に設置。充電中に、外部から供給する電力で車内の冷暖房を作動させることもできるので、充電終了とともに快適な車内空間が整えられています。

電動化以外の部分は、他のモデルと同等で、英国伝統のクラフトマンシップ溢れる贅沢なインテリアによる快適なキャビンが備わる点も変わりません。レンジローバー/レンジローバー・スポーツといえば大排気量のパワフルなエンジンも特徴のひとつでしたが、その魅力をパワフルなモーターと組み合わせることで実現したのが、このPHEV。電動化による新たなレンジローバーの世界がどのようなものなのか、その完成度が注目されます。

text & photo by OHTO Yasuhiro edit by 木谷宗義

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