自動車ニュースが5分で分かる!先週(20年10月19日週)の最新情報まとめ

10月19日週の自動車関連ニュースを国内外問わずお届けします。

自動車業界の最新ニュースをスピーディにチェックしたい方にもおすすめ!新型車情報など、自動車業界注目のニュースをピックアップしました。

目次

コーンズ アジア初、会員制ドライビングクラブの2020年度会員枠の追加募集を発表

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは10月22日、2022年末、千葉県南房総市にオープン予定のドライビングクラブ「The MAGARIGAWA CLUB」の会員権の追加募集を行うと発表しました。

「The MAGARIGAWA CLUB」は「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」をコンセプトに、全長3.5kmの本格的ドライビングコース、レストランやバーラウンジ、トレーニングルーム、天然温泉、スパ施設、ドッグランなど多彩なアクティビティを備えた会員制ドライビングクラブです。

2020年会員権の募集枠は10口で、価格は2,500万円とのことです。

参考:アジア初の会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」の追加募集のお知らせ

コンチネンタルタイヤ 電動自動運転タクシーのタイヤコンセプトで栄誉ある技術賞を受賞

コンチネンタルタイヤ・ジャパンは10月20日、欧州ゴムジャーナルが贈る「オートメーションへのジャーニー」賞の審査員より、タイヤ技術賞を受賞し、その中でも未来の電動モビリティ・ソリューションであるタイヤコンセプト「Conti C.A.R.E.(コンチ・ケア)」高い評価を得たと発表しました。

Conti C.A.R.E.は、タイヤの構造に組み込まれたセンサーにより、タイヤトレッドの溝深さ、損傷の可能性、タイヤの温度、空気圧に関するデータをクラウドにリアルタイムでデータを送信し、自動運転EVタクシーなどの運航管理に役立てることができます。

審査員は、コンチネンタルがイノベーション、IT、そしてひらめきのあるエンジニアリングをうまく融合させた点を高く評価したとのことです。

参考:コンチネンタルタイヤ、 電動ロボタクシーのタイヤコンセプトでタイヤ技術賞を受賞

LEXUS ブランド初のEV「UX300e」を発売

レクサスはブランド初の電気自動車市販モデルの「UX300e」の2020年度分の限定販売の抽選申し込み受付を開始したと発表しました。

コンパクトSUV「UX」をベースに、バッテリーパックを床下に配置し低重心化、バッテリーパックはフロアと固定するほか、クロスメンバーや専用チューニングのパフォーマンスダンパーの追加による剛性の向上により走りの質感が高まりました。

パワーユニットは203PSのモーターと54.4kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモード航続距離は367kmを確保しています。

商談申し込みはLEXUS公式Webサイト上にて10月22日~11月4日まで受け付け、当選者は指定販売店から連絡の上、商談を開始するとのことです。

価格は5,800,000円~6,350,000円です。

参考:LEXUS、初のEV市販モデル「UX300e」を発売

日産 新型SUV「マグナイト」を発表

日産自動車は10月21日、新型小型SUV「マグナイト」を発表しました。

マグナイトはインド市場をメインターゲットに日本でデザイン・開発されており、全長は4m以下のコンパクトサイズとなっています。

大胆で斬新なデザインは自信にあふれた俊敏さを印象付けています。

パワートレインは新開発1.0Lターボエンジンを搭載し、205mm確保された最低地上高と昼アシストスタートや前後バンパー下部のシルバースキットプレートなど、力強いSUVの走りが期待できます。

マグナイトは2021年初頭にインドで発売後、その他の地域でも発売を予定しているとのことです。

参考:新型小型SUV「日産マグナイト」を発表

メルセデス・ベンツ ハイパフォーマンスモデルの「AMG GLA 35 4MATIC」「AMG GLA 45 S 4MATIC+」を発表

メルセデス・ベンツ日本は10月22日、都市型SUV「GLA」のハイパフォーマンスモデル「AMG GLA 35 4MATIC」「AMG GLA 45 4MATIC+」を発表しました。

共に2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載し、「GLA 35」は306PS・400Nmを発生。2.1barまで過給された「GLA 45」は421PS・500Nmと2.0リットルエンジンで世界最強のパフォーマンスを発揮します。

また、「GLA 35」では5つ、「GLA 45」は6つのドライブモードが搭載され、モードの切り替えによりエンジン・トランスミッション・サスペンション・エグゾースト・ステアリングの制御が変更されます。

納車は11月~12月頃を予定しており、価格は「GLA 35」が7,070,000円、「GLA 45」が9,000,000円です。

参考:「メルセデスAMG GLA 35 4MATIC」 「メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+」を発表

GMC 「ハマー」がEVとして復活 1000馬力・0-97km/h 3秒と脅威のスペック

米ゼネラルモーターズは10月20日、GMCブランド初の電動ピックアップトラック「ハマーEV」を発表しました。

迫力のある外装に劣らず、パワーユニットも強力です。

トップモデルの「EDITION1」は3モーターを搭載し、最高出力は1000馬力、最大トルク15,592Nmと超強力。0-60マイル/h(約97km/h)加速は3秒とスーパーカー顔負けのスペックとなっています。

また、後輪操舵も備わっており「クラブウォーク(カニ歩き)」という斜め前への走行も可能となっています。

発売は来年秋からとなり、順次アッパーグレードも発売を予定しています。

参考:あのハマーがEVで復活。前代未聞のカニ歩きモードやスーパーカー並みの加速力に注目

BMW 新型「M4」の特別仕様車「M4 Competition x KITH」を発表

BMWは10月23日、世界的な人気を誇るニューヨークのライフスタイルブランド「Kith(キス)」とのコラボレーションモデルの、新型「M4」特別限定エディション「BMW M4 Competition x KITH」を発表しました。

ルーフには目を惹く「BMW Mストライプ」と「KITH」ロゴを施し、インテリアにはMカラーの3色をあしらったカーボンバケットシートに前後シートのヘッドレストにKITHのロゴが刻印されています。

ベースモデルは高性能モデルである「M4 Competition」で、Mコンパウンド・ブレーキ・システムやM鍛造ホイール、Mカーボンバケットシート、Mカーボンエクステリアパッケージ、などのオプション装備が追加されています。

価格は16,800,000円で、2021年夏より納車開始予定です。

参考:BMWと Kith が新型BMW M4 Competition の限定エディションを発表

ナビタイム PCサイトで作成したドライブコースをアプリに反映しルート案内が可能に

ナビタイムジャパンは10月22日、「NAVITIME」PCサイトにてドライブコースの作成機能を開始すると発表しました。

PCサイトの地図上で、出発地・経由地・目的地をクリックもしくはフリーワード検索で設定し、簡単にドライブコースを作成し、ルート線をドラッグして走行したい道路を選んで好みのルートにカスタマイズすることも可能です。

ドライブコース作成ページは無料で利用可能ですが、「カーナビタイム」の有料会員は作成したコースを「カーナビタイム」より見ることが出来、そのまま音声ナビゲーションも可能です。

PC上で見やすく簡単操作でコースを作成できるため、ドライブ・観光の計画やルート営業・配送、施設管理などでも活用できるとのことです。

参考:『カーナビタイム』と連携したドライブコース作成機能を提供開始

ボルボ 「V60」がマイナーチェンジ 全ラインナップ電動化完了

ボルボ・カー・ジャパンは10月21日、ミッドサイズステーションワゴン「V60」の装備を一部し発売しました。

パワートレインはプラグインハイブリッドに加え、回生ブレーキで発電した電力を48Vリチウムイオンバッテリーに蓄電し、エンジン始動や動力補助を行う48Vハイブリッドモデルも新設されました。

これにより、V60シリーズは全車電動モデルとなりました。

また、今回のモデルより最高速度制限が180km/hとなり、同時に運転経験の浅い方や高齢者が運転する際に予めクルマの最高速度を任意のより低い速度に制限しておくことができる「ケア・キー」を導入しました。

価格は4,990,000円~7,990,000円です。

参考:ボルボV60、48Vハイブリッド導入で全車電動化

FCA 日本のJeepブランド初のプラグインハイブリッド「レネゲード 4xe」を発表

FCAジャパンは10月21日、JeepブランドのコンパクトSUV「レネゲード」に、日本でのJeepブランドとしては初めてのプラグインハイブリッド車「レネゲード 4xe(フォー・バイ・イー)」を設定し発売すると発表しました。

1.3リットルエンジンに電気モーター2基を搭載。前輪には6速オートマチックトランスミッションを介しエンジンとモーターのパワーで駆動、リアは独立したモーター駆動によるeAWDとなります。

また、モーターによるエレクトリックモードでは最長48kmの走行が可能です。

発売は11月28日を予定しており、価格は4,980,000円~5,030,000円です。

参考:「Jeep® Renegade 4xe」を発売〜ジープならではのオフロード性能と環境性能を高いレベルで両立〜

まとめ

連日、テスラの快進撃が話題となりますが、歴史ある自動車メーカーも負けじとEVを発表しています。

中でも衝撃のパフォーマンスを持つGMCの「ハマーEV」はSNSでも大きな話題となりました。

動力性能や航続距離、外装など、インパクトのあるスペックは「ハマー」の復活を印象付けており、GMグループのテスラに対する反撃の狼煙とも言えるモデルになるのかもしれませんね。

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