車を購入するとき、あなたは現金で一括購入しますか?それともマイカーローンを利用して分割で支払いますか?なかには、現金で一括購入する方もいらっしゃいますが、車は大きな買い物のため、マイカーローンの利用を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2021年2月最新のマイカーローン情報をお伝えするとともに、マイカーローンの比較や利用するうえでの注意点などを解説します。
ぜひ、参考にしてください。
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マイカーローンとは、車を購入する際に「ディーラー」や「銀行」からお金を貸し付けてもらうことです。
車を購入するにあたり、まとまった金額が必要になりますよね?そのため、マイカーローンを利用し、「分割」して購入代金を支払うことができる制度です。
しかし、お金を借りるという行為には「利息」が付きもの。借りる金額や期間によっては、返済する金額にプラスして利息の割合も増えていくので注意が必要です。マイカーローンを利用する際には、返済目途をしっかりと計画し、利息も計算に入れて借りるようにしましょう。
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マイカーローンには、いくつか種類があります。今回ご紹介するのは「ディーラーローン」と「銀行系マイカーローン」です。
ディーラーローンとは、車の購入先で契約するマイカーローンのこと。購入先でローンの手続きを行えるため、煩わしい手続きをせずに簡単に利用することができます。審査も比較的通りやすいうえに、スピーディーに完結できるのもメリットのひとつでしょう。
しかし、デメリットも存在します。ディーラーローンで車を購入した場合、ローンを払い終えるまでの車の所有者は「ディーラー」になります。この状態を「所有権保留」といい、購入した車が担保になっていることを意味します。ローンを払い終えるまで、車のカスタマイズには制限がかかりますし、勝手に売却することもできません。
また、銀行マイカーローンと比べて金利が高めに設定されていることが多いです。車の購入先ですべてをスピーディーに完結できるメリットはあるものの、購入した車が担保になる・金利が高めに設定されている点がデメリットになります。
銀行マイカーローンとは、メガバンク(みずほ、三菱UFJ、三井住友、りそな)や地方銀行から車の購入代金を貸し付けてもらう方法です。テレビのCMなどでも宣伝されており、一般的にも良く知られているマイカーローンではないでしょうか。
銀行マイカーローンを利用するメリットは、「金利」と「所有者」、そして「使い道」です。金利に関しては、先述したディーラーローンよりも低いケースが多いです。銀行から一括購入できるお金を貸し付けてもらえるため、車の所有者は購入者本人になります。
また、銀行マイカーローンの特徴として「使い道」の幅が広いことがあげられます。車の購入はもちろん、免許取得や車検や点検などにも使用することが可能です。
デメリットは、貸し付けを行えるかどうか見極めるための「審査」です。お金の使い道を調べられる他、用意しなければならない書類(通帳の写し・年収を証明できる書類など)もたくさんあります。申し込みから審査まで時間がかかるため、銀行でマイカーローンを組む場合は事前にしっかりと計画を立てましょう。
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マイカーローンの金利には大きく分けて2つの種類があります。「固定金利」と「変動金利」です。
金利が固定されているので、返済中に金利が変わることはありません。そのため、毎月の返済額を可視化でき、家計的にも計画を立てやすいメリットがあります。
しかし、超低金利が続く現在の日本であれば、変動金利よりも固定金利のほうが利率が高くなる可能性もあります。
変動金利の場合、市場金利の動きに影響を受けます。
一般的には半年ごとに金利が見直されており、市場が低金利であれば固定金利よりも金利が低くなる傾向です。
変動ということあり、逆のパターンもあります。市場の金利が上昇した場合、固定金利よりも金利が高くなってしまうこともあります。こうなると、返済額・返済総額も増えてしまうことになるので注意が必要です。
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いざローンを組むとなったとき、自分にはどんなものが合うのかわかりませんよね?ここでは、「金利が安いマイカーローン」を比較しながら人気ランキング形式でご紹介していきます。
見事1位に輝いたのは、大手銀行の1社りそな銀行が提供する「りそなマイカーローン」です。
契約まですべてネットで完結できるため、来店不要で忙しい方にとってはありがたいサービスですよね。また、2019年9月から新しい金利が適用されるようになり、りそな銀行で住宅ローンを利用している方は「年1.900%」が適用されるサービスとなっています。
※お申込内容によっては、来店が必要になる場合もございます。
りそな銀行のおすすめポイントは以下になります。
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りそな銀行では、最大500万円・最長10年まで借入れ可能です。借入れ額も数十万円単位からではなく、10,000円単位で借りることができます。(最低10万円~)
仮審査から本契約まですべてネットで完結できるのも、りそな銀行のマイカーローンのおすすめポイントです。また、休日でも契約の手続きは行えるため、忙しい人にとってはとても便利なサービスですよね。
※お申込内容によっては、来店が必要になる場合もございます。
毎月の支払いが大変な方は、りそな銀行に借り換えを考えてみてはいかがでしょうか?現在借り入れているマイカーローンより少しでも金利を安くできるメリットに加え、りそな銀行の住宅ローンを利用していればさらに金利が安くなるメリットがあります。
※現在のお借入れ状況によっては、総支払額や月々の支払額が下がらないケースもございます。
総支払額を下げることもでき、月々の支払い額も抑えられるためまさに一石二鳥ではないでしょうか。
りそな銀行のマイカーローンは、新車はもちろん中古車やオートバイにも利用可能。
また、車検費用や修理費用、カスタム・オプション費用などにも利用することができるサービスを提供しているのもりそな銀行マイカーローンのおすすめポイントでしょう。
※車検・修理・カスタム・オプション費用は同時申込みが条件となります
りそな銀行のマイカーローンをまとめます。
マイカーローン名称 | マイカーローン |
金利タイプ | 変動金利 |
金利(年) | ①:年1.900% ②:年2.800% ③:年4.475% ※審査により3種類から決定 |
借入可能額 | 10万円~500万円(10,000円単位) |
借入期間 | 1~10年(1年単位) |
担保・保証人 | 不要 |
申込み方法 | インターネット・店頭窓口 |
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第2位になったのは、メガバンクの三菱UFJ銀行が提供している「ネットDEマイカーローン」。
他の大手銀行でマイカーローンを契約する場合、来店することが基本となるなか、三菱UFJ銀行ではインターネットで完結できるマイカーローンを提供しています。
ネットDEマイカーローンのおすすめポイントは以下です。
ライフプランに合わせて返済額を抑えることができるプランです。3年間は元金が据え置きになるため、支払いは利息分のみ。残りの7年間で元金を返済していくことになります。(借入期間10年固定)
※他社からのお借り替えは対象外のため注意が必要です。
原則、24時間365日いつでも申込みは可能。申込みをしてから審査結果の回答まで、最短で当日で回答してもらえます。
ただし、土日祝日の場合は手続きが休みになってしまいます。急ぎの場合は、時間に余裕をもって申込みを行いましょう。
インターネットで繰上返済した場合は、手数料は無料となっています。
しかし、窓口で返済をする場合は5,500円(税込)の手数料がかかってしまうことを覚えておきましょう。
保証料は、金利に含まれているため無料となっています。
三菱UFJ銀行のマイカーローンをまとめます。
マイカーローン名称 | ネットDEマイカーローン |
金利タイプ | 変動金利 |
金利(年) | 通常金利:2,975% キャンペーン金利: 500万円以下の場合:2,45%(※2,25%) 500万円越の場合:1,70%(※1,50%) |
借入可能額 | 50万円~1000万円 |
借入期間 | 6ヶ月~10年 |
担保・保証人 | 不要 |
申込み方法 | インターネット・店頭窓口 |
※三菱UFJの住宅ローンを利用した場合の特別金利となります。
第3位は横浜銀行のマイカーローンです。
人気のマイカーローンですが、原則的に神奈川県・東京都・群馬県(前橋市、高崎氏、桐生市、みどり市)に居住または勤めている方のみが申し込めます。
横浜銀行マイカーローンのおすすめポイントは以下です。
購入する車種が中古車・新車にかかわらず金利は同一です。
また、他社からの借り換えであっても金利が変わることはありません。
仮審査結果は最短で翌日に回答してもらえます。
地方銀行において、審査結果の翌日回答はとても迅速な対応と言えるでしょう。
横浜銀行のマイカーローンをまとめます。
マイカーローン名称 | マイカーローン |
金利タイプ | 変動金利 |
金利(年) | 0,9%~2,4% |
借入可能額 | 10万円~1000万円 |
借入期間 | 1年~10年 |
担保・保証人 | 不要 |
申込み方法 | インターネット・店頭窓口・郵送 |
第4位は常陽銀行マイカーローンの「JOYO車」がランクイン。
マイカーローンでも人気の常陽銀行も、地方銀行であるため利用するためには居住区・勤め先が以下でなければいけません。
上記に居住しているor勤めている場合はチェックしてみてください。
常陽銀行マイカーローン「JOYO車」のおすすめポイントは以下です。
常陽銀行のマイカーローン「JOYO車」では、繰上返済手数料が無料となっています。
他のローンの場合、繰上返済をするたびに手数料がかかりますが、常陽銀行では「何度繰上返済」しても手数料は無料です。
可能額の上限はあるものの、パートやアルバイトの方でも利用することができるのも常陽銀行のマイカーローン「JOYO車」のおすすめポイントです。
常陽銀行のマイカーローンをまとめます。
マイカーローン名称 | JOYO車 |
金利タイプ | 変動金利 |
金利(年) | 1,75%~2,35% ※借入金額が500万円以上の場合 |
借入可能額 | 10万円~1000万円 |
借入期間 | 6ヶ月~10年 |
担保・保証人 | 不要 |
申込み方法 | インターネット・店頭窓口 |
第5位は、損保ジャパンのジャパンダ・ネットマイカーローンです。
※現在損保ジャパンでは商品改定中のため、内容が変更になる場合があります
ジャパンダ・ネットマイカーローンのおすすめポイントは以下です。
損保ジャパンではマイカーローンを契約するために、わざわざ新規で口座を作る必要はありません。
あなたが現在使用している口座(信用金庫や農協の口座も利用可)から引き落としすることが可能です。
固定金利のため、「毎月の返済金額」と「総返済金額」が決まっています。
金利が変動しないぶん、家計の管理が一段とラクになります。
来店する必要がなく、インターネット・郵送で申込みOK。さらに、審査結果は迅速に回答してもらえます。早ければ申込み当日に回答してもらえることもあります。
審査結果後のキャンセルにも対応しているため、気兼ねなく申込みできます。
ジャパンダ・ネットマイカーローンの審査は、土日祝日も対応してくれます。忙しい人にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。
損保ジャパンのマイカーローンをまとめてみます。
マイカーローン名称 | ジャパンダ・ネットマイカーローン |
金利タイプ | 固定金利 |
金利(年) | 1.90%~2.95% ※①:フレッシャーズ優遇実施中 ※②:バイク割引実施中 |
借入可能額 | 20万円~1000万円 |
借入期間 | 6ヶ月~10年 |
担保・保証人 | 不要 |
申込み方法 | インターネット・郵送 |
【※①:フレッシャーズ優遇実施中】
200万円以下の借入れ、申込時満20歳~満25歳以下の方に限り適用される金利から「-0.05%」優遇されます。
【※②:バイク割引実施中】
499万円以下の借入れ、バイクを購入される方に限り適用される金利から「-0.05%」優遇されます。
条件を満たす方は、この機会に損保ジャパンのマイカーローンをおすすめします。
商品改定後の申し込み再開が待ち遠しいですね。
金利や手数料を考えてマイカーローンを選ぶ方法が基本ですが、それ以外にもマイカーローンを安くする方法はあります。
ここでご紹介するのは、「借り換え」と「中古車を購入する場合」の2つです。金利や借入金額の状況、購入する車の金額によっては安くなる可能性はあるのでチェックしてみてください。
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一つ目は「借り換え」です。マイカーローンを利用して車を購入したが、金利が高く毎月の返済が負担になっているパターン。こういった場合、金利が低いカーローンに借り換えを行うことで返済の負担を軽くすることが可能です。
しかし、金利が安いからといって、「借り換えを行えば良いか?」というと答えはNOです。注意しなければいけないポイントがあります、それは以下の3つ。
借り換えを行う場合、手数料が発生することがあります。そのため、まず確認しなければならないのは、「現在のカーローンを払い続けたときの利息総額」と新しく申し込みを行おうとしているカーローンの「利息総額と手数料の合計」です。
計算せずに金利の安さにつられて契約したものの、「総額したら返済総額が増えてしまった…」なんて問題外ですよね?目先の数字だけでなく、最終的に支払う総額を意識しましょう。
固定金利か変動金利かも確認することを忘れず行いましょう。新しく契約するカーローンの金利が、変更する前のカーローンと変更になる場合は、支払う利息総額が上がる可能性があります。
カーローンの借り換えを行う場合、基本的に車の所有者は本人でなければできません。特に注意していただきたのが、ディーラーローンで契約している場合です。ディーラーローンでは、車の所有者はディーラーになっていることが多いため、車の所有者の確認も必須です。
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結論から申し上げると、中古車でもマイカーローンを利用することは可能です。中古車であれば、新車よりも車の値段も抑えられるため、必然的に借入額も抑えられますよね。
しかし、中古車だからといって状態の良い車を購入するとなると金額もそれなりになります。その場合、新車を購入するときとほぼ変わらない借入額になってしまうことも考えられます。
ここでの本来の目的は、マイカーローンを安くすること。許容できる範囲で選ぶことは問題ありませんが、新車を購入する場合とそれほど変わらない借入額になってしまってないか、しっかりと考えて選びましょう。
マイカーローンでは新車のみに対応しているケースもあり、中古車に対応しているかどうかを確認した上で手続きを進めるようにしましょう。
中古車のマイカーローンなら、ランキングで1位に選ばせて頂いたりそな銀行「りそなマイカーローン」がおすすめです。
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マイカーローンの注意点として、ディーラーローンや銀行マイカーローン、固定金利や変動金利などのお話をしてきましたが、根本的に重要なことは「毎月の支払いを継続すること」です。
支払い遅延が続き、結果的に支払えなくなった場合、車を業者に没収される可能性もあります。あなたの信用情報にキズが付く可能性もあるので、無理なく支払える見通しを立てましょう。
見通しを立てたものの、収入面にイレギュラーが発生し、支払いが厳しくなる場合があるかもしれません。そうなった場合、借り入れているローン会社に早く相談しましょう。月々の支払い金額の設定を見直してもらえることもあります。
どうしても支払いが苦しい・できない場合は、車を売却してローンの返済に充てることも可能です。ただし、この方法は車の所有者が本人(購入者)でなければ使えません。
先述しましたが、銀行マイカーローンではなく、ディーラーローンで契約している場合の車の所有者はディーラーです。そのため、ディーラーローンで契約でローン返済が厳しくなったとしても、車の売却はできないことを覚えておいてください。
車は乗りたいけど、購入できるほどのお金を用意できなかったり、マイカーローンも使えない場合は「カーリース」を利用する方法もあります。
毎月、決まった金額の支払いを行うことで車を利用できるサービスです。
「毎月支払うなら、購入すること(マイカーローン)と変わらないのでは?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。しかし、毎月支払うといっても、支払う内容やタイミングがまったく違います。
・初期費用
・毎月の支払い
上記の2つから、購入とカーリースの費用を比較していきます。
購入時にかかる初期費用は、主に以下の項目になります。
購入する場合は、上記の費用がかかるのに比べて、カーリースの場合は初期費用はとくにかかりません。初期費用がかからない時点で、カーリースを利用するハードルはだいぶ下がるのではないでしょうか。
続いて毎月の支払いを見ていきましょう。購入する場合は、車両の分割払い分のみです。
初期費用がかからないカーリースの場合は、毎月の支払いにさまざまな料金がかかります。購入する場合の初期費用を、毎月分割して支払うカーリースでは、ほかにも以下の料金が含まれています。
※車検費用、メンテナンス代はカーリースの契約プランによります
一見すると、毎月の支払いに集約されているため「高いのでは?」と思われるかもしれません。しかし、利用期間や購入したときの維持費などを考えると、金額的には同等がそれ以下になることが多いです。
マイカーローンが使えない方にとっては、便利で利用しやすいサービスではないでしょうか。
マイカーローンについて解説してきましたが、いかがでしたか。
金利が安いランキングベスト5位をもう一度、おさらいとして紹介します。
利用するローンや金利の種類については、購入する車や用意できる資金によって変わるかと思います。
・金利が少し高くても、スピーディーにローンを組みたい場合は「ディーラーローン」
・多少の時間と手間はかかっても、金利を安く抑え所有者も自分にしたい場合は「銀行系マイカーローン」
そのうえで、固定金利なのか。それとも変動金利なのか。
利息を含めてた「総返済額」と収入のバランスを考え、あなたにあったマイカーローンを選んでください。
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