アクアのカーリースでお得なのはどこ?料金が安いおすすめ5社の比較結果を大公開!
トヨタ アクアは低燃費で小回りの利く使い勝手のいいコンパクトカーとして長く愛されロングセラーとなっています。
2021年7月にフルモデルチェンジして2代目となり、さらに燃費性能もアップ。人気は衰えることなくますますの支持を集めています。
そこで今回は、そんなアクアにカーリースで乗るメリットや、人気5社の月額料金比較シミュレーションなどをご紹介いたします。
カーリースするならアクアがおすすめ
トヨタのハイブリッドモデルとして、プリウスに並んで長く愛されてきたコンパクトカーがアクアです。
ハイブリッドのコンパクトカーとしては定番モデルとも言えるアクアですが、購入するだけではなく、カーリースで新車に乗ることも可能です。
それでは、カーリースでアクアに乗る際のおすすめポイントを3つ見ていきましょう。
ポイント1:月々定額料金で安心
カーリースは「車のサブスクリプション」とも呼ばれ、月々定額料金であるのが特徴です。
カーローンを組んで購入する場合も毎月ほぼ一定の金額で返済していくことは可能ですが、カーリースの場合は車両本体価格だけでなく、税金や自賠責保険、初期費用など車にまつわる費用の多くがコミコミになった上での定額料金です。
リース期間中はずっと同じ月額料金のため、家計の資金繰りの見通しが立てやすくなります。
急に何かの諸費用が発生するということもなく、車にかかる費用の総額も分かりやすいので、お金や家計を細かく管理したい方、また逆に、管理が苦手だから定額がいいという方にもおすすめです。
ポイント2:頭金や初期費用がいらない
車を購入する場合とカーリースの場合とで最も大きく異なるポイントは、頭金や初期費用の有無です。
車を購入する場合は一般的に頭金として、車両本体価格の2~3割を用意します。アクアの新車価格は約198万円~260万円ですから、約40万円~78万円程度の頭金プラス初期費用が必要ということになります。
カーリースでは頭金と初期費用は0円ですから、いわば「手ぶら」でアクアの新車に乗ることができます。
社会人になって間もない方や、結婚や出産、引っ越しなどを控えてあまり現金資産を減らしたくない方など、頭金なしで新車に乗り始められるのは嬉しいポイントです。
ポイント3:経費としての計上が可能
あまり知られていないことですが、個人事業主や自営業をしている方がカーリース車両で仕事をした場合、そのリース料を全額経費として計上することができます。
カーリースでなく購入した場合でももちろん経費にできますが、その場合、車は不動産のような「資産」として扱われ、減価償却という仕組みで経費を計上することになります。
たとえ現金一括購入したとしても、減価償却では数年にわたって少額ずつ経費計上となるため、購入時の負担が大きくなります。またカーローンを利用した場合、経費計上できるのはローンの利息のみとなってしまいます。
その点、カーリースでは毎月のリース料を全額まとめて経費にできます。
リース料に含まれている税金や諸費用を勘定科目ごとに切り分ける必要もないので、会計が非常にラクになります。
アクアをカーリースするメリット3つ
それでは、ここでアクアをカーリースすることによって得られるメリット3つを見ていきましょう。
メリット1:月々の出費を把握しやすい
カーリースは月々定額で、車両本体価格だけでなく、税金や車検などの費用もコミコミの金額となっています。
契約時に決まったリース料はリース終了時まで変わらないため、数年先までの月の出費を1円単位であらかじめ把握しておくことができます。
家計のうち、車にどれくらいお金を使っているのかが分かりやすくなるとともに、変動もないため余計なストレスがかかりません。
メリット2:まとまったお金の用意がいらない
カーリースでは、最初に払う頭金や初期費用が0円です。
このため、マイカー貯金などまとまった金額を用意することなく、すぐに車に乗り始めることができます。
たとえば、急な転勤で車が必要な地域に引っ越すことになった方、結婚や出産でお金の余裕がなく、家計もバタバタしていて定額の方が安心という方にもカーリースはおすすめです。
これまでマイカーを持つのはある程度ハードルが高いことでしたが、カーリースというサービスによって車に乗ることが身近になり、車の便利さを享受できる人が増えてきているのです。
メリット3:急な出費の心配不要
車を持つと、毎年5月の自動車税や2年に1度の車検など、忘れた頃にまとまった金額の出費があります。
これらは生活の中で意外と馬鹿にできないストレスとなり、支払いを忘れないよう覚えておく労力や、出費後は少しでも倹約に努めなくてはという気苦労など、生活全般に影響を与えます。
たとえば車検は年式や車種によっては10万円以上かかる高額のイベント。しかも車検切れで公道を走れば免停になってしまいますから、待ったなしでの金策を迫られてしまいます。
その点カーリースであればこれらのストレスから完全に解放され、定額の月額料金だけなので家計の管理も簡単です。
アクアの基本スペックと魅力
さて、ここまでアクアをカーリースした場合のポイントやメリットをお伝えしてきましたが、ここではアクアの基本スペックと魅力をご紹介しましょう。
アクアの基礎的なスペック
車種名 | アクア(※以下は新型アクアのスペックです) |
---|---|
グレード | B、X、G、Z(ハイブリッドモデルのみ) |
駆動 | 2WD/4WD |
乗車定員 | 5名 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,050×1,695×1,485 |
エンジン | 1.5L直列3気筒 |
燃費 | 33.6~35.8km/L(WLTCモード) |
アクアは2011年に登場したトヨタのコンパクトカーで、プリウスに続く量産型ハイブリッドカーです。
ウリはもちろんハイブリッド専用車であること。世界初の量産ハイブリッドであるプリウスと同様のシステムを採用していますが、プリウスより軽量のアクアにはパワートレインも軽量のものを搭載することがカギとなり、燃費や走行性能においてライバル車を長く引き離してきました。
登場から約10年もの長きにわたりフルモデルチェンジを行わなかったにもかかわらず、安定した販売台数を維持し続けたことも特筆すべき特徴です。
これはひとえに、初代モデルの能力が高かったゆえにマイナーチェンジのみでも人気が衰えることがなかったからでしょう。
そして2021年7月、ついにフルモデルチェンジが実施され、ヤリスと同様のプラットフォームを採用、最新の安全装備を備えた2代目モデルへと生まれ変わりました。
外観は初代よりもさらに曲線的で丸みを帯びた柔らかい表情となり、カラーバリエーションもベージュやカーキなど落ち着いたアースカラー系が追加されています。
またアクアのポイントでもある世界トップクラスの燃費性能も2代目ではさらに向上しており、初代が最大29.8km/Lだったところ、33.6~35.8km/Lという驚異的な低燃費を実現。プリウスやヤリス・ハイブリッドと並ぶ低燃費車となっています。
ちなみに、海外ではアクアではなく「Prius C」という名前で販売され、プリウスとともにエコで低燃費な日本車として親しまれています。
アクアの魅力とは?
アクアの魅力は、低燃費であることはもちろんですが、他に小回りと快適性が挙げられます。
プリウスの弟分のようなハイブリッドのアクアですが、プリウスでは少し大きく感じるという方にはアクアがうってつけ。小回りが利くので狭い路地や駐車場でも取り回しが楽であり、運転初心者にもおすすめしたい安心できるコンパクトカーです。
また、2020年に登場した同じくコンパクトカーのヤリス・ハイブリッドは見た目や性能がアクアとかぶる一面があります。ヤリスは、トヨタが持てる技術の粋を尽くした肝入りのモデル。特にその走行性能はグローバルを意識した質の高さで国内外から評価されています。
サイズや燃費はそっくりですが、あえて言えばヤリスは走行性、アクアは快適性に優れており、日々の買い物や街乗りなど、ちょっとした場面での使い勝手や居住性でアクアを選ぶ人も多くいます。なお、今回のフルモデルチェンジで室内居住性がアップしたことで更に快適性は向上しています。
また新型アクアではトヨタ車で初めて「快適ペダル」を採用。アクセルペダルのみでのコントロールを可能とし、踏み替え回数を減らすことでより安全・快適な走りを実現しました。
これはライバル車である日産 ノートも「e-Powerドライブ」として取り入れているワンペダル操作で、アクアの新たな武器として注目を集めています。
ライバルひしめくコンパクトカー市場で10年余り信頼を築いてきたアクアは、更なる燃費性能と快適ペダルで、再び大躍進を遂げようとしている期待のモデルです。
アクアをカーリースした場合の人気5社を徹底比較
ではここからは、実際にアクアをカーリースした場合の月額料金のシミュレーションを見ていきましょう。
取り上げたのは人気カーリース5社で、グレードは上級グレードの「G」、5年リースという条件で比較してみました。
ただし、2021年9月時点では「新型(2代目)アクア」を扱うリース会社と「初代アクア」を扱うリース会社が5社の中で混在しています。
今後、初代から新型へとラインナップが切り替わった際には月額料金等も変わる可能性がありますのでご了承ください。
人気ランキング1位:KINTO
カーリース名 | KINTO |
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グレード | G(2WD)※新型アクア |
リース年数 | 5年(60回払い) |
月額料金 | 45,870円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
|
メンテナンスプラン | 「トヨタメンテナンス」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | 1,500km/月 |
KINTOで新型アクアをカーリースすると月額45,870円となりました。
KINTOの月額料金には、一般的なカーリースではほとんど含まれることのない「任意保険」が含まれています。
KINTOはトヨタの運営するカーリースですので、当然ながら、いち早く新型アクアをラインナップしています。
新型アクアに乗りたい方はKINTOを要チェックです。
人気ランキング2位:定額カルモくん
カーリース名 | 定額カルモくん |
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グレード | G(2WD)※初代アクア |
リース年数 | 5年(60回払い) |
月額料金 | 50,654円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
|
メンテナンスプラン | 「シルバー」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | 1,500km/月 |
定額カルモくんでアクアをカーリースすると月額50,654円となりました。
なお、ここでは含めていませんが、カルモくんではリース満了後に車がもらえるオプションがあったり、7年以上のリース年数であれば走行距離が無制限になったりと、ユーザーのニーズに応じて幅広い選択肢が用意されています。
人気ランキング3位:リースナブル
カーリース名 | リースナブル |
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グレード | G※初代アクア |
リース年数 | 5年(60回払い) |
月額料金 | 41,800円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
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メンテナンスプラン | 「シンプルプラン」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | プランにより異なる |
リースナブルでアクアをカーリースすると月額41,800円となりました。
業界最安をうたうカーリースだけあって、4万円強でアクアがカーリースできるのはトップクラスの安さと言えます。
この価格でオプション装備やメンテナンス内容もぬかりがない点も見逃せません。
人気ランキング4位:コスモMyカーリース
カーリース名 | コスモMyカーリース |
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グレード | G(2WD)※新型アクア |
リース年数 | 5年(60回払い) |
月額料金 | 48,290円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
|
メンテナンスプラン | 「シルバーパック」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | 1,500km/月 |
コスモMyカーリースで新型アクアをカーリースすると月額48,290円となりました。
オプション装備のカーナビはパイオニアの「楽ナビ」、ETCとバックカメラも同じくパイオニア製となっています。
ガソリンスタンド系列のカーリースなので、安心してメンテナンスを任せられるのも嬉しいポイントです。
人気ランキング5位:MOTAカーリース
カーリース名 | MOTAカーリース |
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グレード | G(2WD)※新型アクア |
リース年数 | 5年(60回払い) |
月額料金 | 56,540円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
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メンテナンスプラン | 「通常パック」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | なし |
MOTAカーリースで新型アクアをカーリースすると月額56,540円となりました。
オプション装備は、アクセサリーパックとしてドラレコを含む6点セットがお得な価格となっているほか、走行距離制限がないことも大きな特徴。
また、今回ご紹介した5社の中で、トヨタのKINTO以外では唯一、いち早く新型アクアをラインナップしています。
アクアをカーリースした場合の安い順ランキング
それでは、上記の月額料金シミュレーションを基に、アクアをカーリースした場合の安い順ランキングを見ていきましょう。
なお、金額だけでなくオプションなども含めて総合的なランキングとしています。
安い順ランキング1位:KINTO
カーリース名 | KINTO |
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取扱い車種 | トヨタ車・レクサス車の一部 |
オプション装備 | 所定パッケージから選択 |
月額料金 | 月額1万円台~(アクア例:45,870円) |
契約期間 | 3年・5年・7年(レクサス車は3年のみ) |
走行距離の上限 | 1,500km/月 |
KINTOは自動車メーカーのトヨタが運営するカーリース会社で、トヨタ車とレクサス車をラインナップしています。
シミュレーションでは新型アクアが5年契約で45,870円となりました。
月額料金だけを比較すると2位となりますが、「任意保険もコミ」の金額である点を考えると、最も安いリース会社と言えるでしょう。
自動車メーカーのカーリースですから、当然自社の新型モデルをいち早く扱っています。途中で車種を乗り換えられるプランもありますので、トヨタ・レクサス車の新モデルに乗りたい方は必見のカーリースです。
安い順ランキング2位:リースナブル
カーリース名 | リースナブル |
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取扱い車種 | 乗用車約30車種、商用車約7種 |
オプション装備 | 所定パッケージから選択 |
月額料金 | 月額6,600円~(アクア例:41,800円) |
契約期間 | 3年・5年 |
走行距離の上限 | プランにより異なる |
業界最安の月額料金を目指しているカーリース会社が、リースナブルです。
他のカーリースと比べると選べる車種やグレードなどがかなり限定されてしまいますが、人気車はしっかり押さえてあります。
シミュレーションではアクアが5年契約で41,800円で、月額料金だけの比較では5社の中で最安となりました。
リースナブルは、ラインナップを人気車に絞ることでこれだけの安さを実現しています。
アクアをはじめとした人気車をカーリースしたい場合はぜひチェックしたいカーリースとなります。
安い順ランキング3位:コスモMyカーリース
カーリース名 | コスモMyカーリース |
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取扱い車種 | 国産全車種から選べる |
オプション装備 | 自由に設定可能 |
月額料金 | 月額8,140円~(アクア例:48,290円) |
契約期間 | 3年・5年・7年・9年 |
走行距離の上限 | 月500km、1,000km、1,500kmから選べる |
コスモMyカーリースは、ガソリンスタンドでおなじみのコスモ石油が運営するカーリースです。
シミュレーションではアクアが5年契約で48,290円となりました。
ただ、コスモMyカーリースでは走行距離の上限を低く設定することで月額料金をさらに抑えることも可能です。
また、ガソリンスタンドが運営するカーリースならではの特徴として、系列SSで給油するとガソリン代が割引きになるサービスがあり、トータルの維持費が下げられるのは嬉しいポイントです。
安い順ランキング4位:定額カルモくん
カーリース名 | 定額カルモくん |
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取扱い車種 | 国産全車種から選べる |
オプション装備 | 自由に設定可能 |
月額料金 | 月額1万円台~(アクア:50,654円) |
契約期間 | 1~11年まで1年単位で選べる |
走行距離の上限 | 1,500km/月(リース期間6年以下の場合。7年以上は制限なし) |
定額カルモくんは、ユーザーのニーズに合わせて多彩なプラン設定ができるカーリースです。
シミュレーションではアクアが5年契約で50,654円となりました。
リース期間が1年~11年の中で1年単位で自由に選べることをはじめ、リース終了時に車がもらえるオプションがあるなど、自身に合ったプランを細かく設計できるのが魅力となっています。
安い順ランキング5位:MOTAカーリース
カーリース名 | MOTAカーリース |
---|---|
取扱い車種 | 国産全車種から選べる |
オプション装備 | 自由に設定可能 |
月額料金 | 月額5,610円~(新型アクア例:56,540円) |
契約期間 | 5年・7年・11年 |
走行距離の上限 | なし |
MOTAカーリースは、老舗の自動車Webメディア「MOTA(モータ)」が運営するカーリースです。
シミュレーションでは新型アクアが5年契約で56,540円となりました。
今回比較した5社の中では最も高い月額料金ですが、走行距離の制限がなく、車のカスタムが自由であることが大きな特徴です
MOTAカーリースは一般的なカーリースの仕組みである「残価設定」がありません。残価設定がある場合、リース終了時に返却する車両の残価(車の価値)をあらかじめ差し引いた車両価格で月額料金が算出されます。
残価設定があると、リース終了時に見込んでいた残価がない場合は追加精算が必要な場合がありますが、MOTAカーリースはこれがないため月額料がやや高く、また走行距離制限がなくカスタムが自由なのです。
カーリースでお得にアクアに乗ろう!
今回は、アクアをカーリースした場合のメリットや、人気5社での月額料金シミュレーションなどをご紹介しました。
アクアは何と言っても低燃費であることに加え、運転初心者からシニアまで幅広い層におすすめできる、運転しやすいコンパクトカーです。
小回りが効くほかトヨタの最新の安全装備も備わっており、フルモデルチェンジによって居住性もアップしています。
カーリースであれば頭金や初期費用ナシで新車に乗り始められるため、すぐにアクアに乗りたい方におすすめです。