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【最新ニュース】スマホの利便性を車内でも!Android Autoサービス開始

Googleは、7月13日より車載インフォテイメント機能向けアプリ「Android Auto」の提供を開始することを発表しました。

「Android Auto」は、スマートフォンを車載するインフォテイメントシステムなどに接続することで、便利なスマートフォンの機能を安全に利用できるように開発されたものです。2014年に米国にて発表され、翌年にヒュンダイ・ソナタが初搭載。現在までに40社以上の自動車メーカーや車載機メーカーによって100車種以上の対応モデルが送り出されています。

使い方は、Android5.0(Lollipop)を搭載するスマホと車載システムをUSBケーブルで接続するだけ。これで車載のディスプレイに「Android Auto」の専用画面を立ち上げることができ、車載の音声入力やタッチパネル、コマンダーなどを使い、スマホ機能の操作が可能となります。

安全性を最優先に設計され、ディスプレイを見なくても音声操作でGoogleマップなどの便利なアプリ機能や通話やメッセージの送信ができるのが特徴。また車両との接続時は、スマートフォンの画面がロックされ、直接操作できないようになっています。

アプリはgoogleのものだけでなく、サードーパーティ製の対応アプリの利用も可能。現時点では、数百種類の対応アプリが存在するといいます(外国語対応のみのものも含む)

現時点の日本では、アウディ、VW、ホンダ、マセラティが搭載車を発売済みで、またアフターでは、パナソニックのみがAndroid auto対応のカーナビゲーション機を発売しています。

日本でのサービスは開始されたばかりですが、googleによると、たとえば「Google map」や「Google Play Music」などは既に日本語でもドライバーのニーズを十分満たす仕上がりとなっているとのこと。スマートフォンで最も普及しているAndroidスマートフォンに対応するものだけに、今後、一気に対応車種は増えていくことでしょう。

text by OHTO Yasuhiro