カーシェアの返却が間に合わない場合の対処法を徹底解説！予約延長はできる？

2024年08月10日このページは広告PRを含んでいます。

カーシェアは車を所有せずに手軽に利用できる便利なサービスです。レンタカーと似ていますが、カーシェアは会員間で車を共有すること、レンタカーはお店から車を借りて占有する点で大きく異なります。ただ、返却時間が決められていて、それに間に合わないとトラブルの原因になることは同様です。

本記事では、dカーシェア、楽天カーシェア、三井のカーシェアーズ（旧：カレコ）について返却が間に合わない場合の対処法と、トラブルを未然に防ぐための方法について詳しく解説します。

カーシェアの返却が間に合わない場合の対処法

カーシェアの返却が間に合わないときは予約延長手続きをすることが基本です。予約延長ができそうなとき、できなさそうなときの対処法を主要なカーシェアサービスである「dカーシェア、楽天カーシェア、三井のカーシェアーズ（旧：カレコ）」について紹介します。

予約延長ができそうな場合の対処法

dカーシェアでは、アプリの「予約・履歴」→予約中の車を選択→予約内容画面の「延長」から、予約延長できそうな場合は手続きができます。また、カーシェアの事業者がカリテコまたはオリックスカーシェアの場合は、車のナビからも延長手続きが可能です。

楽天カーシェアの場合は提携事業者がカリテコまたはオリックスレンタカーなので、dカーシェアと同じです。楽天カーシェアの予約情報確認ページまたはカーナビから延長手続きをしてください。

三井のカーシェアーズの場合、会員ページまたはアプリより延長の手続きをしてください。

予約延長ができなさそうな場合の対処法

後に予約が入っている場合、予約延長ができません。その際はコールセンターに連絡してください。dカーシェアの場合、03-3514-8584に電話をし、機械音声オペレーターの指示通りに番号で事業者を選択します。

楽天カーシェアの場合、オリックスカーシェアは03-5958-3012、カリテコは0120-489-553に電話します。三井のカーシェアーズのであれば、0120-292-105に電話をして指示を仰ぎます。

予約延長をせずにカーシェアの返却が間に合わない場合の罰則

予約延長をせず無断で返却時間を超過した場合、超過料金が発生します。超過料金は超過した分の2倍と安くはありません。返却が間に合わなさそうなときは、必ず予約延長をするようにしてください。

なお、予約延長をしようとしたが、次の予約が入っているなどの理由で延長できなかったときも、2倍の超過料金を支払う必要があります。

カーシェアの返却に間に合わないトラブルを起こさない為の対処法

カーシェアの返却に間に合わないと、後に予約があった際に迷惑をかけてしまいます。間に合わないトラブルを避けるために、以下のポイントに注意して下さい。

予約時間を多めにとっておく

カーシェアを使うときに重要なポイントのひとつは、予約時間を余裕を持って設定することです。予期せぬ交通状況や予定外の寄り道など、さまざま要因で返却時間が遅れる可能性があります。

特に初めて運転する地域や観光地、また長期休暇などの混雑しやすい時期のエリアでは、予期せぬ混雑が発生する可能性が高いため、余分に時間を見積もっておくことが必要です。

予約時間より早く返却した場合の料金体系は、以下のようにカーシェア事業者によって異なります。

予約時間より早く返却した場合の料金

オリックスカーシェア：予約した利用期間の料金
三井のカーシェアーズ：利用予定期間が6時間以下の場合は利用終了まで、6時間を超える場合は予約した全期間の料金
カリテコ：早く返した期間分、時間料金が50%割り引かれる
トヨタシェア：実際に利用した時間の料金
NISSAN e-シェアモビ：予約した利用期間の料金

dカーシェアでは上記すべての事業者、楽天カーシェアはカリテコまたはオリックスカーシェアが利用できます。さまざまな事業者の料金システムを比較して、最適なものを選んでください。

渋滞などを予想して早めの行動を心がける

返却時間に間に合わせるためのもうひとつの重要な対策は、交通状況を予測して早めに行動することです。特に都市部や観光地では、時間帯や曜日によって交通渋滞が発生しやすいため、これを考慮した計画を立てましょう。

まず、出発前にリアルタイムの交通情報をチェックすることをオススメします。GoogleMapを見るときにレイヤ「交通状況」を見ると、現在の渋滞状況を確認できます。予測される混雑状況を把握することができます。日本道路交通情報センター「JARTIC」の渋滞情報をチェックするのも有効でしょう。これにより、混雑を避けるための最適なルートを選択でき、返却時間に間に合わせる可能性が上がります。

また、特にピーク時間帯における移動は、渋滞のリスクが高いため、できるだけ早めに行動することを心がけてください。朝の通勤時間帯や夕方の帰宅時間帯、長期連休など車が多い期間は要注意です。

さらに、渋滞を避けるための迂回ルートも事前に調査しておくと安心です。主要な道路が混雑している場合でも、裏道や近道を利用するとスムーズに移動できることがあります。GoogleMapやYahoo!カーナビなどの主要なアプリや多くのナビには迂回ルートを提案してくれる機能を持っています。それらを使って賢いルート選択をしてください。