『第4回くるまマイスター検定 横浜会場』レポート

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開始前から、ピンとはりつめた緊張感が漂う試験会場を、開催記念プレゼントのルノー・トゥインゴが見守っています。

11月27日に、第4回くるまマイスター検定が開催されました。主催は、一般社団法人 日本マイスター検定協会。

「車の魅力をもっと知って、もっと車のことを好きになる」そんな思いを胸に、車文化の醸成と発展を願って開催され、年々受検者が増加。第4回となる今回は、3千人を大きく上回る受検者が全国12会場で検定試験に臨みました。

くるトピ編集部は、横浜会場で準備から終了まで密着取材を敢行、公式レポートより一足早くお届けします。“試験”の響きを耳にしただけで、背筋がピンとするような緊張感が走りますが、会場は正に“試験会場”でした。

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横浜会場は、横浜駅前の日産グローバル本社ギャラリーにある「日産ホール」でした。

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日産グローバル本社ギャラリーでは、最新の日産各車に観て触れることができる他、往年の名車も企画展示されていることがあり、休日は大勢の来場者で賑わっています。

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試験対策として参考書となる公式ガイドブックがあり、試験開始直前までそれを読み込む受検者の姿が多く見受けられました。

目次

自分の知識レベルを確認できる各級を設定

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鉛筆を走らせる音だけが聞こえる、静粛な試験会場。試験官が会場中に配置され、その独特な雰囲気から、大学入試を思い出した受検者もいるのではないでしょうか?

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くるまマイスター検定では、ジュニア・3~1級が設定されています。

スタンダードな3級とは、一体どれくらいのレベルなのでしょうか?くるまマイスター検定事務局の運営担当者にお聞きしました。「車が少しでも好きで、公式ガイドブックをしっかり読み込んで受検して頂ければ、3級は合格がぐっと近づきます。もちろん試験ですから、合格するのが一番良いのですが、この検定試験を通じて、きっと、車の魅力や奥深さ、そして楽しさに気付くことができると思います。」(運営担当者)、とのこと。合格が全てじゃない、様々な気付き、学びが得られるということですね。

各級の問題は100問(ジュニアのみ50問)。回答時間は1時間。級が上がるごとに、合格するための正解率が高くなります。ちなみに、1級ともなると8割正解しないと合格できません。2級、1級に合格するためには、より幅広い知識が求められるようですが、運転免許を持たない中高生でも2級合格者が過去にいるそうです。今回も、小学3年生の竜誠君が2級に挑戦していました。

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お父さんと受検していた竜誠君(小3)は、3級、2級両方に挑戦。

撮影したのは3級受検後ですが、余裕の表情。好きな車はスバル・レヴォーグ。

次回のくるまマイスター検定は2017年11月開催を予定

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横浜会場では、試験終了後、くるまマイスター検定応援団長のテリー伊藤さん

同応援団員の竹岡圭さん、まるも亜希子さんらによるトークショーがありました。

試験が終わってから受検者の姿を観ていると「(合格ラインまで)できた!」「(合格する手応えが無く)また来年も受検します」など悲喜交々。「お前、(解答は)どれにした?」と友人と話している様子は、まるで高校の期末試験後のようでした(笑)。でも、悲壮感などはなく、受検者の皆さんは楽しそうです。

「楽しむ」これが、くるまマイスター検定のキーワードのひとつと言えるのではないでしょうか?

会場に来ていた業界著名人や、日産自動車中村史郎専務取締役からも、「ぜひ、(くるまマイスター検定を)ずっと続けて欲しい。」という声が聞かれ、気を引き締めていた事務局担当者によると、次回は来年11月開催を予定しているとのこと。まだ受検したことが無い人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

くるまマイスター検定ホームページ
https://www.meister-kentei.jp/car/

text & photo by くるトピ編集部

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