【最新ニュース】PSA最新クリーンディーゼル「BlueHDi」の日本導入スタート!
プジョー・シトロエン・ジャポンは、7月12日、PSAグループ開発のクリーンディーゼル「BlueHDi」搭載モデルの初導入を発表しました。搭載モデルは、プジョー、シトロエン、DSの全ブランドで展開されます。
「BlueHDi」とは、DPFとAdBlue式SCRを備えたPSAグループの最新ディーゼルエンジンの呼称で、いわゆる尿素水溶液を使用するタイプのもの。最新の欧州排ガス基準Euro6および日本のポスト新長期規制に適合しているクリーンなエンジンです。
導入されるクリーンディーゼルエンジンは、1.6Lと2.0Lの2タイプ。どちらも最新の6速ATが組み合わされます。スタンダードとなる1.6L直列4気筒ターボは、最高出力120ps、最大トルク300Nmを発揮。一方、2.0L直列4気筒ターボは、最高出力180ps、最大トルク400Nmと更にトルクフルで、スポーティグレードやサイズの大きなモデルなどに搭載されます。
各ブランドの導入車種は以下のようになります。
プジョー搭載モデル
308と308SW:アリュールBlueHDi、GT BlueHDi
508と508SW:GT BlueHDi
シトロエン搭載グレード
C4:FEEL BlueHDi
※今後、MPVのC4ピカソとグランドC4ピカソにも設定。
DS搭載グレード
DS 4:シックBlueHDi DS LEDビジョンパッケージ
DS 4クロスバック:BlueHDi
※2017年1月には、フラッグシップモデルDS 5にも設定予定
日本でのクリーンディーゼル需要や人気が高まる中、欧州各社のクリーンディーゼルも続々導入されています。そんな中、長年ディーゼル開発に取り組み、欧州に磨かれてきたPSAのクリーンディーゼルが新たな選択肢に加わったことは、歓迎すべきニュースといえるでしょう。
text by OHTO Yasuhiro