マイカーローンの金利はどうやって決まるの？支払額はどのくらい変わる？
マイカーローンを車の購入時に利用したことがある、または利用する予定という方は多いのではないでしょうか。
まとまった資金を用意しなくとも車の購入が可能になる、ワンランク上の車を検討できる、と上手く利用できれば強力な味方になる金融商品です。
一方、同じ車両を買うにしても現金とカーローンでは、最終的に支払う金額に差が生まれます。
カーローンは現金よりも最終的な支払い金額が大きくなりますが、その要因が金利です。
契約する金額によって数十万も総支払額が変わる金利はどのように決まるのか、皆さんはご存じでしょうか。
今回はマイカーローンの金利がどのように決まるのか、また支払額にするとどのくらい変わってくるのか、ご紹介していきます。
マイカーローンの金利はどうやって決まるの？
早速ですが、マイカーローンの金利はどうやって決まるのでしょうか？
まず金利とは何か、という点から解説を始めていきましょう。
金利ってなに？
金利とは、即ち「利子」を指し、貸借した金銭に対して一定の利率で支払う対価を指します。
まとまったお金を借り、長期に渡り返済をする、そのサービスに対して利子を払っているのです。
金利の幅を提示している金融機関の場合
マイカーローン金利の幅を提示している金融機関、その商品の場合、金利はどうやって決まってくるのでしょうか。
数字は個々に変わってきますが、例えば「金利2.0%～5.0%」のように金利幅が提示されているはずです。
こういった商品では、審査を受けた後、自身に適用される金利が決まります。
金利の高低に介入はできないので、比較の段階で高い金利が適用される可能性を考慮しておく必要があります。
金利の幅を提示していない金融機関の場合
金利の幅を提示していない金融機関、商品の場合、金利はどのように決まってくるか確認していきましょう。
こちらはシンプルで、審査に通れば、提示されていた通りの金利で契約ができます。
例えば「金利3.5%」となっていれば、その数字で利用が可能です。
検討の段階で数字が分かっている為、シミュレーションが立てやすい商品といえるでしょう。
マイカーローンの平均金利はどれくらい？
さて金利についてイメージが出来ても、実際金利はどのくらいが平均的なのでしょうか。
誰しもローンを利用する上で損はしたくないものです。
平均的な数字を抑えておくことで、シミュレーションもしやすくなるはずです。
ただ必ずしも自身の信用状況により、安い最低金利での契約が可能とは限らない点は、留意してください。
ディーラーのマイカーローン平均金利
ディーラーローンはディーラーで車を購入する際に利用できるローン商品です。
ローン自体は、ディーラーが契約する信販会社が提供しており、客はその信販会社と契約をすることになりますが、契約業務はディーラーが代行します。
金利相場は4%～8%前後が多いものの、条件や金利が異なるため、商談の際にはしっかり確認しておく必要があります。
銀行系のマイカーローン平均金利
銀行系マイカーローンの平均的な金利としては、1%～2%が目安になります。
金利の低さが魅力かつ特徴ですが、その審査も厳しい傾向にあります。
自社ローンのマイカーローン平均金利
自社ローンは、その販売店・会社が購入代金を建て替えるサービスです。
金融商品ではない為、金利は0%であり、その点を強調した宣伝がされているはずです。
しかし金利の替わりに、車両価格の10%～20%程度の金額が上乗せになることが多いようです。
金利の違いでマイカーローンの支払額はどのくらい変わる？
では金利の違いによって、実際どの程度月々の支払いや返済額に違いが出てくるのか確認してみましょう。
この項目では金利ごとに月々の支払い額と支払総額、利息額を提示していきます。
前提として、200万円の車を60回払いで購入したとします。
以下の項目をご覧いただくと、金利ごとの月々支払額はもちろん、利息だけで15万～40万円近く差があることがわかります。
金利1%、月々の返済額:34,187円、支払総額:2,051,216円（利息額51,216円）
金利4%、月々の返済額:36,833円、支払総額:2,209,946円（利息額209,946円）
金利8%、月々の返済額:40,552円、支払総額:2,433,145円（利息額433,145円）
まとめ
最後にまとめた金利ごとの支払額の差については、ビックリされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、商談の利便性からディーラーでディーラーローンを利用する方は多いですし、決して商品としてまずいということはありません。
ディーラーとしても、便利さだけでなく、可能な限り金利を抑えるなど魅力的な商品開発を行っています。
ただ金利については、特に気にせず契約を進めてしまう方が多いのも実情です。
一度契約書を確認し、自身の契約金利がいくらなのか、高い時期やタイミング、商品を選んでしまっていないか、確認することをおススメします。
銀行ローンなどへの借り換えは、思い立ったが吉日です。
まずは見積りを取りに行くことから始めてみるなど、気軽に動き始めましょう。
また当サイトでは、マイカーローンの低金利商品を紹介する記事もございます。
専門家がランキング形式でまとめていますので、是非ご一読ください。
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