さて、6月。梅雨ですね…。6月のトピックスは何と言っても、全日本ラリー選手権モントレーin嬬恋。例年は8月とか9月に開催されていたのですが、今年は6月へと早められました。ここのところ毎年、大雨にたたられているモントレーin嬬恋。果たしてことしはどうなるか…。梅雨だしなぁ~と思っていたら、レッキの日は晴れ! これは幸先いいぞ~と思っていた矢先、夕方からバケツをひっくり返したような大雨。翌日のDAY1は朝はなんとか曇っていたものの、お昼から雨。場所によっては雹。風、突風、つむじ風、濃霧のオマケ付き。そんなオマケはまったくもっていらないのですが、かなりの大荒れのお天気となりました。
その翌日のDAY2は、見事に晴れまして、ようやく晴れ女の面目躍如という感じになったのですが、林道って一度濡れてしまうと、そう簡単には乾かないんですよね…。ウェットにセミウェットにドライにと、目まぐるしく変わる路面状況と、目まぐるしく変わるお天気に翻弄される戦いとなってしまいました…。
特に困るのが雨と霧。雨は滑るから困りますが、前がまったく見えない霧もかなり困ります。かなりというか、いちばん困りものですよね。そんな時に役立つのが、レーダー走行できる指針となるペースノートなんですが、私の場合、このペースノートがまだきちんと作りこめないんですよね…。
ペースノートって、レッキの際に、ドライバーがコーナーの角度やコーナーの長さ、ストレートの距離や路面の様子等々を読み上げ、それをコ・ドライバーが書き取って作るのですが、瞬時にいろいろな情報を読み取って判断するのがとても難しくて、私の場合はまだまだとりあえず危険なところを示唆するコーションノートレベルしか作れてないんです。これがきちんと作れるようになれば、もっと安心してクルマをコントロールできるようになるのですが、いかんせん遠い道のり…。
さらに私は、道を覚えるのがもうまったくもって苦手でして、もう何かの病気なんじゃないかと思うほど、道が覚えられないんですよね…。
そんな状態の中、SOSサインに二度も出くわしてしまったんです…。SOSサインって、何かトラブルがあったときに出すサインなんですね。でも例えば道から飛び出した、つまりコースオフした時も、ドライバーやコ・ドライバーが無事ならば、OKサインを出して後続車に知らせるんです。つまり、SOSって滅多にお目にかかるものじゃないんですよ。ラリーのベテランさんでも、実際に見たことはないという人もいるくらいで、ほとんど登場しないんですって。それをDAY1で1回、DAY2で1回、つまり一度のラリーで2回も見ることになりまして、もうあたふたオロオロ…。幸い、1回目のSOSは単純ミスで、2回目のSOSも命には別条なかったのでホッとしましたが、皆さんには「圭ちゃん、やっぱりモッテるね~」とからかわれる始末。
幸いにして今回のコ・ドライバーさん、漆戸あゆみさんが、ラリー経験の豊富な方で非常に落ち着いて指示してくださったので事なきを得ました。さらに私を落ち着かせるようにフォローまでしてくださって、本当に心強かった! せっかくなので、この経験を今後のラリー活動に役立てていきたと思います。
そして気になる結果の方は…JN5クラス4位で完走。タイム的には課題は多いですが、一歩一歩前進中です。次戦は、初のグラベルラリー!頑張りま~す!
text & photo by 竹岡圭
<圭rally project参戦予定大会>
●全日本ラリー選手権2017
Rr.7 9月15日~17日:RALLY HOKKAIDO(ルノー・ルーテシアRS2.0)
Rd.9 11月3~5日:新城ラリー2017
<関連リンク>
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タレント・モータージャーナリスト: 竹岡圭さん( Kei Takeoka )
「クルマは楽しくなくっちゃね!」というのが、私のモットー。
眺めても楽しい♪ 乗っても楽しい♪ みんなでも楽しい♪ ひとりでも楽しい♪
もちろん悲しい時やツライ時だってあるけれど、そんな時だってクルマがあるから頑張れた、クルマに癒された、なんていう経験をお持ちの方、たくさんいらっしゃるのでは?
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