プジョー・シトロエン・ジャポンは7月17日(火)、DSオートモビルのフラッグシップとなるブランド初のSUV「DS 7 クロスバック」を発表し、同日より販売を開始しました。価格は、469万円~562万円です。
独創的なスタイリングが最大の特徴
DS 7クロスバックの最大の特徴は、そのスタイル。LEDライトをデザインに取り入れたモダンなスタイルは、見る人の心を強く惹きつけます。
フロントマスクのDSウィンググリルもより立体的にデザインされ、そのグリルを挟み込むように宝石のように煌びやかなLEDヘッドライトが備わっています。大型のテールゲートに組み込まれたテールランプも、ダイヤモンドスタイルの輪郭が浮きがる3次元タイプの独創的なもの。全く新しい街乗りSUVへと仕上げられています。ボディサイズは、全長4,590mm×全幅1,895mm×全高1,635mmとさほど大きくないので、街中でも扱いやすいといえるでしょう。
デジタル技術とクラフトマンシップを融合させたインテリアは、かなり未来的。メーターパネルには、12.3インチのフル液晶パネルを装着し、メーター表記のグラフィックも専用にデザインされています。ダッシュボード中央には、インフォテイメント用の8インチタッチスクリーンを装備。オーディオやエアコン、SDナビゲーションシステムを備え、apple CarPlayとAndroid Autoに対応しています。またラグジュアリーな演出として、高級時計ブランドB.R.Mのアナログウォッチが採用され、エンジン始動とともに180°回転し、時計が出現する仕掛けも施されました。
ガソリンエンジンに加えディーゼルエンジンも設定
パワートレインは、全車とも直列4気筒DOHCターボエンジンと8速ATの組み合わせ。ガソリン仕様とクリーンディーゼル仕様があり、ガソリン車は、1.6Lエンジンで最高出力225ps/5500rpm、最大トルク300Nm/1900rpmを発揮し、燃費消費率は14.7km/Lとなります。一方、クリーンディーゼル車は、2.0Lエンジンで、最高出力177ps/3750rpm、最大トルク400Nm/2000rpmを発揮し、燃費消費率は16.4km/L(共にJC08モード)です。前輪駆動仕様車のみとなりますが、一部グレードには、ぬかるみや雪道に対応する走行モードプログラム「グリップコントロール」装着車も設定されています。
話題の先進機能も積極的に採用しているのもポイント。高速道路の同一車線内維持走行を可能とする「DSコネクテッドパイロット」、路面状況をセンシングしサスペンションを自動調整する「DSアクティブスキャンサスペンション」などを全車に標準装備。さらに最上級グレードには、赤外線カメラでドライバーの注意力低下や疲労を検知する「DSドライバーアテンションモニタリング」、赤外線カメラで夜間の視界をサポートする「DSナイトビジョン」が加えられるなど、かなり充実しています。
グレード構成は、クリーンディーゼル車のエントリーグレード「So Chic(ソーシック)」とガソリン車とクリーンディーゼル車の選択が可能な最上級グレード「Grand Chic(グランシック)」の2モデル。
DSの最新型モデルであるDS7クロスバックは、DSオートモビルの第2世代となる初のモデルで、DSの魅力である独創的なフレンチラグジュアリーの世界観を見事に表現した1台となっています。特徴的な内外装は、どこを切り取っても、まさに「インスタ映え」。フランスの伝統と最先端を見事に融合させたDSの今後にも注目ですね。
text & photo by OHTO Yasuhiro edit by 木谷宗義
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