【新車情報】ekスペース/ekスペースカスタムがマイナーチェンジで新デザインに

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三菱の軽スーパーハイトワゴン「ekスペース」と「ekスペースカスタム」が、2016年12月にマイナーチェンジ。フロント周りのデザインが一新されると同時に、グレードや装備が見直されました。

ekスペースのデビューは2013年。ダイハツ「タント」が開拓した軽スーパーハイトワゴンというジャンルに投入され、ekワゴンとともに三菱の軽自動車を牽引するモデルとして登場しました。開発は日産とのジョイントベンチャー「NMKV」で行われ、姉妹車として日産「デイズルークス」も同時に登場しています。今回のマイナーチェンジは、発売から3年がたってグレード構成の見直しや装備のアップデートが行われたものです。

目次

標準車とカスタムのキャラクターがより明確に

ekスペース/ekスペースカスタムの両方とも、フロントマスクが大幅に変わりました。ekスペースは丸みを帯びたより親しみやすい顔つきに、ekスペースカスタムは三菱の共通意匠「ダイナミックシールド」が採用された精悍なものにチェンジ。それぞれのキャラクターをより明確にするデザイン変更が行われました。

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ekスペース

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ekスペースカスタム

ボディカラーは、ekスペースが11タイプ、ekスペースカスタムが、9タイプ。ekスペースではドアミラーやルーフがホワイトに、ekスペースカスタムではブラックになるツートーンスタイルもそれぞれ3タイプずつ用意されています。

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ekスペースカスタム

インテリアは、シート生地がそれぞれのエクステリアに合わせたものに変更された程度で、見た目に大きな変更はありません。でも、ekスペースシリーズの特徴的な装備であるリヤサーキュレーターにナノイー放出機能が採用されたり、室温上昇の抑制や降雨時の雨音低減に効果を発揮するフェルトが天井内側全面に追加されたりと、快適性アップが図られています。UVカットガラスにIR(赤外線)カット機能が追加されたのも、ポイントです。

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「Safety package」を新設定。標準車でもターボが選べるように

グレード展開は、ekスペースが、「M」「M e-Assist」「G」「G Safety Package」「T Safety Package」の5グレードに。「T Safety Package」は、ekスペース初のターボエンジン搭載モデルで、「パワフルなターボがほしいけど、やさしいデザインの方が好き」という方にピッタリのモデルです。ekスペースカスタムは、自然吸気の「カスタムG」とターボエンジンの「カスタムT」にそれぞれe-Assist かSafety Packageが選択できる、4グレード。

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マルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)

e-Assistは、低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM-City」と誤発進抑制機能(前進時)からなる、運転支援システムが装備されたもの。Safety Packageは、さらにマルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)と自動防眩機能付ルームミラーがセットされたものと考えるとよいでしょう。カスタムの場合、さらにオートマチックハイビームとオートライトコントロールも装備されます。

価格はekスペースが123万9840円~169万200円。ekスペースカスタムが156万8160円~193万5360円。

日産デイズルークスも同時にマイナーチェンジ!

姉妹車であるデイズルークスも、同時にデザイン変更を含めたマイナーチェンジを実施しています。ekスペースカスタムがダイナミックシールドを採用したように、デイズルークス ハイウェイスターには最新の日産車に共通するデザイン「Vモーショングリル」が採用されました。また、デイズルークスには新たにオーテックジャパンのカスタマイズモデル「ボレロ」が追加されています。価格は、130万6800円~203万7960円。

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デイズルークス(左)、デイズルークス ハイウェイスター(右)

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デイズルークス ボレロ

2016年11月の月間販売台数ランキングを見ると、ホンダ「N-BOX」が日産「ノート」に次いで2位、ダイハツ「タント」が8位と、軽スーパーハイトワゴン人気は明らか。マイナーチェンジで魅力アップしたekスペースやデイズルークスが、どれだけライバルたちに迫るのか、12月以降のランキングに注目したいところです。

<関連リンク>
三菱ekスペース
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/ek_space/

三菱ekスペースカスタム
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/ek_space_custom/

日産デイズルークス
http://www.nissan.co.jp/DAYZROOX/

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発売はリーフよりも早かった!三菱の電気自動車i-MiEV
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text by 木谷宗義+Bucket
画像提供:日産自動車、三菱自動車工業

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