カーシェアは家族も利用できる?自分以外が運転してもよい条件とは?

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車を購入ではなくカーシェアを利用するということは、特に都会では人気の選択肢です。そんなカーシェアですが、本人だけでなく家族も利用できるかは多くの方が気になるポイントでしょう。家族で車を共有することで利便性が向上し、経済的な負担も軽減されることで大きな需要があります。

この記事では、代表的なカーシェアリングサービスであるdカーシェア、楽天カーシェア、三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)を例に、家族で利用する際の条件について詳しく解説します。

目次

カーシェアは家族も利用できる?

カーシェアは家族で利用できるかを解説します。

三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)は家族利用が可能

多くのカーシェアでは家族であっても利用できません。会員登録している本人のみが車を利用できます。しかし、三井のカーシェアーズは、家族での利用が認められている数少ないカーシェアサービスです。

三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)を家族で利用するための条件

三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)では会員本人と三親等以内の同居または生計をともにする家族が、会員の登録運転者として車を利用できます。三親等以内は具体的に曽祖父母、祖父母、父母、子、孫、ひ孫、兄弟姉妹、甥・姪、おじ、おばのことです。

三親等以内であっても車を利用するためには運転免許証の画像(裏表両面)を提出して登録運転者として事前登録することが必要です。ただし、運転免許証を取得後1年未満の方は登録できないので注意してください。また、登録運転者の利用料金は会員本人と同じプランであり、支払いは会員名義のクレジットカードにてまとめての請求です。

三井のカーシェアーズ
公式HP

家族や友人が運転してもよいカーシェアの条件

続いて、家族や友人が運転してもよいカーシェアの条件を紹介します。

三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)

家族が利用してもよい条件は、上述の通り会員本人と三親等以内の同居または生計をともにしており、会員の登録運転者として事前登録してあることです。運転自体は車の利用開始時間までに運転者交代として申請すれば、登録運転者として登録していなくても運転できます。運転者交代は家族でなく友人であっても登録可能です。

ただし、上記のどちらの場合でも実際に予約した会員が同乗する必要があることに注意してください。これらを違反した場合は運転が認められてない他、事故を起こした場合の保険も適用されません。

三井のカーシェアーズ
公式HP

dカーシェアの場合

dカーシェアはひとつのサービスでオリックスカーシェア、三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)、カリテコ、トヨタシェアが利用できる便利なサービスです。

dカーシェアで本人以外が運転できるか
  • オリックスカーシェア:運転可能
  • 三井のカーシェアーズ(旧:カレコ):運転可能
  • カリテコ:できない
  • トヨタシェア:できない

オリックスカーシェアでは、オリックスカーシェア会員(Aプラン、Bプラン、学生プランまたはdカーシェアプラン)であれば運転を交代できます。

三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)では、dカーシェアの三井のカーシェアーズ会員、または三井のカーシェアーズ会員であれば、利用開始予定日時より前にdカーシェアサポートセンター「03-3514-8584」に連絡することで運転を交代できます。

同乗者の運転が認められている上記2つでも、予約者本人の同乗が必要なこと、事故の責任は予約した会員本人が負うことにご注意ください。

dカーシェア公式HP

楽天カーシェアの場合

楽天カーシェアはひとつのサービスでオリックスカーシェアとカリテコが利用できます。

楽天カーシェアで本人以外が運転できるか
  • オリックスカーシェア:運転可能
  • カリテコ:できない

オリックスカーシェアでは、交代者が楽天カーシェア会員かつオリックスカーシェア貸渡約款に同意している、またはオリックスカーシェア会員の場合は運転を交代することが可能です。ただし、他のカーシェアサービスと同様に予約者本人の同乗あ必須であること、事故や故障の責任は予約者本人が負うことにご注意ください。

楽天カーシェア公式HP

カーシェアの利用条件以外の人が運転したらどうなる?

運転が認められていない運転者が運転した場合、どのようなペナルティがあるのかを紹介します。

保険や補償が適用されない

運転が認められていない人が運転すると保険や補償が適用されません。車の修理費用が高額になるケースや、第三者を巻き込んでしまい損害賠償が発生した場合、予約者が全額を自己負担しなければならない状況が考えられます。保険未適用による法的トラブルに発展することもあり得るでしょう。

事故などした場合は予約者に請求がくる

登録してある運転者でも事故の責任は運転者にはなりますが、登録外の運転者が事故を起こした場合でもその責任はすべて予約者に帰されます。つまり、予約者が予約だけして同情せずに登録外の運転者に車を運転させて知らないところで事故を起こした場合でも、予約者の責任となるということです。

具体的には、車両の修理費や相手への賠償金、さらには代車の手配費用など、多額の費用が請求されることになります。これにより思いがけない出費が発生し、経済的な負担が増加します。

さらに、サービス提供会社からもペナルティが課される可能性があります。例えば、規約違反として罰金が科されるケースや今後の利用が制限される場合があります。

会員資格・運転者登録がなくなる

規約違反なので会員資格や運転者登録が取り消される可能性があります。規約違反の履歴が残ると同じアカウントでの再登録が困難で、何年経てば再登録できるということもありません。長期的にカーシェアを利用する予定がある場合、こうしたペナルティは大きな不利益となるでしょう。

まとめ

カーシェアが家族でも利用できるのか、自分以外が運転してもよい条件とは何かを解説しました。カーシェアを家族や友人と利用できるかは各サービスによって異なります。自分が利用するカーシェアサービスの条件を確認し、登録や必要な手続きをすることが重要です。一方で、登録されていない人が運転することは大きなリスクを伴うため、絶対に避けてください。

今回紹介した、本人以外が運転できるカーシェアサービスを詳しく知りたい方は最新のカーシェアおすすめランキングを参考にしてください。値段など気になるポイントも詳しく解説しているので、カーシェアサービス選びの決め手になれるかと思います!

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