12月6日(日)、東京都国立市にある谷保天満宮で行われた「谷保天満宮旧車祭」に、くる検スタッフがお邪魔してきました!
このイベントは、明治41年にこちらの神社で設立された日本最古の自動車倶楽部Automobile Club Japanが主催する伝統あるイベントで、神社の境内を使って行われる珍しいもの。
神社の他にも第2、第3会場が用意され、街中の至るところに200台のクラシックカーやスーパーカーが展示されていました。
谷保天満宮とは
谷保天満宮は、903年(延喜3年)に菅原道真の三男・道武が、父を祀る廟を建てたことに始まるとされる神社で、菅原道真、菅原道武を祭っています。東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神とならび関東三天神と称される神社です。
1908年(明治41年)8月1日、有栖川宮威仁親王殿下ご先導により「遠乗会」と称する日本初のドライブツアーが、谷保天満宮を目的地として開催されました。一行は参拝後、故障や事故もなく無事に東京に戻られたことから、谷保天満宮は交通安全発祥の地とされています。
それにちなんでこんな絵馬も用意されており、くる検スタッフもさっそく購入しました!
さらに、“日本で一番かわいい”と言われる朱印帳も購入して御朱印いただいたところ、「旧車祭」と書いてくださいました!レア度アップですね☆
会場へ向かうバスもレトロ!
国立駅に降り立つと、出迎えてくれたのは1981年(昭和56年)製造「日野RC700」という昭和のレトロバス。谷保駅前まで無料で乗ることができ、テンションは上がるばかり!歩道には、走行シーンを撮影する人たちが列を作っていました。
ちなみに運行していたのは「銀河鉄道」というバス会社で、この日は社長自らハンドルを握られていました。
神社の境内にはこんな車が……
神社の境内にところせましと並べられた車はどれも魅力的でしたが、ひときわ目立っていたのは「ロールスロイスシルバーゴースト>(1910年)」。運良く境内を移動しているところも目撃でき、大興奮!
「まるで幽霊のような・・・」という由来がある貴重なクルマを見ることができました。
他にもたくさんの名車が静かな境内に並んでいましたが、その一部をご紹介します。
ここでしか味わえない雰囲気を堪能
くるまマイスター検定の過去問題で谷保天満宮を取り上げてから、一度は訪れてみたいと思っていたこの神社ですが、本当に行ってよかったです!
またこの旧車祭も、街とひとつになって運営している雰囲気がとても心地よく、全国でも類を見ないイベントだと感じました。本当はこの写真の他にも、「近乗会」というパレードランや、各種ステージイベントに屋台にと企画が盛りだくさんのイベントなので、ぜひ次回は皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。
これでスタッフも真のクルマ好きに一歩近づいたかも♪来年も交通安全間違い無し!?