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マイカーローンの変動金利と固定金利の違いとは?メリット・デメリットを徹底比較!

2021.11.29


マイカーを購入するときは、一括で代金を支払う人よりローンを組んで購入する人が多いのではないでしょうか。

マイカーローンは金融機関だけでなく、ディーラーローンである信販会社などでも取り扱っていますが、ローンの金利は変動金利を採用しているところや固定金利を採用しているところなど、貸付先によって異なります。

今回はその金利の違いにスポットをあて、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較することで、ローンを組む際の参考にしてください。

マイカーローンの金利は2種類

マイカーローンに限った話ではありませんが、ローンの金利設定には変動金利と固定金利の2種類があります。

違いを説明する前に、それぞれどのような仕組みの金利なのかを簡単に紹介します。

マイカーローンの変動金利とは?

マイカーローンの変動金利は、名が示すとおり返済期間中の経済動向によって金利が変動するという特徴があります。

各金融機関は日本銀行からの融資などを原資にローンの貸付を行うのですが、日銀からの貸付金利(政策金利)は経済動向により上下します。金融機関のローン金利を大きく左右する要素のひとつである政策金利は景気の良し悪しに影響されるため、好景気か不景気かという点が金利に変動に反映されるということになります。

また金利の設定は資金調達の場である短期金融市場からの資金調達コストに、金融機関の各種コストや利益などを上乗せして決定されます。このうち優良企業に貸し出す際の金利を短期プライムレートといいますが、これもマイカーローンの金利を決める要素のひとつになります。

短期プライムレートもまた景気の動向に影響されるため、変動金利は現状に合わせ通常半年に1回見直しが行われているのです。

マイカーローンの固定金利とは?

マイカーローンの変動金利に対して、固定金利は文字通り返済期間を通して金利が固定されているという点が最大の違いです。

簡単に言うと、変動金利は返済期間中の景気によって金利が左右されますが、固定金利の場合は景気に左右されることなく、契約時に決められた金利が返済期間内を通じて一定のままです。

マイカーローンの変動金利と固定金利の違い

マイカーローンの変動金利と固定金利は金利の設定方法が異なりますが、そのことによる両者の違いにはどんな点があるでしょうか。
様々な面から両者を比較してみましょう。

ローン開始時の金利の高低

再三触れているように、変動金利と固定金利では金利自体が異なりますが、その違いはローンの返済開始時の金利にも表れています。貸付条件や貸付時の経済動向などの条件にもよりますが、一般的には返済開始時の金利は変動金利型が低めに、固定金利型は高めの金利に設定されることが多いようです。

しかし現状では両者の金利はほとんど変わらず、金融機関のマイカーローンの金利を見ても違いがありません。

それでも変動金利型ローンは不確定要素が多いため、今後の経済情勢により金利は左右します。あくまでも「現時点では」あまり差がないと理解する必要があります。

安定性と危険性

返済額の安定性や危険性については、金利設定の違いがそのまま反映されます。

固定金利の場合は基本的に契約時の金利が変わらないため、返済額のシミュレーションが簡単で、返済額の変動は原則としてありません。そのため安全性という観点では、固定金利の方が低リスクです。

その点半年に1回金利を見直す変動金利では安定性に欠け、理論上は返済額が上昇する危険も潜んでいます。しかし低金利の状況が長く続いている現状では、安定性に対する危険性はさほど考えなくてもいいでしょう。

また金融機関のマイカーローンの多くは変動金利型を採用しているため、固定金利のローンを選ぶことは非常に難しいということも付け加えておきます。

総支払額

変動金利のローンと固定金利のローンではどちらの総支払額がお得かという結論は、ケースバイケースとしかいえず一概に出せません。

固定金利では金利や返済額が一定のため、総支払額はあらかじめわかります。一方の変動金利は市場の影響を受け金利が決まることから、不景気のときは金利が低くなります。

ただ現状では低金利政策が何年も続いており、景気が回復しても急激に金利が上がることは考えにくく、現状では「総支払額が確定しない」以外、変動金利のデメリットは見つからないといえます。

マイカーローンの変動金利と固定金利を比較!

マイカーローンで設定される2種類の金利ですが、情勢により金利が変わる変動金利と金利が一定の固定金利にはそれぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。デメリットも含め、改めて確認しておきましょう。

変動金利のメリット・デメリット

変動金利のマイカーローンのは金融機関ごとに定められる「基準金利」をもとに決められており、基準金利が変わると、それと連動してマイカーローンの金利も見直されます。

基準金利は基本的に市場の景気動向の影響を受けやすく、変動金利は借入時や返済中の景気に大きくに左右されるという特徴があります

景気が悪く基準金利が下がるとマイカーローンの金利も下がるというメリットになり、場合によっては固定金利よりも金利が低くなることもあります。

一方で変動金利はその特徴ゆえ、景気がよくなると変わる金利がそのままデメリットになってしまいます。好景気では基準金利が上昇するため、結果としてマイカーローンの金利も上がってしまうため、毎月の返済額はもちろん、トータルの返済額も固定金利より高くなる可能性があるのです。

固定金利のメリット・デメリット

返済期間を通じて金利が変わらないという固定金利の特徴は、そのまま安定した返済ができるというメリットにつながります。

返済計画を含め家計を考える際には有利な金利設定ですが、金利が変わらないことによるデメリットがあるのも事実です。

特に現在のような低金利政策により市場の低金利が続く状態では変動金利と比較した優位性は目立たず、むしろ固定金利の方が高い利率になることもあります。

しかし固定金利の「金利が一定のまま推移する」という安心感の分金利が高いのだと思える人にとって、多少の金利の違いはあまり気にならないかもしれません。

マイカーローンの金利をシミュレーションしてみよう

マイカーローンの変動金利と固定金利の特徴を紹介しましたが、実際にはどのくらい毎月の返済額や返済総額が違ってくるのでしょうか。

具体的な数字を出して、いくつかのパターンを見ていきましょう。なお具体的な金利は金融機関により異なるだけでなく、ローンの審査内容によっても変わるため、参考程度に見てください。

1.借入額200万円 36回払い ボーナス加算なしの場合

金利 毎月返済額 ボーナス月返済額 返済額計
変動 1.8%~2.5% 57,110円~57,722円 57,110円~57,722円 2,055,996円~2,077,999円
固定 1.95% 57,241円 57,241円 2,060,674円

 

2.借入額300万円 48回払い うちボーナス払い100万円の場合

金利 毎月返済額 ボーナス月返済額 返済額計
変動 1.8%~2.5% 43,215円~43,828円 173,330円~175,961円 3,115,256円~3,160,773円
固定 1.95% 43,346円 173,892円 3,124,977円

 

 

3.借入額400万円 60回払い うちボーナス払い150万円の場合

金利 毎月返済額 ボーナス月返済額 返済額計
変動 1.8%~2.5% 43,601円~44,368円 201,126円~204,873円 4,191,310円~4,267,130円
固定 1.95% 43,764円 201,924円 4,207,440円

 

現状では変動金利も固定金利もさほど差がないため、毎月の返済額や返済総額もあまり違いません。繰り返しになりますが、固定金利はこれ以上不景気になっても金利は下がらず、変動金利は景気が上向きになれば金利や返済額も増えることになります。

また参考として、カードローンの返済額も紹介します。
借入額200万円 36回払い ボーナス加算なし

金利 毎月返済額 ボーナス月返済額 返済額計
変動 1.9%~14.5% 57,197円~68,841円 57,197円~68,841円 2,059,102円~2,478,275円

カードローンの場合、借入額が低いほど金利は高くなるという特徴があります。

自動車購入にはカードローンを使うことも可能ですが、この場合専用のカーローンよりも大幅に金利が高くなるので、あくまでも「使える」ということを頭に入れる程度にしておきましょう。

マイカーローンの金利はどっちがおすすめ?

マイカーローンに採用される変動金利と固定金利ですが、それぞれの特徴がそのままメリット・デメリットになり、一概にどちらがいいと結論を出すのは非常に困難です。

2021年時点では両者の金利に大きな差がなく、毎月の返済額もさほど違いません。現状では景気対策として低金利政策が取られているため金利は下げ止まりの状況で、固定金利であれば低金利の恩恵をより多く得ることができます。

一方市場金利に左右される変動金利ですが、ここ数年の市場金利や今後の経済見通しを考えても極端に金利が上がるということはしばらくなさそうにも思えます。

返済期間が数十年におよぶ住宅ローンならともかく、返済期間が長くても数年しかないマイカーローンの場合は変動金利のデメリットを感じにくいため、さほど心配する必要がないとも考えられます。

その点を踏まえ、それぞれどういう人にどちらの金利が向いているかを改めて説明します。なお金融機関のマイカーローンでは固定金利を採用しているものは少なく、あまり選択肢は多くないということも覚えておきましょう。

変動金利がおすすめな人

少しでもマイカーローンの金利を低く抑えたい人には、現状でとはいう断りを入れた上で変動金利がおすすめです。

変動金利は景気により金利が変動するという点が、メリットにもデメリットにもなります。景気がよくなれば金利が上昇するというデメリットがありますが、マイカーローンの返済期間はほとんどが数年になるため、その間は急激な金利上昇はあまり考えられません。

また固定金利のマイカーローンを扱っているところが少ないこともあり、手間暇をかけて固定金利のローンを探すよりは、金利がほとんど同じといえる変動金利を選べば間違いないでしょう。

固定金利がおすすめな人

マイカーローンで固定金利をおすすめしたいのは、なるべく返済額に変動がなく金利の上昇というリスクをおさえたいという人です。

契約時の金利がそのまま適用されるため将来的に市場金利が下がっても毎月の返済額は低くなりませんが、確実な資金計画を立てておきたい人にとって固定金利は最適な選択肢です。

一方金融機関で固定金利のマイカーローンを取り扱うところは、決して多いとはいえません。地方ではそもそも金融機関の数が少ないこともあるので、選べる金融機関が多い地域かつローン商品を探す手間を惜しまない人に限られるのは残念なところです。

 

変動金利のキャンペーンでお得に!

現状では変動金利を選んでも固定金利を選んでも、金利や返済額には大きな差はありません。また固定金利を採用するマイカーローンはごくわずかのため、金融機関のマイカーローンを利用する場合は変動金利を選択することになります。

マイカーローンはディーラーを通じ信販会社でも取り扱っていますが、手続きが簡単な反面所有者の名義や金利の高さなどのデメリットも大きいです。

これらを総合的に考えると、数年で返済を終えるマイカーローンは、変動金利のものを選ぶのが無難かもしれません。

特に銀行系のマイカーローンは、金融機関ごと金利が微妙に違うだけでなく、貸付プラスアルファのサービス内容が充実しているところもあるので、ディーラーのローンよりは断然おすすめできます。

数ある金融機関の中から自分に最適なところを探すのは至難の業で、多数の金融機関が乱立する都市部ではその傾向がより顕著です。

そんなときは、以下の記事などを参考にすれば、住所や金利、申込み手続きなど自分に合ったローンを探すことができます。金利以外のメリットにはなかなか目が行きづらいですが、この記事は意外なメリットも紹介されているので、一度目を通してみてください。
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まとめ

マイカーローンの金利には、ローンの種類により変動金利と固定金利がありますが、それぞれの特徴がそのままメリット・デメリットになるため、「こちらの方が優れている」という決定打がありません。

車購入時に利用するマイカーローン、場合によっては車そのものよりも重要になることもあります。もちろんローン利用で購入した車は一般的に日常のアシとして使用するため、メンテナンス費用や税金など、ローン返済以外のことも考えなければなりません。

車をローンで購入する際はかかる経費をトータルで考え、自分に最適な金利方式を選ぶようにしましょう。