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【2024年最新】車買取おすすめランキング!高く売れる業者を厳選してご紹介

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大切な愛車を売るとなれば、できるだけ高値をつけてくれる業者に買い取ってもらいたいものです。

ただし車の買取業者はたくさんあるので、業者選びに失敗してしまうと安値で買い叩かれてしまったり、トラブルになることもあり得ます。

そこで今回は2024年最新版、車買取業者のおすすめランキングや選び方のポイントをご紹介します。

車買取業者おすすめ総合ランキングTOP3

それでは早速、車を売る際におすすめとなる最新の車買取業者トップ3をご紹介しましょう。
このランキングは、オリコンの顧客満足度、車一括査定サイトのデータに加え、自動車業界歴10年以上の当メディア担当者の独自調査を元に作成しています。

サービス名
カーセブン

アップル

カーネクスト
店舗数 全国約150店舗 全国約250店舗 店舗なし
全国の関連業者と
提携
JADRI
JPUCへの加盟
JADRI・JPUC JADRI・JPUC なし
公式HP カーセブン アップル カーネクスト

(JADRI=日本自動車流通研究会、JPUC=日本自動車購入協会)

後ほど詳しいランキングTOP10とそれぞれの業者の特徴を詳しくご紹介しますので、ぜひ記事を最後までご覧ください。

おすすめランキングを
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車買取おすすめ業者の5つの選び方


車の買取業者を選ぶ際は、どのような点に気をつけて選べばいいのでしょうか。

中古車市場に詳しい方であればある程度の見当がつくかもしれませんが、車に詳しくない人や、買取業者を利用するのが初めてという方は不安も多いかと思います。

それでは、おすすめの車買取業者の選び方を5つ見ていきましょう。

選び方1.売却手続きが簡単にできるか

買取業者に車を売るにあたっての一般的な流れは、次のようになっています。

車の売却手続きの流れ
  • 1.車の売却先の業者を選ぶ
  • 2.査定を受ける
  • 3.必要書類を準備する
  • 4.正式に売却契約を結ぶ
  • 5.車を引き渡す
  • 6.買取金額の入金

このうち買取業者が行うのは査定と契約、入金となりますが、この一連の流れが簡単かつスムーズに行える業者がおすすめと言えるでしょう。

特に、全体の流れや必要書類についての説明が丁寧であったり、入金までのスピードが早い業者は親切であると言えます。

選び方2.査定に満足ができるか

車の買取業者とのやり取りの中で、もっとも大切な部分が査定となります。その業者の査定に満足できるかどうかが業者選びの大きなポイントと言えるでしょう。

査定に満足できるかどうかのポイントは2つあります。

1つめは、相場より安く買い叩かれていないかどうかです。

利用者がその車の買取相場を知らない、1つの買取業者しか査定を受けていない、低めの買取希望金額を伝えてしまっているなどと言った場合、安い査定額を提示されてしまう可能性があります。

査定には有効期限があり、その期限内に売却を決めなければまた査定からやり直しになってしまうため、焦って安値で売ってしまい後悔することもあるのです。

2つめは、疑問や質問にきちんと対応してくれるかどうかです。

査定額が安いと感じた場合、その安さの理由をきちんと説明してもらい、納得することが重要です。この時に、その査定基準をしっかり示してくれない業者は要注意であり、他のトラブルも発生しかねません。

この2点に満足できたかどうか判断するためには、複数の買取業者から査定を受けるのがコツとなります。

選び方3.口コミがいいか

車買取業者を選ぶ際には、査定に出す前にその業者の口コミや評判を調べておくのがおすすめです。

実際にその業者を利用した人の口コミを読むことで、ある程度の傾向をつかむことができます。それらをあらかじめ知っておくことで、手続きの際に慌てずに済んだり、交渉で不利になることを防ぐことにもつながるでしょう。

悪評があまりに多い業者は避け、良い口コミが多い業者を選ぶのが得策です。

ただし、車の買取というのはユーザーの主観が大きくなりますので、口コミのすべてを鵜呑みにはせず客観的に判断していくことも重要です。

選び方4.良いスタッフがいるか

車の買取は、申し込みから査定、契約にあたって買取業者のスタッフとやり取りしていくことになります。

自分が乗っていた愛車を丁重に扱ってくれるスタッフや、査定額について納得がいくまで丁寧に説明してくれるスタッフがいれば気持ちよく取引ができるでしょう。

逆に、たとえ高値がつく業者であっても、スタッフの対応が悪い場合は別のトラブルにもなりかねません。

スタッフが良いと感じた場合は、業者選びにおいてポイントが高いと考えていいでしょう。

選び方5.サポートサービスが充実しているか

車の売却にあたって、高値で売るためには様々なコツがあります。

愛車を納得のいく値段で売るため、買取業者がサポートサービスを行っていることがありますので、特に初心者であれば積極的に利用するのがいいでしょう。

例えば、車種を登録しておき、相場の値段が上がってくると知らせてくれるサービスや、相場を定期的にチェックできるようメールが来るサービスなどがあります。

相場金額は時期やタイミングによって大きく異なりますので、今すぐ売るわけではない場合は買取業者のサポートを利用しながらタイミングを待つのもおすすめです。

おすすめの車買取業者ランキングTOP10


ここまでにご紹介した車買取業者の選び方やポイントを踏まえ、おすすめ業者を厳選してピックアップしました!

色々ある車買取業者の中でどこに相談するか迷った際は、このおすすめを参考にしてください。

おすすめ1位:カーセブン

買取業者名 カーセブン
店舗数 全国約150店舗
JADRI・JPUCへの加盟 JADRI・JPUC

1位のカーセブンは顧客目線での営業に徹底的にこだわっており、口コミなどでも高評価が高い買取業者です。

大きな特徴は「カーセブン5つの買取安心宣言」として以下を謳っていることです。

カーセブン5つの買取安心宣言
  • 約束1:契約後の減額は一切なし
  • 約束2:車引き渡しから7日間までキャンセル可能
  • 約束3:契約金の半分を当日中に前払い
  • 約束4:キャンセルは電話でOK
  • 約束5:契約後でもキャンセル料は無料

カーセブンは車の健全取引を目指すJADRIとJPUCという組織に加盟していますが、ユーザーがさらに安心して車を売ることができるようにと、独自に上記の安心宣言を施行しました。

他の買取業者のセールスポイントを見ていくと分かりますが、この5つの宣言をすべて実行しているカーセブンはかなりユーザー目線に立った営業をしていると言えます。

またもちろん高値買取にも力を入れており、査定額の満足度も高いためおすすめ1位の人気買取業者です。

カーセブン公式サイト

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おすすめ2位:アップル

買取業者名 アップル
店舗数 全国約250店舗
JADRI・JPUCへの加盟 JADRI・JPUC

アップルは全国に約250の店舗を持つ老舗の車買取業者で、海外にも多くの販路を持つほか、中間業者を介さずに自社店舗で直接販売しているため高額買取が期待できます。

2022年のオリコン顧客満足度で1位を獲得するなど、対応の良さにも定評があり車の初心者や女性でも利用しやすいという声が寄せられています。

そんなアップルが掲げるのが以下の5つの約束です。

アップルが掲げる5つの約束
  • 約束1:査定額・書類について納得いくまで説明
  • 約束2:査定してもすぐ売る必要なし
  • 約束3:中古車・新車への買い替えアドバイス
  • 約束4:しつこい営業一切なし
  • 約束5:査定料は完全無料

事故車や古い車でも買い取り可能で、店舗数も多く使い勝手の良い買取業者です。

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おすすめ3位:カーネクスト

買取業者名 カーネクスト
店舗数 店舗なし(全国13,000社の自動車関連業者と提携)
JADRI・JPUCへの加盟

カーネクストは、動かなくなった車や事故車、水没車などの廃車を高価買取してくれる買取業者です。

どんな状態の車であっても原則0円以上で買い取ってくれるのが特徴で、他社で「値段がつかない」と言われてしまった車でも安心。

また、廃車手続き費用やレッカー代などもすべて無料のため、まったく費用負担をかけずに廃車買取をしてもらえます。

廃車買取カーネクストが選ばれる3つの理由
  • どんな車も原則0円以上買取
  • 廃車の引取・レッカー費用無料
  • 廃車の手続き代行費用無料

問い合わせフォームか電話にて無料査定を行い、あとは車を引き取ってもらうだけなので面倒な実車の見積もりなども必要ありません。

さらに廃車手続きも代行してくれるので、時間や手間も最小限で買い取ってもらえるのも嬉しいポイントです。

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おすすめ4位:ユーカーパック

買取業者名 ユーカーパック
店舗数 店舗なし
(最大8,000社以上が参加する車買取オークションサービス)
JADRI・JPUCへの加盟

ユーカーパックは一般的な車買取業者と違い、「車買取オークション」を通して車を売ることができるサービスです。

一度査定を行えば、その車の情報を元になんと最大8,000店以上が参加する車買取オークションにかけることができます。

あとはオークション後、届いた買取りオファーの中から高値をつけたところを選ぶだけ。車の引き渡しと代金受け取りはユーカーパックが代行してくれるので安心です。

従来のオークションと比べ中間マージンがなく、ユーザーと買取業者が直接つながる仕組みのため、高値買取が期待できます。

ユーカーパックの3つの特徴
  • 最大8,000店から買取価格提示
  • 中間コストをカットして高く売れる
  • 他社営業電話なし・査定も1回だけ

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おすすめ5位:ユーポス

買取業者名 ユーポス
店舗数 全国約80店舗
JADRI・JPUCへの加盟 JPUC

ユーポスは、長く車オークション事業を手掛けてきた企業で、西日本を中心に全国約80店舗を展開する買取業者です。

ユーポスは買い取った車をすぐにオークションにかけ、在庫を持たないスタイルでコストを削減し高額買取に還元しています。

また、オークションでは買い取りの車の幅が広いため他店で売れない車でも買い取ってもらいやすいのが特徴です。

そんなユーポスの強みは以下の4つです。

  • 強み1:プロによる納得・確実の迅速な査定
  • 強み2:安心の翌日振込
  • 強み3:在庫コストカットで査定額アップ
  • 強み4:事故車でも高額買取

ユーポスは査定に力を入れており、特にオプションパーツをプロの査定士がしっかり評価してくれます。通常なら敬遠されてしまうエアロパーツなどもプラス査定となるのが魅力でしょう。

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おすすめ6位:ラビット

買取業者名 ラビット
店舗数 全国約170店舗
JADRI・JPUCへの加盟

ラビットは全国約170店舗を展開する車買取業者で、日本最大規模の中古車オークション「USS」と連携しているのが特徴です。

オークション販売により在庫リスクを抑えるとともに、高値取引が期待できます。また、買い替えにあたってもユーザーの希望に応じて良質な車を選定してもらえます。

また徹底したプラス査定を謳っており、プロの査定士がオプションパーツまでしっかり評価。

査定は店頭査定だけでなく出張査定、そして概算の査定額がわかるインターネット査定も用意されており、気軽に愛車の価値を知ることができます。

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おすすめ7位:オートバックス

買取業者名 オートバックス
店舗数 全国約500店舗
JADRI・JPUCへの加盟

オートバックスは全国に約500店舗を展開する業界最大手の業者で、カー用品や車検、中古車の買取と販売などを幅広く手掛けています。

オートバックスの最大の特徴は、特許取得の査定システム「査定Dr.」を導入していること。各査定スタッフによって査定額にバラつきが出てしまうことを防ぐため、タブレット端末を使った一律の判定システムにより査定を行っています。

各スタッフの勘や熟練度に査定額が左右されないため、初心者や交渉が苦手な方でも安心して査定を受けられます。

また、査定額を口頭で伝えず紙で発行したり、査定額が5日間補償されるのも嬉しいポイントです。

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おすすめ8位:カーチス

買取業者名 カーチス
店舗数 全国約40店舗
JADRI・JPUCへの加盟 JADRI・JPUC

カーチスは全国に約40店舗と規模は小さめとなりますが、30年以上の実績を持つ買取業者です。

買い取った車は自社販売にくわえて他の販路ネットワークも持っており、中間マージンなく売ることが可能。コストが削減できた分は買取価格に還元されているため、高値買取が期待できます。

また、車の売却金額に応じてマイルがたまるという独自のサービスがあったり、紹介した相手が車を売ったり買ったりすると現金2万円がもらえたりと、プラスアルファでお得になるサービスが充実しています。

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おすすめ9位:ガリバー

買取業者名 ガリバー
店舗数 全国約460店舗
JADRI・JPUCへの加盟 JADRI・JPUC

ガリバーは言わずと知れた中古車買取の最大手で、店舗数も約460店と群を抜いています。また車のメディアやカーローン、カーリースなど多岐に渡る事業を展開しています。

買い取った車は自社販売やオークションなどを通して売るため、中間コストがかからず高額査定が期待できます。

累計取引台数は390万台以上を誇り、契約にあたっても大手ならではの安心感があります。さらに、その実績を生かして過去半年の買取り・下取りの相場を公開しているため、相場や売却タイミングをはかるためにも様々なコンテンツが便利に活用できます。

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おすすめ10位:ネクステージ

買取業者名 ネクステージ
店舗数 全国約300店舗
JADRI・JPUCへの加盟 JADRI・JPUC

ネクステージは全国に約300店舗を持つ買取業者で、車の販売や車検、車の保証なども行う大手業者です。

「フルスイング買取」と銘打って、査定では最初から全力価格を提示してくれるのが嬉しいポイント。腹の探り合いをするような煩わしい交渉はしなくて済みます。

全国展開で新規出店も多いため、在庫確保のためにも高値買取を進めています。

また愛車を大切に取り扱ってくれることにも定評があり、マットやシートを敷いて査定してくれる点が喜ばれています。

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車の査定はどこを見られる?


車の売却において、最も気になるのはやはり「愛車にどのくらいの値段がつくのか」という部分でしょう。

その気になる値付けは「査定」によって決まりますが、実際のところ査定では車のどこが見られているのでしょうか。

査定ポイントを把握することは査定額アップにも繋がります。以下で車査定の10のポイントをひとつずつ見ていきましょう。

車種

車の査定において、最初に注目されるのは車種です。

そこで、まずはその車のカテゴリーが何であるかをチェックしましょう。

例えばミニバンやSUVは家族向けとして需要があり、コンパクトカーは全世代に安定的な人気があります。軽自動車はメーカーや車種名によって人気度が大きく異なり、スポーツカーにはマニアックな格付けがあります。

このように各カテゴリーによって様々な需要と供給のバランスがあるため、「愛車はそのカテゴリーの中でどのような位置づけにあるのか」を念頭に置くと、査定ポイントが整理しやすくなるでしょう。

車種別の高い・安いは一概には言えませんが、目安として、何代もモデルチェンジを繰り返している車種は根強い人気があり、ポッと出の新型モデルよりもリセールバリューが高い傾向にあると言えます。

グレード

一般的にほとんどの車はグレード別で販売されており、グレードによってオプション装備やパーツ、内装などが異なります。

愛車のグレードを知るには、まず車検証に記載された「車体番号」を確認し、各自動車メーカーが用意しているグレード検索サイトを利用して調べることが可能です。

グレードは上級であるほど装備が充実しており、当然その価値も高くなるため高値が期待できます。また「特別仕様車」という位置づけのグレードも希少性の高さから高値で取引されるでしょう。

ただ、安全装備や快適装備などは年々最新の装備が搭載されるため、古い車の場合はたとえ上級グレードや特別仕様車であっても旧式の装備となってしまい、思ったほど価値がつかないケースもあることを覚えておきましょう。

なお、近年はホンダ フィットのように、グレード別ではなく「タイプ別」という形式を取っている車種も存在します。この場合はグレードのような上級・下級ではなく横並びの種別となり、各タイプの人気や需要によって価値が決まることになります。

ボディカラー

ボディカラーも査定においては重要なポイントとなり、同じ車種、同じグレードであってもそのボディカラーによって査定額が大きく変わることもあります。

一般的に、白、黒、シルバーなどのベーシックな色は汎用性があり、幅広い層からの需要が見込めるため市場価値も高くなります。

一方、特殊な色や派手な色は、レアであったり、「特別色」としてプラス料金がかかることもあるため査定額も高くなると思われがちですが、残念ながらユーザーの好みが分かれるためあまり高値が付かない傾向にあります。

なお、長年の使用で色が褪せていたり、塗装が剥がれていたりすると、色に関わらず車の価値は下がります。

ボディカラーを美しく保つために、ワックスやコーティングなど日頃のメンテナンスを欠かさないことも高額査定に繋がるでしょう。

走行距離

その車の総走行距離も、車の査定に影響を与えます。

一般的に車の走行距離は1年1万kmと言われ、「10年・10万km」を超えると「過走行車」とされて一気に価値が下がってしまいます。

10万km超えの車の何が悪いかというと、エンジンや足回りなどの重要部品が寿命を迎えてしまい、修理や交換が必要になる点です。

代表的なものとして、エンジンのシャフト同士の回転運動タイミングを連動させる「タイミングベルト」という部品は10年・10万kmが寿命とされており、このベルトが切れてしまうと車の走行に重大な支障を来たします。

このタイミングベルトをはじめとする様々な部品を修理・交換するとなると高額の費用がかかり、その費用を負担するよりは新車に乗り換えた方がコストパフォーマンスが良いため、10年・10万kmは「車の寿命」「乗り換えタイミング」とも言われるのです。

そして、10万km超えの車は一般的にほとんど査定額が付かず、たとえ重要部品を交換してもその価値はほとんど上がりません。

そのため、愛車の走行距離をこまめにチェックし、10万kmを超える前に査定に出すのが売却の重要ポイントと言えます。

年式

車の年式とはその車が新車登録された年を指し、車検証の「初度登録年月」欄で確認することができます。

年式は自分がその車を買った年や、そのモデルが販売開始された年とは関係ないので注意しましょう。また、中古車の場合でも年式がリセットされるようなことはなく、一度登録された車の年式が変わることはありません。

中古車市場において、年式は新しければ新しいほどその価値は上がります。

なぜなら年式の新しい車は最新の装備を搭載しており、安全装備が充実している、燃費が良い、快適装備が備わっているなどメリットが多いからです。

アフターパーツ

アフターパーツ、または社外パーツとは、車を製造したメーカー以外の企業が製造した部品のことで、いわゆる「純正品」以外のカスタムパーツのことを指します。

これらはあくまでオーナーが自分好みにカスタマイズするためのパーツであり、派手なボディカラーと同じく、アフターパーツは汎用性に欠けるため敬遠される傾向にあります。

そのため、高額査定のためにはパーツを付け替える前の純正品に戻しておくのが無難でしょう。

しかし、例えばSUV車のラゲッジスペースの防水シートなどのように車の目的に合っている場合や、一部の人気ブランドのパーツの場合、またはカスタムカーをメインに扱う買取業者の場合はアフターパーツが査定アップに繋がることもあります。

外装の傷・事故による損傷

車の外装の傷は、その損傷具合に応じて査定ではマイナスポイントとなります。かといって、傷をDIYなどで安く直そうとすると逆効果になってしまうこともあるため、下手に触らずに査定に出す方が無難でしょう。

そしてさらに重要なのが「事故歴」「修復歴」「事故車」です。

整理しておくと、「事故車」とは必ずしも交通事故を起こした車を指すのではなく、「車の骨格部分が損傷し、修理または交換した経歴のある車」を意味します。

自然災害や水没等によるものであっても、フレームやピラーなどの重要箇所を損傷した場合は原因が何であれ「事故車」と定義されますので注意しましょう。

これらの損傷を修理・交換して問題なく走れる場合でも、あくまで「修復歴のある事故車」となります。

査定・売却の際にはこの事故歴(修復歴)を申告する義務があり、隠してしまうと告知義務違反としてトラブルになることがあります。隠していても詳細な査定によってバレてしまいますので、正直に申告することが大切です。

内装の汚れ・臭い

車の査定において、内装の汚れやニオイも大きなチェックポイントとなります。

シートやカーペットなどについたシミや汚れ、そしてダッシュボードやコンソール部分の埃、隙間に溜まったゴミなどはできるだけ事前に掃除しておくのがいいでしょう。

掃除によって査定額が大幅に増えるわけではありませんが、車全体の印象をアップさせることにも繋がります。

また車内のタバコやペット、カビ臭なども重要な要素です。

これらは専用の脱臭剤やエアコンフィルターの交換などで軽減できることもありますが、すべてのニオイの除去は難しい場合もあります。

香りの強い芳香剤などでニオイをまぎらわそうとすると逆効果になってしまうこともあるので、あくまで基本的な清掃を徹底するのがおすすめです。

車のコンディション

車は、安全に走れることが何より大切です。そのためにはエンジンをはじめとした、車の走行にまつわる総合的な状況判断が必要です。

例えば、エンジンであればスタート時やアイドリング、加速時の挙動や異音の有無などが査定ポイントとなります。またエンジンオイルやクーラント、ブレーキ液などの液体の交換履歴も重視され、定期的なメンテナンスが査定にプラスとなります。

その他、トランスミッション、サスペンションおよび足回り、タイヤとホイールなど車の安全性に直結する部分が重視されますが、査定の際は「メンテナンスノート」で整備状況を説明できるといいでしょう。

中古市場での流通量

ここまでは査定を受ける個々の車の状態について解説しましたが、中古車市場での流通量によっても査定額は左右されます。

人気が高く販売台数も多い車種は中古車市場に出回る量も多く、よって、いくら人気が高くとも査定額が上がりにくいことがあります。

ただし、市場での供給量が少ない車種なら査定額が高いというわけではなく、特定の希少車や特別仕様車でなければそれほど影響はないでしょう。

なお、気をつけたいのはその車種のモデルチェンジのタイミングです。モデルチェンジが発表されるとユーザーは新型を買おうとして、それまでのモデルを買い控えるため相場が一気に下がることがあります。

いずれにしろ、査定を検討する場合は中古車市場の相場を定期的にチェックするのがおすすめです。

車を高く売るコツ


車を売る際、車種や年式などで大まかな相場は決まってきてしまいますが、いくつかのコツを実践するだけでさらに高く売ることができます。

それでは、そのコツをご紹介していきましょう。

繁忙期を狙う

車を高く売るためのカンタンな秘訣のひとつは、市場の繁忙期を狙うことです。

市場の繁忙期とは1年のうちで最も車の需要が増える時期のことで、ズバリ売り時は春の新生活シーズンの「手前」の1月~2月です。

4月からの新生活に向けて車を準備するには、消費者は遅くとも3月初旬かそれ以前に車を購入する必要があります。販売店はその繁忙期に合わせて在庫をたくさん揃えておきたいので、1月~2月は査定額がアップする傾向にあるのです。

その他の時期では、夏のボーナスや9月の決算期前のタイミングに合わせた6月~7月、冬のボーナスに合わせた11月~12月もおすすめです。

また年末は、年越し前であれば年式の面で1年トクになるというメリットもあります。

年式・走行距離が大台に乗る前に売る

車は「10年・10万km」が乗り換え時期と言われますが、この大台に乗ってしまう前に売るのがひとつの目安です。

10年・10万kmを超えてしまうと急激に価値が下がり、査定額がつかないということもありますので、その前に適切なタイミングで売るのがいいでしょう。

また、他にも「5年・5万km」なども査定額を左右するポイントになるため、年式や走行距離は常にチェックしておき、売り時を見極めるのが大切です。

買取相場を調べておく

車を高く売るためには、市場の買取相場を事前に調査しておくことが不可欠です。

インターネットや専門の中古車買取サイトを利用すれば、同じ車種やグレードの中古車がどれくらいで取引されているかを確認することができます。

また、現在の買取価格がいくらかを知るだけでなく、数ヶ月単位での相場の動きをつかんでおくことも重要です。指定した車の相場を定期的にチェックできたり、相場に動きがあれば教えてくれるようなサービスもあるので探してみるといいでしょう。

そして前述したように、車はモデルチェンジが発表されると新型モデルへの期待が高まり、旧型となるモデルは値が下がることがあります。あるいは、生産終了などの発表によっても駆け込み需要が増えて相場が変動するといった動きがありますので、相場と合わせてメーカーの発表にも注意を留めておくことをおすすめします。

こういった「相場観」がつかめていれば査定額の交渉の際にも役立ち、安く買い叩かれるのを防ぐのにも役立つでしょう。

洗車と掃除をしておく

洗車や掃除によって直接的に査定額がアップするわけではありませんが、オーナーと車の全体の印象を良くし、査定にあたってプラスに働くことは間違いありません。

清潔で美しい状態にしておくことで、小キズやシミが少ないことをアピールできたり、大切に乗ってきた車であることを印象付けることができます。

管理が行き届いている車の場合、そうでない車に比べて買取業者側はメリットを感じるため、査定額やその他の条件交渉で便宜を図ってくれる可能性もあるでしょう。

ただし、そのためにはやはり日頃のお手入れやメンテナンスが大切です。売却を検討しはじめたら「どうせ売るから」と思わず、清潔を心がけましょう。

純正パーツ類を取っておく

車にアフターパーツを取り付けている場合でも、元々付いていた純正のパーツを取っておくことが大切です。

一部の人気ブランドではアフターパーツのままで高額になることもありますが、多くの場合は純正パーツが好まれます。そのため、取り外した純正パーツは良い状態のままきちんと保管しておくといいでしょう。

また、アフターパーツを外して元の純正パーツに戻す場合、自分で取り外しをおこなってパーツ類を傷つけるおそれがある時は決して無理に戻さず、そのまま査定に出すことが重要です。

メンテナンスノートは必ず保管

車のメンテナンスノートは、愛車を高く売る上で非常に重要な要素です。

メンテナンスノートとは「メーカーの保証書」と「点検整備記録簿」を指し、定期点検やオイル交換、ブレーキパッドの交換、エンジンの調整など車の整備履歴や点検記録が管理されています。

車の特定の部位がどれくらいの頻度で修理・交換されているかを確認できれば、エンジンやブレーキ、サスペンションなどの重要部分において適切なメンテナンスが行われていることが客観的に証明でき、査定アップに繋がります。

メンテナンスノートを紛失してしまったとしても法律上の罰則や罰金はありませんが、保管が義務付けられており、無い場合は査定額が減額されてしまいますので注意しましょう。

複数の業者で査定してもらう

最後に、車を高く売るためには複数の業者に査定を依頼することが大切です。

買取業者にはそれぞれ得意分野や在庫獲得に力を入れている車種があるため、他社よりも高く買い取ってくれる業者との出会いも非常に重要になります。

いわゆる「相見積もり」を取れば最も高値をつけた業者に売ることができるほか、業者同士の競争原理が働き、交渉を有利に進めることもできるでしょう。

また、車の売却の経験があまりない場合、査定を1社だけに絞ってしまうと言われるがまま安く売ってしまうといった可能性もあります。

複数業者から査定を受けることで業者の質やサービスを見極め、安心できる業者、自分に合った業者を選びやすくなることもメリットです。

車買取業者のトラブル例と対策


車を売るにあたり、残念ながら買取業者との間でトラブルになってしまったという声もあります。

もしトラブルになってしまったらどうすればいいか、トラブル例と対処法をご紹介しましょう。

トラブル例1.見積もりから大幅に減額される

車の査定を受けると売却の見積もり額が提示されますが、その見積もりどおりの売買契約を交わしても、後になってそれよりも大幅に減額されてしまったという例が多くあります。

対処法:業者側の落ち度であれば減額無効を訴える

見積もりから大幅に減額された場合、まずはその理由を確認しましょう。減額の原因が売り手側にあるのか、それとも業者側にあるのかを明確にすることが大切です。

もしも売り手側が事故歴や水没歴を隠していたり、その他の落ち度があれば減額もやむを得ないかもしれません。

しかし、売り手側に落ち度がない場合、査定時に減額部分を見つけられなかった業者側の責任として減額無効を訴えることもできます。

契約書の規約などをよく読み、納得できない場合は消費者生活センターや日本自動車購入協会(JPUC)などの専門機関などに相談することも有効です。

あるいは、キャンセル料がかかったとしても、契約自体をキャンセルして別の業者を探すのも一つの手です。

トラブル例2.契約書に不明瞭な手数料がある

売買契約書では、車の売却金額から買取にまつわる諸費用が差し引かれた額が入金されます。

その諸費用の中に、不明瞭な手数料があった場合はどうすればいいのでしょうか。

対処法:契約成立前に説明を求める

契約書に不明瞭な手数料が含まれている場合、まずは担当者にその手数料の詳細を説明してもらいましょう。理解できない部分があれば、はっきりと質問することが大切です。

一部の悪質な業者では、査定額を高く見積もっておいて契約に持ち込み、高額の手数料を取るという手口を用いることがあります。

手数料の内容に納得できない場合は契約書に署名せず、専門機関に相談することも有益です。

また、手数料だけではなく担当者や会社の対応にや態度に疑問を感じた場合、別の業者を検討することもおすすめします。

トラブル例3.お金が予定日に振り込まれない

無事に売買契約が成立し、あとは入金を待つのみとなっても油断はできません。

売却金額が予定日に振り込まれないというトラブルも相次いでいます。

対処法:事務的ミスでなければ専門機関に相談

予定日に振り込みがされない場合、まずは買取業者に直接問い合わせて原因を確認しましょう。単純な日付間違いや口座番号のミス、担当者の失念などであれば後日入金がなされるはずです。

しかし、それでも入金がなかったり、あるいはそもそも業者と連絡が取れない、業者が倒産していたなどの場合は消費者機関に相談することを検討してください。

契約書に振り込みに関する具体的な日程が明記されていれば、それを元に交渉を進めましょう。

トラブル例4.法外なキャンセル料を請求される

様々な理由で売買契約をキャンセルした場合、キャンセル料が発生することがあります。

キャンセル料自体は納得できても、その金額が法外なものだった場合、どのような対応が可能でしょうか。

対処法:数万円以上であれば専門機関に相談

キャンセル料が発生した場合、まずは契約書を再確認し、キャンセルに関する条件や料金について契約書に記載があるかをチェックしましょう。

業者によってキャンセル料が発生するタイミングやその金額が異なりますので、個々の契約内容をよく確認する必要があります。

ただ、いくら個別の契約といっても、車売却のキャンセル料は高くても数万円程度です。それ以上の法外な金額を請求された場合は、悪質業者である可能性があります。

納得できないキャンセル料については専門機関に相談しましょう。

トラブル例5.価値のある車を安値で売却させられる

本来は価値がある車なのに、相場より安く買い叩かれてしまうという事例もあります。

そんな悔しい事態を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。

対処法:複数社から見積もりを取る

中古車の売買は、売り手と買い手の双方の納得によって金額が決まる契約です。

逆に言えば、納得さえしてしまえばどんなに安値・高値でも契約は可能であり、違法ではないため安く買い叩かれることもあり得ます。これを防ぐには、事前に買取相場を詳しくチェックしておくことが有効です。

しかし、様々な理由を付けて「この車では値が付かない」と言いくるめられてしまうのを防ぐためには、やはり複数の業者から査定を受け見積もりを取るのがいいでしょう。

また、査定金額以外でも、電話での受け答えや担当者の態度、契約書の説明などに疑問を感じたらその業者との契約を見合わせることも検討しましょう。

車買取とディーラー下取りの違い


車を手放す際には「買取」と「下取り」という言葉をよく聞きますが、どこがどのように違うのか表で整理してみましょう。

買取 下取り
取引相手 買取業者 ディーラー
取引内容 売却 新車購入時の値引きと車引取り
査定額 高い 安い
メリット 査定額が高い
手元に現金が残る
乗り換え手続きがいっぺんに済む
デメリット 業者選びや乗り換え手続きが手間 査定額が低い
現金が手元に残らない

まず、「買取」では車の売却のみを行い、乗り換えの場合は別途、車の購入をします。

買取業者同士での競争原理が働くなど相場の動きが反映されており、需要のある車はより高値がつく傾向にあります。また売却金額が手元に残るので、まとまった現金が入り用な時には買取がおすすめです。

デメリットとしては、業者選びが大変だったり、乗り換えの際は購入の手続きを別途行わなければならないことが挙げられます。

一方「下取り」は新車購入を前提としたもので、そのメーカーの車はもちろん、他社メーカーの車でも下取りしてもらえます。

下取りは買取と違って査定額が低い傾向にあり、その金額は新車購入の値引きに充てられるため手元に現金は残りません。ただ、乗り換えの手続きがいっぺんに済むので時間や手間の節約になります。

中古車に乗り換える場合や、手元に現金が欲しい場合は「買取」を選びましょう。

その他の車売却方法


車を売却する方法は、買取業者への売却やディーラーへの下取りだけではありません。他にもいくつかの方法があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

以下に、その他の車売却方法を詳しく説明します。

知り合い等への個人間売買

知り合いや友人などへ直接車を売る方法もあります。

この方法の最大のメリットは、中間マージンを省くことができるため、売り手と買い手双方にとって良い条件で取引ができる可能性があることです。また、自身のことや車の状態をよく知っている人へ売るため、信頼性が高いことも利点でしょう。

しかし、デメリットとして価格交渉が難しくなることや、契約書作成などの手続きを自分で行う必要があることなどが挙げられます。また、万が一トラブルが発生した場合、個人間での解決となるため、関係がこじれる可能性もあることも念頭におかなければなりません。

ネットオークションを使う

インターネットのオークションサイトを利用して車を売る方法もあります。

これにより、全国の多くのユーザーに対して車を売ることができ、競争入札により適正な価格で売却できる可能性があります。

しかし、ネットオークションを利用する際には、出品手数料が発生することや、自己紹介文や車の写真などの出品情報を自分で準備する手間が必要です。また、落札者とのやり取りや、車の引き渡し方法などを自分で管理する必要があります。

これら買取業者以外の方法を選ぶ際には、自分の状況や車の状態、手間をかけることができるかどうかなどを考慮に入れることが重要です。

車買取は複数見積もりがおすすめ!


さて、上記ではおすすめ買取業者のランキングをご紹介しましたが、数が多くて選べない、または複数業者に相見積もりを取りたいという方もいるでしょう。

そこでおすすめしたいのが車の一括査定というサービスです。

車買取の一括査定とは?

車買取の一括査定とは、一気に複数の買取業者へ査定を依頼し、いわゆる「相見積もり」を取って一番高値をつけた業者に売ることができるサービスのことです。

一括査定サービスは自分で1社1社まわって相見積もりを取るよりも優れており、さらなる高値を期待することができます。

なぜなら、一括査定では買取業者は初めから「このユーザーは複数の業者に査定依頼をしている」ことを承知して査定の依頼を受けるからです。

「相見積もり」を取られていると分かっているので、ライバル業者に負けないよう、高値がつきやすくなるという仕組みなのです。

また、査定依頼時の面倒な情報入力が一度で済む点や、複数業者が次々に出張査定に来てくれるため時間の短縮になるという点もメリットです。

高額買取を目指すのであれば、一括査定を利用するのがいいでしょう。

車一括査定ならカーセンサーがおすすめ


車の一括査定サービスはたくさんありますが、中でもおすすめなのがカーセンサーです。

カーセンサーでは一度の入力で最大30社もの買取業者に査定依頼を出すことができ、査定額を比較することが可能です。

またカーセンサーが提携している買取業者は1,000社以上となっており、全国をカバーしているため地方であっても車が売りやすくなっています。

なお、査定依頼数最大30社、提携数1,000社というのは一括査定サービスの中でも最大級の規模となり、母数が多ければそれだけどんな車であっても高値がつく可能性が上がることになります。

このため、1社のみから査定を受けた場合と比べ、カーセンサーで一括査定をした場合は査定額が数十万円もアップしたという声も多く寄せられておりおすすめです。

車の一括査定なら
カーセンサー公式HP

車買取に関するよくある質問


車を売ったことがない、もしくは買取業者を利用したことがない方にとって、車買取には疑問や不安がつきものです。

そこで、車買取に関するよくある質問を集めてみました。

車検が切れた車は買取できる?

車検が切れた車でも買取は可能です。

ただし、車検が切れた車で公道を運転することは法律で禁じられています。そのため、買取業者による出張査定を利用するか、店舗に持ち込むには役所で仮ナンバーを取得して運転する必要があります。

また、車検が切れている車の査定価格は、車検を通している車に比べて低くなるのが一般的です。

故障車は買取できる?

故障車も買取対象となります。

ただし、故障の内容や程度によって、査定価格は大きく下がることが予想されます。修理を施せば査定額が上がる可能性はありますが、それでも修理費用が査定額を上回るリスクもあるため、修理せずにそのまま買取に出すことを検討する方がいいでしょう。

また、一部の業者は故障車の買取に特化したサービスも実施しているため、探してみるのもおすすめです。

事故車は買取できる?

事故車であっても買取は可能です。

しかし故障車と同様、事故の影響や修復状態によって査定額が大きく変動します。重大な事故で修復歴がある場合、査定額が低くなることが一般的であり、値が付かないこともあります。

ただし、修復が適切に行われ、事故車でも安全に走行可能な状態であれば問題なく値が付くこともあるでしょう。

どちらにしても、事故歴や修復歴を正しく申告することが大切です。

自動車税が未納の車は買取できる?

自動車税が未納の場合、納付するまで車の買取はできません。

なぜなら、自動車税が未納だと車の名義変更に必要な「納税証明書」が用意できず、売却手続きが進まないからです。そのため、車を売るにあたっては自動車税を納税してから売買契約を行う必要があります。

未納の状態が続くと延滞金が発生したり、国から督促を受けて最終的には車や財産を差し押さえられてしまいますので、必ず納税しましょう。

ローンが残っている車は買取できる?

ローンが残っている車でも買取は可能です。

ただし、ローン残債は清算する必要があり、残債額と買取金額のどちらが高いかによって手続きは変わってきます。

もし残債よりも買取金額の方が高ければそのお金で精算を行い、差額を受け取る形になります。しかし残債の方が高ければ、差額を支払うか、新たなローンを組む必要があります。

ローンが残っている場合には査定前にその旨を説明し、手続きをサポートしてくれる業者を選ぶのがいいでしょう。

任意保険の手続きはどうすればよい?

任意保険については、自身での解約手続きが必要です。

ただ、解約すると保険の「等級」がリセットされてしまうので、今後も車に乗る予定がある場合は等級を引き継ぐ手続きをするのがいいでしょう。

すぐに乗り換えを行う場合は「車両入替」の手続きをして、新しい車で保険を継続します。

まだ乗り換えはしないが10年以内に車に乗る予定がある場合は、「契約中断」の手続きをすることで、のちに次の車を入手した時に等級を引き継いで保険に加入できます。

車買取に必要なものは?

車を買取する際に必要なものは、以下が基本となります。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車納税証明書
  • 自動車リサイクル券
  • 実印・印鑑証明書
  • 車のスペアキー
  • 保証書
  • 取扱説明書
  • メンテナンスノート
  • 取り外した純正パーツなど

結婚して姓が変わったり、引っ越した場合はこれらに加えて戸籍謄本や住民票が必要になる場合もあります。

売却契約後にキャンセルはできる?

車の売却契約後にキャンセルすることは、基本的にはできません。

特に、車を業者に引き渡して次の買い手に渡ってしまった場合などは、キャンセルは原則不可能となります。

ただ、タイミングやケースによっては、キャンセル料や必要経費を払って契約キャンセルが可能なこともあります。キャンセルについては各買取業者によって規約が異なるので、契約前によく確認しておくことが重要です。

もし、悪質な業者による不正な取引があった場合は専門機関に相談するといいでしょう。

査定後に売却するタイミングは?

査定を受けた後、売却を決めるタイミングはなるべく早い方がいいでしょう。

査定による見積もりには有効期限があり、業者によって数日~10日程度で期限が切れてしまいます。その後は再度査定を受け直さなくてはなりませんので、数日のうちに結論を出さなくてはなりません。

そのため、複数業者から見積もりを取る場合は日を置かずにいっぺんに査定を受け、すぐに比較して結論を出すといいでしょう。

リサイクル料は戻ってくる?

リサイクル料は、買取金額に含まれる形で戻ってきます。

そもそもリサイクル料とは、廃車時の解体などにかかかるリサイクル代を新車購入時に払っておくというもので、1台の車につき廃車時に1回かかるものです。
そのため車を売る場合、新車購入時に負担したリサイクル料は次の持ち主が受け継ぐこととなり、最終的には廃車時の車の持ち主がリサイクル料を負担します。

買取時、リサイクル料はわざわざ明細で記載されない場合が多いですが、知りたい場合は廃車買取業者に尋ねてみるのがいいでしょう。

まとめ


今回は、車買取業者のおすすめランキングや選び方のポイントをご紹介しました。

ユーザーが事前に調べられる内容としては、口コミや評判をチェックしたり、「JPUC」や「JADRI」に加盟しているかを調べたりといったことが挙げられます。

ただ、結局は実際に査定を受けてみるまではわからないことも多く、また1社のみの査定では安く買い叩かれたのかどうか判断できないこともあります。

複数社からいっぺんに査定を受けられる一括査定サービスを利用すれば、相場や各社のサービスの質も見極められる上、高額査定が期待できるためおすすめです。

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カーセンサー公式HP