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【車イベントレポート】メーカーブースも大盛況の東京オートサロンレポート!

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東京オートサロンがアンダーグラウンドなチューニングカーの祭典だったのは過去の話で、近年は自動車メーカーも大きなブースを構えてさまざまなカスタムカーを展示しています。車種によってはモーターショーではなく、オートサロンをお披露目の場にするほどの一大イベントに成長した東京オートサロン。今回はそんなメーカー系のブースから気になった車種をピックアップします!
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ダイハツブースではコンパクトで可愛らしいイメージの強いブーンをベースにスポーティな雰囲気に仕上げた車両が登場。「SPORZA」という名前が付けられたこちらの車種、ベテランのクルマ好きの方なら懐かしい気持ちが沸きあがるのではないでしょうか? そう、これは2代目シャレードに設定されていた「デ・トマソ」をオマージュしたもの。赤と黒のツートンカラーやゴールドのホイールにその意匠が見て取れますね。
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マツダブースには初代ロードスターに設定されていた「クラシックレッド」を現代の技術で再現したボディカラーを纏ったND型ロードスターが登場。このボディカラーはオートサロン用というわけではなく、2月28日までの期間限定で受注をするとのこと。ソフトトップ車であればどのグレードでもOKとのことなので、気になる方はディーラーへ!
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トヨタ車のカスタマイズパーツを手掛けるモデリスタのブースでは、プリウスPHVのモデリスタバージョンが発売に先駆けて登場。通常のプリウスとは大きく違うルックスが話題のPHVですが、エアロパーツを装着するとさらにイメージが一変しますね。ちなみにプリウスPHVはモデリスタブースのみの展示だったので、うっかり見逃した人もいるのでは?
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フォルクスワーゲンではこちらも往年の自動車ファンには懐かしい名前の「COX」と「エッティンガー」のパーツを装着したモデルを展示。フォルクスワーゲンではこの2ブランドのチューニングパーツやエアロパーツをディーラーでの販売をスタートするとのことで、カスタマイズの楽しさをディーラーのクオリティで実施できるのは嬉しいところ。今後は順次取り扱いパーツを拡大していくとのことです。
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日産ブースはオーテックジャパンが手掛けるカスタマイズモデルや、走りに磨きをかけたNISMOシリーズなどの展示がありましたが、その中でもひと際注目を集めていたのがこちらのスカイライン。「プレミアムスポーツコンセプト」と名付けられたこちらは、マットカラーとカーボンパーツのコントラストが上質感とスポーティさを併せ持つ1台。スポーツセダンにふさわしい雰囲気を持ち合わせていたのが印象的でした。

モーターショーに登場するような明らかなコンセプトカーではなく、もしかしたら市販されるかも? と思えるような現実的な車両が多かった東京オートサロン。ここから実際に市販モデルとなるクルマは現れるのでしょうか?

text & photo by 木谷宗義