カーデイズマガジンの色々な記事で特集を組んでいるカーリース。その中でも現在業界内で注目が集まっている「おトクにマイカー 定額カルモくん」。
カーデイズ会員向けアンケートで1位を獲得し、専門家含めて作成したカーリースのおすすめ総合満足度ランキングでも1位を獲得しています。
別業界からなぜカーリース事業に参入し、今後どういった展開をお考えなのか、定額カルモくん事業でマイカーコンシェルジュを務める若林さんに話をお聞きしてきました!
定額カルモくん立ち上げのきっかけは?
カーデイズ事務局
今日はお時間頂き、ありがとうございます。早速なのですが、若林さんはどういったポジションになられるのでしょうか?
若林さん
元々はセールススタッフとしてお客様への商品提案をしていて、昨年から加盟店事業の取り組み、あとはマイカーコンシェルジュとして皆様に定額カルモくんを知ってもらうための広報に近い活動をさせてもらっています。
カーデイズ事務局
定額カルモくんを立ち上げたきっかけを教えて頂けますか?
自社の強みを活かして自動車産業を良くしたい
若林さん
自動車産業は日本の中でも非常に大きい産業で、同時に時代の変化とともに消費者と自動車の関わり方にも変化が起きていると感じています。
カーリース事業を創めたきっかけとして、ナイル株式会社は元々デジタルマーケティングという領域をメインでやっている会社でして、その弊社の強みを活かして自動車産業のDX化やデジタル化の推進といった部分でサポート出来ないかと思い、カーリース事業に参入しました。また、弊社の代表が車好きという点もきっかけの一つです。
アメリカで主流だったカーリースの販売方式にヒントを得る
若林さん
私たちが事業を立ち上げた当時は、アメリカなどではカーリースが非常に主流な販売方式になっているのに対し、日本では法人向けは普及しているものの個人向けにおいてはまだまだ知られていない状況でした。
そしてもう1つ着目したのが自動車での移動が多い地域での車の買い替え事情です。調べてみると中古車から中古車に買い替えているケースが多いようで、もしそういった人たちの中で新車ニーズがあるならば、その人たちが新車を手に入れることが出来れば、より安心安全なものが乗れるのではないかなと感じたのです。
そこで新車を手に入れる金額面のハードルを下げるために“定額で料金がリーズナブルなカーリース”は有効な手段になるだろう、と思った次第です。
カーリース事業に対する社内の反応は?
カーデイズ事務局
なるほど。マーケティングのノウハウをベースに海外を含めたリサーチを行って事業化に繋げていたのですね。とはいえ既存事業とは異なる業界への参入。社内ではどういった反響だったのでしょうか。
ITの会社が、なぜ急に自動車という声
若林さん
新規参入っていうと結構ワクワクするかなって思われるかもしれないのですが、結構堅実的な意見が多かったですね。やっぱりIT企業として入社されている方が基本なので、「え、自動車?」といった声は社内でも結構ありました。
そんな声も飛び交う中、試行錯誤をしながらサービスのリリースを迎えました。
マーケティングの強みを活かしたスピード改善
若林さん
いざ事業が始まってみると、自社の強みを活かしてどうやって事業を成長させられるか、という点に議論は切り替わっていました。
マーケティングを強みとしている会社なので、PDCAサイクルがとても早く、どこがダメなのかとか、どこをどうしたら良くなるのかという議論はサービス立ち上げ当初から頻繁に行われていました。
定額カルモくんの反響や評判は?
カーデイズ事務局
お客様からの反響や評判はいかがでしたか?
最初は全然ダメでした
若林さん
最初全然反響が無くて。なかなか問い合わせやお申し込みには至らず、この事業部大丈夫なの?と言っているような人も結構いましたね。ただそこで諦めるのではなく、マーケティングの取り組みを色々と見直していき、そうすることで徐々に徐々に契約数を伸ばしていきました。
あと、色々な部署からの意見を集められたのが大きかったです。Webサイトへのアクセスデータ解析をする人がデータの観点で発言したり、セールスから声が上がってきたり、更にはお客様インタビューも行っていきました。
新車であること以外の喜びも
若林さん
とあるお客様で、ずっと安めの中古車に乗っていて壊れたらまた安めの中古車に乗ってというのを繰り返していた方がいました。その方が定額カルモくんを通じて初めて新車に乗り、安全装置が充実していて長く安心して乗れるという点で大変喜んで頂きました。
また一部の方では、料金が本当に安くてかつ定額になっているので貯金が出来るようになったというようなお声もお聞きします。
定額カルモくんの特徴は?
カーデイズ事務局
お客様に喜ばれている定額カルモくんの特徴はどういったところにあるのでしょうか。
日本初の新車11年リース
若林さん
定額カルモくんの特徴の1つ目として、日本で初めて新車で契約年数11年リースという仕組みを作りました。11年間でリースをするので、その分月額料金が安く抑えることができるというところが非常にメリットになっています。
以前は自動車の耐用年数が10年ないケースもあったと思うのですが、今は本当に技術が上がってきているので車の寿命が15年から20年ぐらいに上がってきていますから、11年リースでも問題なく乗り続けられるようになりました。
長期リースで月額料金を下げることによって、初期費用も月々の維持費も抑えてマイカーに乗れますし、セカンドカー、サードカーという使い方をしていく方にもお勧めです。
リースなのに車がもらえる
若林さん
定額カルモくんの場合は、最後に車がもらえるシステムがあります。リースというと契約終了時に返却するというのが基本で、乗り換えがしやすいという意味ではメリットかもしれませんが、ずっと乗り続けたい人からするとデメリットに感じることがあると思うのです。
このシステムを使って頂くことで、リースなのに最後は車がもらえるので、これもおすすめポイントです。
メンテナンス費用も月額料金にコミコミ
若林さん
あと、月額料金の中に作業費用が含まれていることに加え、そのメンテナンスに関わる部品の月額料金も組み込むようにしていっています。
私が担当している加盟店事業では、加盟店さんが販売の窓口としてだけではなく整備が出来るようにサービスの拡充を進めています。加盟店は今50店舗を超え、今後は500店舗ぐらいまで拡大していきたいと考えています。
お客様に寄り添ったご提案
若林さん
弊社のセールスでは、お客様に寄り添ったご提案を大事にしています。
直接契約される方とお話する機会があった際、「他社にするか悩んだものの、セールスの方がすごく良かったからカルモくんにしました。」と言ってくださり、なんと担当したセールスの名前まで覚えてくださっていたことがありました。こういった関係作りが出来ているのが弊社の強みだと思っています。
もし何かご要望があれば言って頂きたいと思いますし、もし現時点では対応できなかったとしても、改善をなるべく図れるようにはしていきたいと考えていますので、是非気軽にお申し込み頂きたいですね。
定額カルモくんで今後取り組みたいことは?
カーデイズ事務局
定額カルモくんで今後予定している取り組みはあるのでしょうか?
若林さん
今後どうしてきたいかと言いますと、ラインナップの充実ですね。戦略的な部分なので社外秘なのですが、ここは強化していきます。
あとはリースでのマイカー所有という部分の認知をもっと拡げていきたいですね。購入と比較するとまだまだ浸透していないと感じる部分があり、業界全体が盛り上がるように取り組んでいきたいです。
マイカーを所有したいと思っても初期費用や月額費用がハードルで持てないということがないように、マイカーの概念をどんどん変えていきながら、移動を楽しめるような社会というのを作っていきたいと思っています。
最後に何かメッセージがあれば
カーデイズ事務局
お客様に何かメッセージ等があれば、お願いします。
若林さん
これからもお客様目線に立って、どうすれば使いやすいのか、どうすればいいサービスなのかを追求していこうと思っています。ただし、お客様にこういったメッセージや考えが届かなければ意味がないので、契約の有無に関わらずお客様の声をしっかり把握しながら取り組んでまいります。
そして、自動車の業界で最先端の事業を誇れるような会社にしていきたいと思っています。
インタビューを終えて
デジタルマーケティングを駆使してきた会社だからこそ見えているものがあり、そしてそれだけではなくお客様の声をしっかりと聞きながらPDCAを回していくという意外とアナログな側面もあり、オンラインとオフラインを上手く活用しながら進化を続けているのだなと感じました。
若林さん、ありがとうございました!
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