長野県松本市にある「白骨温泉 泡の湯旅館」。秘湯という呼び名が似合う山々の中にひっそりと佇んでいます。高い空へと立ちのぼる湯けむりは、情緒的で神秘的。
源泉の温度が低く長湯が出来る温泉は療養泉として有名。神経痛や冷え症などに効果があるとされています。また飲むことができる珍しい源泉で、少々癖のある酸味がかかった味ですが胃腸病、糖尿病などに効果があるといわれています。朝食で提供される、泡の湯名物「温泉粥」がまろやかな味わいで好評です。
混浴大露天風呂は女性でも安心して入れると人気です。その理由は2つあります。1つめは、入浴専用のバスタオルが厚めの生地であること。2つめに、「タオルを巻いていても、湯船につかるまでが恥ずかしい」という声に応えて、女性専用の脱衣所内からお湯に浸かった状態で混浴露天風呂に移動できるシステムであることです。お湯も真っ白で湯船の中が見えることがなく、たくさんのカップルやグループで楽しく混浴を体験することができます。
乳白色のイメージが強いと白骨温泉ですが、 泡の湯はその季節や天候により、ミルククリーム色やコバルトブルーなど様々な色合いに変化し、目でも楽しませてくれます。四季折々の変化を皆で楽しんでみてはいかがでしょうか。
白骨温泉 泡の湯旅館
長野県松本市安曇4181(白骨温泉)
0263-93-2101
http://www.awanoyu-ryokan.com/
text by 望月はる カーユニウーマン編集部