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【最新ニュース】Cクラス初のオープンカー!メルセデス・ベンツCクラスカブリオレに試乗

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メルセデス・ベンツの大人気モデルのCクラスに、新たにオープンモデルである「Cクラス カブリオレ」が登場しました。

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これは、メルセデス・ベンツの4シーターオープンの新たなエントリーモデル。最新世代のモダンなスタイルと様々な先進機能を備えながら、従来のエントリーモデルだったEクラスカブリオレよりも価格を抑えたことが大きなポイントです。

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試乗に連れ出したのは、エントリーグレードの「C180スポーツ カブリオレ」。エントリーといえどもスペシャルティなオープンカーですから、基本装備は充実しており、ほとんどのアイテムが標準。オプションは、「レザーエクスクルーシブ パッケージ」のみ。これさえ付けてしまえば、フルオプションとなります。

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エクステリアは、AMG仕様の内外装となるスポーティな仕上げで、かなりクールな印象。Cクラス設計段階からオープン化を意識していたというだけに、スタイルもかっこよく、細部の作り込みなどバランスのよさが光ります。電動ソフトトップは、開閉時間が20秒ほどですが時速50kmまでは走行中も作動するので、信号待ちなどのわずかな時間でも気軽に開閉が可能です。また、クローズ時は外部の音をかなり遮断してくれるので、クーペのような快適さがあるのも嬉しいところ。

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気になる風の巻き込みも抑えられており、先のパッケージオプションを装着すれば、車内への風の巻き込みを抑える「エアキャップ」と前席の首元を温めてくれる「エアスカーフ」が装着されるので、より快適なオープンエアが楽しめます。特にエアキャップは、後部座席に人を乗せる機会が多い人はあった方が喜ばれるでしょう。

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インテリアや操作系は基本Cクラスと共通なので、使い勝手は良好。後部座席も実用に耐えるスペースを備えているので、日常での使い勝手もよさそうです。

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パワートレインは、156psの1.6Lターボエンジンに9速ATの組み合わせ。スペックは平凡ですが必要十分なパワーは備えており、加速性能も不満はありません。もっとも上位モデルのC300カブリオレ スポーツとの価格差が160万円もあるので、基本装備には差がないC180カブリオレ スポーツを選んでおくほうがベターでしょう。

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唯一の弱点は、トランク開口部とオープン時のトランク容量の狭さ。こればかりは仕方ないところ。ただソフトトップを閉じていれば、トランク容量は最大限活用でき、さらにトランクスルー機構も備えているので、荷物が多いときはクーペライクな使い方をすれば多くの状況をカバーできるでしょう。

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スタイリッシュで実用的。そして、意外と探すと少ない4座仕様のオープンカーであるCクラスカブリオレ。メルセデスオープンで今一押しなのは、間違いなさそうです。

text & photo by OHTO Yasuhiro