工具の世界トップブランド、TONE株式会社
http://www.tonetool.co.jp/
今やスーパーGT、D1GP、そして鈴鹿8耐など、モータースポーツ界でもその名が広く知られています。
こうした幅広いTONEの活動を盛り上げるべく、私が「TONEモタスポ応援隊長」を拝命!
私自身もレースやドリフトでTONEにサポート頂きながら、TONEの魅力を発信しています。
今回は、TONEの工場見学の写真とともに、工具あるある問題を出題致しま~す!!!
下記の工具の使い方が正しいか?○・×で答えましょう。
第1問(ソケット)
エアーインパクトレンチに手動用ソケットを装着しタイヤ交換を行った。
第2問(ソケット)
ソケットの口形状は6角と12角とあり、作業性だけを重要視して12角を使っている。
第3問(モンキレンチ)
モンキレンチでボルトを緩める際、手の力では緩まなかったので、パイプを継ぎ足してボルトを緩めた。
第4問(ドライバー)
軸が貫通しているドライバーなので、グリップ部を強くハンマーで叩いて錆びたねじに食い込ませて緩め作業を行った。
第5問(トルクレンチの保管)
能力範囲が30~140N・mのトルクレンチで作業を終えた後、(100N・mでボルト締結)トルクレンチをそのまま保管した。
第6問(ドライバー)
ドライバーは、力任せに回さずに押す力:3 回す力:7の 比率で回すとなめにくい?
第7問(工具セット)
トルクレンチには、決まっている位置を握って作業しないと正確なトルク値を得られない?
第1問(ソケット)
Ans:×
解説:動力にエアーインパクトレンチを用いた場合、手動とは比べ物にならない大きなトルクが発生します。(TONE製品AI4201で最大トルク700N・m)
よって、安全対策として、手動用ソケットではなく、より強靭性に優れ、外径が肉厚でメッキが剥がれ難い、インパクト用ソケットを選定して下さい。
第2問(ソケット)
Ans:○
ボルトをキャッチする作業性は6角よりも12角が優れている。ただし締め付け強度は変わりません。
第3問(モンキレンチ)
Ans:×
パイプの継ぎ足し行為は、想定以上のトルク値が出て、工具が破損したり怪我をする恐れがあるので、避けてください。
第4問(ドライバー)
Ans:○
ドライバーの形状は大きく2種類に分類され、軸(金属部分)がハンドルの途中まで入って固定される普通型と軸がハンドルの中心を通って末端まで出る貫通型とあります。
貫通型はハンマーなどで叩く事が出来、錆びたねじなどをショックを与えて緩める場合にも使えます。
第5問(トルクレンチの保管)
Ans:×
トルクレンチは計測機器です。保管時は最小トルク値に設定を戻して保管することによって、バネの癖が付かずに精度を維持できます。
第6問(ドライバー)
Ans:×
押す:7 回す:3の比率がねじを痛めにくい。押す力を強めにしないと外れたりなめる場合があります。
第7問(工具セット)
Ans:○
トルクレンチのグリップに位置が示されていますのでその部分を握り直角に力をかけてください。
皆さん、工具の使い方の問題、如何でしたか?
それでは、最後の問題です!
TONEには、世界的に珍しい工具セットがありますがどれでしょうか?
①樹脂の工具セット
②ステンレスの工具セット
③チタンの工具セット
④セラミックの工具セット
正解は、②
錆びにくい工具として医療現場や食品現場などで活躍しています。
TONEはスーパーGT、D1GPなどのモタスポイベントや、1月の東京オートサロン(幕張)でもブースを出展していますので、ぜひお立ち寄りくださいね。
オートサロンでは私もTONEブースでお待ちしてます。
塚本奈々美
TONEモタスポ応援隊長
HP:http://nana-jkb.com/(この度HPを完全リニューアルしました! ぜひアクセス下さい。)