マイカーローンの仮審査に通って本審査で落ちる理由とは?違いを徹底解説!

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マイカーローンを申し込む際には、ほとんどの場合、仮審査と本審査という二つの審査プロセスを経ることになります。

仮審査に通過すれば本審査に進むことができると思われがちですが、実際には仮審査に通っても本審査で落ちてしまうケースも存在します。

しかし、なぜ仮審査に通ったのに本審査で不合格になってしまうのでしょうか。

本記事ではその理由を解説するとともに、仮審査と本審査の違いについても詳しくご説明していきます。

目次

マイカーローンの仮審査に通って本審査で落ちる理由とは?


マイカーローンを申し込む時、ほとんどのローンではまず「仮審査」を受けることになります。

仮審査に通れば本審査に進むことができますが、しかし、たとえ仮審査に通っても本審査で落ちてしまうこともあると言います。
では仮審査に通ったのになぜ本審査では落ちてしまうのか、その理由を解説していきましょう。

理由1.仮審査の申込み内容に誤りがあった

仮審査では、申込み時にユーザーが提出した情報のみを基にローン会社が審査を行います。

しかし本審査ではユーザーの申告とは別に正式な情報や公的な情報を参照するため、その情報が修正される可能性があります。

例えば、収入や雇用情報、住所などの詳細が正確でなかった場合、ローン会社は仮審査時と本審査での情報の不一致を精査することになります。

その不一致の内容によっては、ユーザーの認識に対して信頼がおけない、あるいは虚偽の申告も疑われると判断され、本審査通過が見送られる可能性があります。

理由2.仮審査後に経済状況に変化があった

仮審査では現時点での経済状況や収入などを基に審査が行われますが、その後に経済状況が変化した場合、本審査で再度評価されることがあります。

例えば、仮審査時に安定した収入があったにも関わらず、本審査に進んだ後に収入が減少したり、雇用状況が変化した場合、その時点での情報を踏まえてあらためて審査を行い、その内容によっては審査落ちする可能性があります。

理由3.信用情報の照会に問題があった

ローン会社は本審査の一環として、信用情報機関への照会を行います。

信用情報というのはこれまでの個人の金融にまつわる記録のことで、重大な金融事故があれば「ブラックリストに載る」などとも言われる情報のことです。

仮審査時には信用情報の照会は行われないこともありますが、本審査時には信用情報が詳細に照会されるため、問題が浮上する可能性があります。

例えば滞納記録や債務整理、または自己破産などの履歴が判明した場合、それが過去のものであったとしてもローン会社は信用リスクを考慮し、審査通過は困難な場合が多くなります。

理由4.複数の本審査に申し込んだ

複数のローン会社に同時に本審査の申し込みを行った場合、ローン会社は信用情報を照会し、各社の審査結果を共有することができます。

もし他のローン会社での本審査で落ちているとわかった場合、別のローン会社はそれも考慮して審査を行います。また、多重債務のリスクや貸倒リスクが高まる可能性も考慮されます。

さらに、複数のローンを申し込んでいるということは「経済的に困窮しているのでは」などと判断され、審査で不利になることも考えられます。

マイカーローンの仮審査と本審査の違い


マイカーローンの仮審査と本審査はどちらも「審査」ではありますが、その違いはどこにあるのでしょうか。

それぞれで必要となる書類とあわせて、両者の違いを見ていきましょう。

マイカーローンの仮審査とは?

マイカーローンの仮審査は、貸金業者や金融機関が個人のローン申込みに対して事前に行う簡易審査のことです。

仮審査はユーザーの基本的な情報をもとに行われます。一般的にはインターネットや電話での簡単な手続きとなり、数日あるいは当日や翌日など迅速に結果が通知されるのが特徴です。

仮審査の目的は、ユーザーが基本的な審査基準を満たしているかどうかを判断することです。主な審査ポイントは、収入、雇用状況、年齢、住所などとなります。

仮審査に通過すると、ローン申込みの次のステップである本審査に進むことができます。

必要な情報(自己申告)
  • 氏名・住所・年齢などの基本情報
  • 職業・勤続年数・年収など
  • 希望する借入金額・期間など
  • 現時点での他社での借入の有無・金額など

マイカーローンの本審査とは?

マイカーローンの本審査は、仮審査を通過した個人のローン申込みに対して、信用リスクや返済能力を確認するためにより詳細な審査が行われる段階のことです。

そのため本審査ではさらに具体的な情報や書類の提出が求められることとなり、ユーザーの収入や雇用状況、資産状況、借入履歴、信用情報などが細かに評価されます。

また個人情報の部分だけでなく、購入しようとしている車両の評価や保険の有無など、融資に関連する具体的な要素も考慮されます。

本審査の結果によって、ローンの融資額や金利、返済条件などが決定されます。審査が承認されると、晴れてマイカーローンを利用することができます。

必要書類
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
  • 収入確認書類(源泉徴収票・収入証明書など)
  • 使途確認書類(自動車購入の契約書・見積書など)
  • 口座確認書類(通帳・届印・印鑑証明書など)

マイカーローンに仮審査がある理由


仮審査に通っても本審査で落ちてしまう可能性があるなら、仮審査には意味がないと思われるかもしれません。

しかし、仮審査をすることによるメリットも多数あります。

それでは、仮審査のメリットとデメリットを両方見ていきましょう。

マイカーローンで仮審査をするメリット

まずは、マイカーローンで仮審査をするメリットを挙げていきます。

結果がすぐにわかる

仮審査はインターネットや電話のみで申込むことができ、最短で当日、遅くとも数日中には結果が通知されます。

スピーディな手続きとなるため、順調に通過した場合は時間のロスを感じることはあまりないでしょう。

そして仮審査での審査落ちしてしまった場合でも、本審査ほどの時間をかけずにすぐ結果がわかるので、時間の無駄を省くとともにその後の対策も取りやすくなります。

借入可能額の目安がわかる

仮審査では希望する借入金額について審査が行われますが、通過した場合はおおよその借入可能額の目安がわかります。

この金額を元にローン計画を再検討したり、本審査に向けて借入希望額を調整することもできるので、より具体的で現実的な家計プランを立てることができるでしょう。

また、仮審査に通ったからといって必ずしも本審査に進む必要はないため、ここでキャンセルして計画を練り直すことも可能です。

審査結果が信用情報に記録されない

マイカーローンの仮審査では、信用情報に「仮審査を申し込んだ」ことは記録されますが、「仮審査に通ったか落ちたか」という結果までは記録されません。

つまり、もし落ちてしまったとしても「審査落ちした」という記録は残らないのです。

本審査で落ちた場合は審査落ちの記録が残りますから、仮審査であれば落ちた場合でもダメージが少ないと言えます。

複数申し込みができる

仮審査での多くは信用情報の照会を行わないため、複数のローン会社に仮審査の申し込みをしていたとしても、そのことが不利に働くことはありません。

本審査では複数申し込みが不利になることもあるため、仮審査の段階で複数申し込みをしてローン会社を比較検討し、もっとも自分に合った一社で本審査に進むというのもひとつの手です。

マイカーローンで仮審査をするデメリット

続いて、マイカーローンで仮審査をするデメリットを挙げていきます。

やや時間がかかる

前述の通り、仮審査に申し込むと結果が出るまでに最短当日~数日の時間がかかります。

それほど大きな時間のロスにはなりませんが、本審査に通る見込みがほぼ確実な場合などは、時間の無駄と感じることもあるでしょう。

自身の状況が変わる場合

たとえ仮審査に通っても、本審査時に自身の状況が変わっていた場合は、その時点での情報を踏まえて審査が行われます。

そのため、本審査時には状況が変わることがあらかじめわかっている場合は仮審査が無駄になってしまいますので、新しい状況になってから仮審査~本審査を行うのがスムーズでしょう。

マイカーローンの仮審査に通って本審査も通るためのポイント


それではここから、マイカーローンの仮審査にも、そして本審査にも安心して通るにはどんな点に注意すればいいのか、そのポイントをご紹介いたします。

仮審査で正確な情報を伝える

まず仮審査では、収入、雇用状況、住所、連絡先などの基本情報を正確かつ正直に申告し、書類や申込みフォームに誤りがないように注意することが大切です。

たとえウッカリであっても審査では信用にかかわりますので、仮審査といえど、正確な情報提出は本審査に進むための最低条件と言えるでしょう。

本審査に通るまで勤務先を変えない

仮審査に通った場合、その後の本審査では雇用状況が再確認される場合があります。

審査では「安定した収入源」が最重要視されますので、本審査まで勤務先を変更しないことが望ましいと言えます。

たとえ転職によって収入がアップする場合であっても、「安定性」「勤続年数の長さ」という点で、必ずしも審査に有利になるとは限らないからです。

マイカーローンに申し込む場合は、なるべく雇用や収入が安定している時期を見計らうのがいいでしょう。

本審査前に信用情報を整理する

本審査では、信用情報についての評価が行われます。

信用情報機関からの照会やクレジットスコアの評価が審査に影響を与えますので、本審査前に自身の信用情報を確認し、問題があれば修正することが重要です。

なお、信用情報機関では自分自身の情報を照会するには、インターネット上の申し込みで、数千円の手数料しかかかりません。

本審査落ちのリスクを考慮すれば、手数料や手間を惜しまず確認するのが得策です。

頭金を用意し借入額を減らす

ローンの返済能力に不安を感じる場合は、頭金を用意するのもひとつの手です。

頭金を用意してマイカーローンの借入額を減らすことができれば、本審査において有利に働きます。

なぜなら頭金を支払うことで借入額が減り、返済能力や信用リスクが改善されるため、ローン会社の審査基準を満たしやすくなるからです。

手元の資金にある程度の余裕がある場合は、頭金にまわすことも検討するといいでしょう。

保証人を用意する

本審査で信用リスクが高まる場合、保証人を用意することも有益な選択肢の一つです。

保証人には返済能力や信用履歴が良好な家族・親戚を選ぶといいでしょう。しっかりとした保証人を立てることでローン会社にとってのリスクが軽減し、本審査での通過率が高まります。

ただし、当然のことながら、保証人となる人には事前に了承を得ることが前提です。何のためのローンで返済額がいくらなのか、きちんと説明した上で保証人を頼みましょう。

本審査は厳選して申し込む

複数のローン会社に同時に本審査の申し込みをすると、信用情報への照会が重なり、審査結果に影響を与える可能性があります。

一社でも審査落ちしてしまうと別のローン会社もその情報を知って「リスクが高い」と判断するほか、ローン申し込みが重なっていると「資金繰りに困っている」と見なされてしまうためです。

そのため本審査を申し込むローン会社の選択は慎重に行い、一度に申し込むのは厳選した一社に絞ることが重要です。

なお、マイカーローンだけでなく住宅ローンや他のローンが重なった場合も意味合いは同じですので注意しましょう。

マイカーローンの仮審査を上手に活用し、確実に本審査に通るよう状況を調整していくのが望ましいと言えます。

マイカーローンを比較し、厳選して本審査に申し込もう!


今回は、マイカーローンを申し込む際の仮審査と本審査の違いや、仮審査に通っても本審査で落ちてしまう理由についてお伝えしました。

仮審査では自己申告による簡易的な審査が行われますが、本審査では信用情報を照会した上で、より具体的で詳細な審査が行われます。仮審査と違い、本審査では審査結果が信用情報に記録されるため、「本審査での審査落ち」を避けることが何より重要です。
そのためには本審査に進むマイカーローンをじっくりと比較検討し、厳選して申し込むのが良いでしょう。

なお、自身に合ったマイカーローンを選ぶには、各社の金利や特徴を把握しておくことが大切です。ぜひ下記の記事を参考に、最適のマイカーローンを探してみてください。

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