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【最新ニュース】メルセデス・ベンツEクラスがフルモデルチェンジ

メルセデス・ベンツ日本は、新型Eクラスを発表しました。

まずはセダンからの導入となり、価格は、675万円~980万円となっています。

5世代目となる新型は、新世代のデザインコンセプト「Sensual Purity(官能的純粋)」を内外装に取り入れ、クールかつセクシーなスタイルに仕上げられています。特にエクステリアは、最新世代のCクラスやSクラスとの共通性が与えられており、より進化したラグジュアリーなモデルであることを主張しています。

コクピットに収まると、目の前には、Sクラスを彷彿させるコクピットディスプレイを備えたダッシュボードが広がります。これは、ふたつの12.3インチのワイドディスプレイにより構成されるもので、多彩な表示機能を備えるだけでなく、視認性にも優れたもの。表示や機能の操作は、センターコンソールに備わるコマンダーに加え、世界初となるタッチコントロール機能を備えたステアリングからも行えます。これによりステアリングから手を離すことなく、インフォテイメントシステムやメーター表示切替などの操作が可能となりました。

パワートレインは、ガソリン仕様の2.0L直列4気筒DOHCターボと3.5L V型6気筒DOHCツインターボに加え、新開発の2.0L直列4気筒DOHCディーゼルターボを設定。トランスミッションは全車9速ATを採用しています。ミディアムサイズながら、エンジンラインアップの主役が2.0Lの直列4気筒エンジンとなったところは、今どきですね。

最大の注目は、メルセデス・ベンツが目指す自動運転の次なるステップとなる新技術「ドライブ・パイロット」の初搭載でしょう。これは混雑時や高速道路での渋滞の際に自動運転を行うもの。先行車との車間距離だけでなく、周囲の交通状況を常にモニターすることで自動運転を実現しています。もし道路の車線が不明朗または表示されていない場合は、前走車を追従。さらにシステム作動時に高速道路上で自動停止しても、30秒以内なら自動再発進してくれるそう。

またドライバーがウィンカー操作のみで自動車線変更を指示できる「アクティブレーンチェンジングアシスト」や万が一、走行中にドライバーが気を失うなど運転ができない状 況になっても自動的に車線を維持しながら、緩やかに減速停止を行う「アクティブエマージェンシーストップアシスト」などの新機能も追加されています。まだ限定的な領域ではありますが、自動運転を体験することができるのです。

もちろん、従来モデルより投入されている先進安全運転支援システム「レーダーセーフティ」もより進化して搭載されており、日常のドライブもしっかりサポート。このほかにも様々な新機能があり、最も新しいメルセデスの世界を体感できるのが新型Eクラスなのです。

text by OHTO Yasuhiro