ルノー・ジャポンは、5月11日、コンパクトクロスオーバーであるキャプチャーに、特別仕様車を追加することを発表しました。
新たに設定された特別仕様車は、「キャプチャー プレミアム」と「キャプチャー エクスプレッション」の2タイプ。共通の専用アイテムとして、ルノー専用スマートフォンアプリである「R&Go」対応ラジオユニットを搭載しています。
「R&Go」は、ルノー車用に開発されたスマートフォン用の無料アプリで、android OSとi OSに対応。このアプリをインストールしたスマートフォンをBluetoothでペアリングさせることで、「車両情報」、「メディア」、「電話」、「ナビゲーション」の4つの機能を利用することができるもの。専用アプリの機能は、スマートフォンを活用したもので、例えばナビゲーション機能はGoogle Mapのナビゲーション機能を利用したものとなっています。またステアリングの音声認識ボタンによりスマートフォンの音声認識機能「Siri」などの呼び出すこともできるのも特徴です。
両モデルの違いについてですが、プレミアムは、上級グレードのインテンスをベースとしたもので、これまで限定車のみにしか採用されていないレザーシートを標準化。さらにレザーのステアリングとパーキングブレーキレバーを採用した上質感あるインテリアとなっています。
エクスプレッションは、エントリーグレードのゼンがベース。最大のポイントは、これまでゼンでは選択できなかったツートンのボディーからが選べるようになったこと。
パワートレインはどちらも従来同様に1.2Lの直列4気筒ターボにDCTの組みわせとなります。
価格は、プレミアムが266万円、エクスプレッションが254万円となり、どちらも装備を追加しながらもベース車より価格が抑えられているのは嬉しいところ。なお、ラインアップは、特別仕様車と上級グレードのインテンスの全3タイプに改められました。
text & photo by OHTO