【車イベントレポート】晴天の初夏を遊び倒せ!フレンチトーストピクニック2017

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福井県は金津「創作の森」で、今年もフレンチトーストピクニック(以下FTP)が開催されました。このイベントは、その名の通りフランス車のイベントですが、現在はフランス車に限らずイタリア車、英国車、国産車などのクラシックカーもエントリーする、北陸地方を代表するイベントとなっています。今や秋口最大のフランス車イベントとなったフレンチブルーミーティングと対をなす春の祭典です。

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走る、集まる、笑うをテーマにしたFTP

FTPには、グループ駐車やオートジャンブルといった定番的なイベントが数多くありますが、中でも目玉といえる催し物が、金津町市内や田園地域をめぐるピクニックラリーです。

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このラリー、基本的にはデイラリーの競技に概ね準じたものになりますが、普通の競技と違い、笑いとユーモアにあふれた趣向を凝らしたものになっています。

ラリー競技なので、もちろん区間計測や総合タイムを基準に順位を決めますが、そのほかの選考基準に筆記試験、車両感覚チェック、体感時間トライアルなど、本来の競技とは別の加点対象もあります。

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筆記試験には、地元の福井が舞台になる難問も出題され、普段クルマ談議に明け暮れるマニアや愛好家たちが、頭を悩ませる場面もありました。またドライバーズミーティングは、口頭説明だけでなく映像を使った仕込みをふんだんに取り入れ、笑いあふれる説明で行われるなど大変に手が込んでいます。

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地域と密着した近隣住民をも引き込むお祭り

こうしたクラシックカーイベントは、地域とタイアップして行われることが少なくありませんが、このFTPは特に地域の協力を非常によく得られていると感じます。

チェックポイントやゴール後の展示会場が、地域の方々とオーナーとの交流の場になっているのです。会場では、地元の方と思わしき方々がしげしげとクルマを眺めたり、オーナーに車両のことを質問したりしている姿を多く見かけました。

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コーヒー片手にオートジャンブルを楽しむ

「フレンチトーストピクニック」と名を冠するだけあり、会場ではその名の通り本部テントでフレンチトーストを即売していました。もちろん、そのほかにもカフェやアイスといったケータリングは来ていて、そのほとんどがワンコインでオーダーできるという点に好感が持てます。クルマにばかりつぎ込んでしまいがちなオーナーのお財布にも優しい会場です。

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木陰あふれる創作の森は、こうしたケータリングを片手に回るにはぴったり。公園中に所狭しと並べられたクルマとオートジャンブルのテントは、さながら郊外にできた蚤の市会場で、みなさん思い思いの時間を過ごしていました。

会場である金津「創作の森」は少し足を延ばせば北潟湖、そのすぐ先は日本海です。東海北陸道から来られるのであれば、美濃街道からダム湖である九頭竜湖を見ながらワインディングを楽しむこともできます。5月の自然を思い切り堪能できるFTPは、ピクニックイベントとデイラリーのいいところがマッチした、新緑の中で行われる気持ちのいいイベントでした。

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text & photo by きもだこよし+Bucket

<関連リンク>
フレンチトーストピクニック
https://frenchtoastpicnic.wordpress.com/

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