どんなクルマにも必ず名前がありますが、特に国産車は単なる記号ではなく、何か意味を持ったネーミングがほとんど。
そこには、クルマ好きでも意外と知らないメーカーの想いやエピソードも隠れていたりします。
今回はそんな、意外と知らない車名の由来についてご紹介♪
トヨタ
透明感のあるクリーンなイメージと、誰もが必要とし、大切にするイメージからラテン語で「水」を意味する”AQUA(アクア)”と命名。また、水のように自由な広がりを持つことで、多くの人に楽しんでもらうことを願っている。
「トヨエース」に由来し、英語で「高級な」「より優れた」という意味の”HIGH”と”ACE”を合わせた造語。
“PUBLIC”と”CAR”を合わせた造語で、「国民から愛されるクルマ」という意味。名称は一般から募集し、110万通近い応募の中から決定した。
ラテン語で「~に先駆けて、~に先立って」という意味。
英語の「LAND(陸)」と「CRUISER(巡洋艦)」を合わせた造語で、「陸の巡洋艦」という意味。
日産
自然界において葉が大気を浄化するように、「日産リーフ」が走行時の排出ガスを無くすことを意味している。
「毎日をリズミカルに楽しく」という意味を込めて”NOTE(「音符」の意)”、また「そんな毎日を記録する」という意味も込めて”NOTE(「ノート」の意)”。
「楽しく、わくわくする毎日(DAYS)」を提供できるように命名。
アルファベット表記の”Z”は「毎日を昨日までと違う楽しい日々に変えていく」という意味を込めて、“DAYS”の“S”を反転した“DAYZ”というつづりにしている。
「美しいお嬢さん」という意味。Zは未知への可能性と夢を意味している。
ホンダ
NEW、NEXT、NIPPON、NORIMONOの頭文字から「N」を共通のネーミングワードとし、Hondaの軽ブランド復権を意志表明している。
オデッセイは「長い冒険旅行」という意味。語源は古代ギリシャの長編叙事詩Odysseia(オデッセイア/主人公オデッセウスが体験する10年間の冒険物語)からきたもの。
英語で「洞察力」「眼識」という意味。「ハイブリッドカーの本格的な普及という新しい時代の到来を洞察するクルマ」として命名。
スズキ
イタリア語 で「秀でた」「優れた」の意味。
シナモン入りエスプレッソコーヒーであるカプチーノが、小さいけれどちょっとクセのあるお洒落な飲物であることから、クルマのイメージと重ねて命名。
スズキの「スズ」と光明の「ライト」を合わせた造語。業界で活躍し輝くような名車になるよう願いを込めて命名。
「あらゆる事に行動的に取り組み、俊敏に行動する人」というイメージを、「活動家、敏腕家、やり手」などの意味をもつ”HUSTLER”という言葉に重ねている。
三菱
フランス語で「勇ましい」「華麗な」という意味。
アルゼンチンの南部に生息する野生の猫の名前から。
「蜃気楼」という意味。
いかがでしたか?
皆さんが知っているものはありましたか?
全部知ってたよ!という方は、かなりの物知り。くるまマイスターになれるかも……?!