【新車情報】2019年1月~2月分の新車はパワートレインに注目!

2019.05.13

日本では、毎月、たくさんの新型車が発表されています。フルモデルチェンジ、マイナーチェンジ、新グレードの追加など、その内容は様々。その中から注目すべきモデルをピックアップして紹介していく新連載です。第1回は、2019年1月と2月に発売された国産車と輸入車を紹介していきます。フルモデルチェンジは少なかったものの、新エンジンやバッテリー容量の拡大などパワートレイン関連の進化を果たしたモデルが多かったです。

・日産リーフe+(追加モデル)2019年1月9日

日産の電気自動車リーフの駆動バッテリー容量の拡大とモーター出力を向上された新グレード「e+」を追加。フロア下に収まる駆動バッテリーのサイズはそのままに、エネルギー密度を約25%向上させることで、容量を55%も拡大。標準車が40kWhに対して「e+」は、62kWhとなりました。

この最大の恩恵は、もちろん航続距離で、322㎞(標準車)から約40%増の458㎞(e+)となりました(共にWLTCモード値)。モーター性能も最高出力が+50kWの160kW、最大トルクが+20Nmの340Nmまで向上されているのもポイント。よりEVらしい力強い走りが味わえるようになりました。価格は、416万2320円~472万9320円。

・フォルクスワーゲン ポロTSI Rライン(追加モデル)2019年1月29日

VWのコンパクトハッチ「ポロ」の新グレード「Rライン」には、「1.5TSI Evo」と名付けられた新開発エンジンを採用。これは1.5L直列4気筒DOHCターボエンジンで、最高出力150ps/5000~6000rpm、最大トルク250Nm/1500rpm~3500rpmを発揮します。燃費向上対策として、気筒休止機能「ACT(アクティブシリンダーマネージメント)」とコモンレール直噴技術を採用し、トランスミッションは、DCTタイプの7速DSGを組み合わせます。燃費消費率は、17.8km/L(JC08モード)とされています。またエクステリアには、エアロパーツと専用17インチアルミホイールなどを装着したスポーティな仕様となるのもポイント。価格は、298万円。

・ホンダ ヴェゼル ツーリング(追加モデル)2019年1月31日

ホンダのコンパクトSUVの新グレード「ツーリング ホンダセンシング」を追加。最大の特徴は、1.5Lの TURBOエンジンの搭載です。新エンジンは、最高出力172ps/5500rpm、最大トルク220Nm/1700~5500rpmというパワフルさ。専用仕様として、ボディ剛性の向上を図り、パフォーマンスダンパーやVEZELでは初となるアジャイルハンドリングアシストの装備により走りの良さにも磨きをかけています。内外装にも専用の装飾が施され、ヴェゼルにGT的なキャラクターを与えた上級仕様となっています。前輪駆動のCVT仕様のみとなり、価格は、290万3040円。

・アウディQ5 40 TDIクワトロ(追加モデル) 2019年2月4日

アウディのミッドサイズSUV「Q5」に、クリーンディーゼル搭載車「40 TDIクワトロ」が追加されました。実は、アウディでのクリーンディーゼルの導入は、同モデルが初となります。2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、酸化触媒コンバーター、尿素SCR(選択触媒還元)コーティングを施したDPF(粒子状物質フィルター)、アンモニア分解触媒コンバーターを排気系に備え、さらに高圧コモンレール式インジェクターや低高2系統のEGRなど最新技術を投入することで、欧州排ガス規制EURO6と日本のポスト新長期排ガス規制にも適合しています。

スペックは、最高出力190ps/3800~4200rpm、最大トルク400Nm/1750~3000rpmを発揮。燃費消費率は、ガソリン車を上回る15.6㎞/L(JC08モード)を誇ります。ガソリン車にも負けないエンジンレスポンスの良さと新たなエントリーに位置する価格から人気となりそうな仕様です。価格は、636万円~657万円。

・BMW i3(改良モデル) 2019年2月6日

BMWの電気自動車「i3」のバッテリー容量を大幅に拡大させた新型が登場。搭載される新型リチウムイオン電池は、容量を約30%も拡大。結果、従来型の33kWhから新型は42kWhまで総電力量が増えました。これにより航続距離は、標準車で360km、発電エンジンを要塞するレンジ・エクステンダー装備車では466㎞を達成しています(共にWLTCモード値)。内外装デザインや走行性能、基本的な装備に関しては、従来型と同等になります。価格は、543万円~592万円。

・フォルクスワーゲンup! GTI(特別仕様車) 2019年2月13日

昨年、限定車として登場し、瞬く間に完売したGTIシリーズの末っ子「up!GTI」が、特別仕様車としてデビュー。 3ドアハッチバックボディ、116ps/200Nmの1.0L 直列3気筒ターボエンジンと6速MTのパワートレイン、GTIの特徴的な装飾、スポーツサスペンションなどの基本的な仕様は限定車と同等ながら、リヤビューカメラやプレミアムサウンドシステム「beats sound system」が追加されているのがポイント。ボディカラーは、ブラックやレッドは選べないものの、タングステンシルバーメタリックとピュアホワイトの2色から選択可能に。価格は、229万9千円。

・メルセデスAMG GT4ドアクーペ(NEW) 2019年2月14日

東京オートサロン2019で日本初公開されたメルセデスAMG GT4ドアクーペは、メルセデスAMG社が独自開発した新しいスポーツカー。AMGらしいハイパワーエンジンとAWDが生み出すハイパフォーマンスに加え、5人乗りと461Lのラゲッジスペースの実用性を備えた万能スポーツモデルに仕立てられています。電動スーパーチャージャー+ターボを備えるマイルドハイブリッド仕様の3.0L直列6気筒エンジンは、367ps/500Nm仕様の「GT 43」と435ps/520Nm仕様の「GT 53」の2タイプを設定。さらにトップグレードとなる「GT 63 S」には、4.0L V8ツインターボエンジンを搭載。639ps/900Nmと圧倒的なパワーを発揮。その実力は、0-100km/h加速 3.2秒、 最高速度315km/hを誇ります。価格は、1176万円~2477万円。

・三菱デリカD5(ビックマイナーチェンジ) 2019年2月15日

唯一無二のクロカンミニバンである「デリカD5」が、ビックマイナーチェンジ。三菱SUVと共通性のあるフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用したフロントマスクは、個性的な縦型LEDヘッドライトと相まって迫力満点です。フェイスリフトだけでなく、エクステリアもデザインを一新し、使い勝手と質感を高めています。性能面だけでなく、環境性能も高めた新パワートレインは、大幅改良を施した2.2Lクリーンディーゼルエンジンに新開発の8速ATを組み合わせたもの。もちろん、足回りや安全装備など全面的な機能と性能の向上が図られ、もちろん、得意の走破性も磨き上げられました。価格は、384万2640円~420万7680円。因みに従来型もガソリンエンジン車のみ併売されるとのことです。

・BMW X5(フルモデルチェンジ) 2019年2月27日

BMWの大型SUV「X5」が、4世代目にフルモデルチェンジ。更なるサイズアップを図りながらも、約15.5kgの軽量化を実現しています。パワートレインは、3.0Lの直列6気筒DOHCディーゼルターボエンジンのみ。最高出力265ps/4000rpm、最大トルク620Nm/2000~2500rpmを発揮します。またBMWの最新世代インターフェイスに加え、1秒で2兆5000億回の演算能力を持つ画像処理プロセッサーと高性能3眼カメラの組み合わせにより、正確かつ迅速な危険予測が可能な最先端の運転支援システムを標準装備しています。価格は、920万円~999万円。

text & photo:OHTO Yasuhiro