手洗い洗車のやり方を徹底解説!揃えておきたい洗車道具をご紹介

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今回は手洗い洗車のやり方について詳しく解説していきます。
寒い冬も終わり、陽気の良い日も増えてきました。
ドライブに行く前に、愛車も綺麗にしておこう!と考える方も多いのではないでしょうか。

ガソリンスタンドでを利用するのも便利ですが、もう少し手間はかかりますが、手洗い洗車でより隅々までピカピカにできます。

まず手洗い洗車に必要な道具と、あれば便利な洗車グッズ、それぞれのおすすめをまとめていきます。

最初に全部揃える必要はないかもしれまんせんが、是非参考にしてください。

目次

手洗い洗車は道具選びが重要

手洗い洗車はスタンドの洗車機のように、ボタンを押せば勝手に洗車してくれるわけではありません。

必要な道具はなにか、まず必須の洗車道具を紹介しつつ、次に手洗い洗車をより便利にしてくれるグッズをご紹介します。

手洗い洗車に必ず必要なもの

何はともあれ手洗い洗車を行う上で、必須となる道具をまとめてみましょう。

既に手洗い洗車を行っている方は、これら道具については概ね取り揃えているかもしれません。

カテゴリーとして紹介をしますので、メーカー・ブランド・形状・使い勝手はユーザーの好みなどによってきます。

カーシャンプー

汚れを浮かし、水と共に洗い流す、手洗い洗車をする上で重要な道具といえるでしょう。
水洗いで済ますという方も多いかと思いますが、汚れを定着させず、塗装を長持ちさせるのであれば、やはり毎回使うべきです。

基本的には車体・塗面に優しく泡立ちの良い商品がおすすめです。
汚れ具合などによっては研磨剤やワックス成分入りのシャンプーも有りますが、まずはオーソドックスなシャンプーを利用すると良いでしょう。

シャンプーの泡は汚れを浮かし絡め取り、水と共に洗い流す役目と、スポンジによる擦りを和らげるクッションとしての役割も担います。

細かなキズを避けるため、繰り返しになりますが、水洗いだけでなくシャンプーを用いる方法がおすすめです。

泡立てる際は、バケツにシャンプーを入れておき、ホースから水を勢いよく出すと簡単に泡立ちます。
メーカー・ブランドは勿論、価格も安いものから高価なものまで幅広い商品ラインナップがあり、迷ってしまいがちです。

最初は、ベーシックな中性洗剤、研磨剤なしを選ぶのがおすすめです。

ワックス成分有りのシャンプーは、ワックスコーティングが済ませられるので便利ですが、洗浄力が低い商品もあり、またコーティング有効期間が短い傾向にあります。

ワックスやコーティング剤は別途用意すると尚良いですが、ワックス塗布までやりたくないなど、自身のスタンスと相談しましょう。

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カーシャンプーを探す

ホース

水をかけるためのホースです。
スポンジがけを行う前に大量の水で車体を流す必要があります。
ボディについたホコリ、砂、花粉、汚れを流せる限り落としてください。

この作業を怠ると、スポンジ洗いの際、車体に細かい擦り傷をつけ、広げる可能性があります。

先端にガンタイプのノズルを付けると、より高圧かつ狙いをつけて汚れを剥がしてくれるでしょう。

ホース長は長いに越したことがないですが、車両の全方向に水を掛けられる長さが必要です。

15m~20m前後のホースを使用している方が多いのではないでしょうか。

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洗車バケツ

カーシャンプーは水とよく混ぜ、泡立てる必要があります。

バケツはその泡立てとスポンジにシャンプーをつけるために使用するので、あまり小さいサイズはおすすめしません。

また洗車道具をまとめて入れておくのに、このバケツを使うのも便利です。

その為、ある程度の大きさで四角いバケツが洗車道具として販売されています。

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洗車スポンジ

シャンプーをからませ、車体を洗うためのスポンジです。

水分とシャンプーは多ければ多い程、車体に優しくキズをつけずに洗えます。

その為、大き目のスポンジがおすすめです。
品揃えも多いので、自分の手に納まりが良いか、柔らかさの好みはどうか、と悩ませてくれる商品です。

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洗車ブラシ

主にタイヤとホイールを洗う為にしようするためのブラシですので、洗車スポンジとは別に用意しましょう。

タイや周りは泥や汚れもきついので、ボディと共有するとキズをつけてしまいがちです。

また柔らかいスポンジよりも、少々コシや硬さのあるブラシの方がしっかり汚れを落とせるでしょう。

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拭き上げクロス、タオル、セームなど

拭き上げに使用する、クロス、タオル、セームなども必要です。

最終的に水滴をどれだけ早く綺麗に拭き上げ、残さないかが洗車仕上がりにかかわってきます。

基本的な考えとしては、一度に水分をより多く含める(拭き上げられる)商品がおすすめです。

大きなクロスより、小まめな絞り作業が必要になりますが、セームも慣れると使いやすいアイテムです。

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手洗い洗車にあると便利なもの

さて、次に必須ではないものの、手洗い洗車にあると便利なものについて、ご紹介していきます。

あればより快適かつ効率的に、より愛車をピカピカにし易くなること請け合いです。

ただし、金額や収納場所については、一考すべきアイテムもありますので、ご留意ください。

高圧洗浄機

まずは憧れのアイテムという方も多いであろう、高圧洗浄機です。
通常、ホースで水を出し、汚れを落としたり、シャンプーを流したりします。

しかし高圧洗浄機であれば、汚れやシャンプーもより簡単で短時間に落とし切ることができるでしょう。

汚れやホコリを最初の段階でより多く落とせれば、シャンプー磨きで車体を傷つけるリスクも大きく減らすことができます。

商品によっては、洗剤タンクをノズルに装備でき、水だけなく泡を大量かつ均一に噴霧できる機能もあり、快適性と楽しさもプラスされます。

また車だけでなく、家の窓ガラス・タイル清掃などにも大活躍です。

バケツのような部分に水をためてから使うもの、ホースをつないで使用するものなど、ラインナップは多岐に渡ります。

ある程度の頻度で使う予定がある、タイル掃除などでも使いたい、ということであれば電動でパワーのあるもの、移動しながら使いやすいタイプがおすすめです。

一方、注意点としては、やはり高額なことや収納スペースの用意、作動音が大きい商品もあり、近隣への配慮も必要です。

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フォームガン

こちらは泡立ったシャンプーを大量かつ均一に噴霧するアイテムです。

先程、高圧洗浄機でそういった機能がある商品に触れましたが、こちらはあくまでシャンプーの噴霧器となります。

ホースにつないで使う商品と、手動ポンプで圧力を加えトリガーを引いて噴霧する商品に大別されますが、小回りがきく手動タイプは金額的にもお手軽です。

スポンジで都度、バケツからシャンプーをすくって洗うのではなく、すでに泡に覆われている車体を洗い続けられるので労力も少なく済みます。

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ワックス・コーティング剤

洗車後、車体をワックスやコーティング剤で塗布することで、より美しい仕上がりが期待できます。

また塗面を守ることで、より長く良好な状態を保つ役割も担います。

毎回の洗車後は大変かもしれませんが、可能な限り使用することをおすすめします。

ワックスとコーティング剤は、ユーザーごとにこだわりや好みが出てくるアイテムですが、液状やスプレータイプは塗布の手間が少なめです。

また長持ちを謳っている商品も使用回数を減らせるのでおすすめです。

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タイヤワックス

見逃しがちなのが、タイヤのケアです。

タイヤの光沢感を出すことで、車両全体の仕上がりもグッとよくなります。

それだけでなく、紫外線からタイヤを守ったり、汚れ防止効果も期待できます。

スプレー缶や缶泡タイプであれば、手を汚さず、ブラシで伸ばしたりせず簡単です。

よりしっかり磨きも入れたいのであれば、ブラシを用意し液体タイプを塗り広げ、仕上げると良いでしょう。

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洗車用脚立

洗車用に脚立を用意しておくのもおすすめです。

脚立といっても、縦に上るだけでなく、横に長い足場タイプも有ります。

昨今、ミニバンやSUVだけでなく、コンパクトカー、軽自動車も高身長な車両が増えています。

屋根やガラス上部を綺麗に洗う為には、何かしらの足場が必要になるでしょう。

不安定な箱などを用意するのであれば、いっそ洗車用脚立を用意してみてはいかがでしょうか。

とはいえ大きすぎると保管場所に困りますし、移動も大変です。

幅1m~1.5m程度、高さ50cm前後の商品が、使い勝手が良くおすすめです。

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手洗い洗車のやり方は3ステップで簡単!コツなどを詳しく解説

道具を揃えたら、次は実際に手洗い洗車のやり方を覚えていきましょう。

この項目では手洗い洗車のやり方を3ステップで紹介しつつ、そのコツにも迫ってみます。

ステップ1.流す

まずはホース(あれば高圧洗浄機)でたっぷり水をかけ、汚れを可能な限り流します。

次のステップはシャンプー洗いとなりますが、ホコリや砂などが残っていると、擦りキズの原因になってしまいます。

このステップで、できるだけ表面の不純物を流し切って下さい。

ポイントとして、このタイミングで汚れがひどい場所を確認しておくと、シャンプーで洗う際に効率的に綺麗にできます。

さらに鳥の糞や虫の死骸、こびりついて簡単に落ちづらいホコリなど汚れを、しっかりふやかしておく準備でもあります。

基本的に洗車は「上から下へ」作業を進めますので、ルーフからホイールといったイメージで洗車を行いましょう。

車のサイズにもよりますが、10分程度は満遍なく、かつひどい汚れには重点的に水を当てていきましょう。

ステップ2.洗う

次にシャンプーを使って、車体を洗っていきます。
ポイントは、とにかくカーシャンプーをしっかり泡立てることです。

バケツにシャンプーを入れ、強い水流をかけるとよく泡立ちます。

スポンジでたっぷり染み込ませ、掬い取ったら、一定方向に力を入れずスポンジを動かし、汚れを浮かします。

もし汚れがしつこい箇所は一度流してから、再度シャンプーを取り直し洗いましょう。

しっかりシャンプーで汚れを浮かしたら、再度たっぷりの水で上から下の順番で流しましょう。

隅々まで流し切らないと汚れムラが残ってしまいますので、ここも念入りに行ってください。

この作業時間しだいで、汚れの落ち具合、仕上がり具合に差が生まれます。

20~30分程度、しっかり時間をかけるつもりで作業をしましょう。

ステップ3.拭く

カーシャンプーを落とすと、既にピカピカの車体が現れますが、残った水滴を拭き上げる作業があります。

水滴が乾く前に、迅速に行うのがポイントです。
その水滴にも汚れが含まれていて、再度車体に定着したり、水垢として残ったりと、仕上がりが汚くなってしまいます。

拭き取り用の、クロス・セームなど予め濡らし絞ってから使用し、擦りキズ防止を行ってください。

こちらも洗いのとき同様、一定方向かつ力を入れないようにふき取って下さい。

車体サイズによっては大変な作業ですが、10分~15分程度必要になります。

慣れてスピーディかつ確実な拭き上げができるようになると、より美しい仕上がりになるでしょう。

手洗い洗車に関するよくある質問

最後に手洗い洗車に関するよくある質問について、お答えいたします。

手洗い洗車はどのくらいの頻度ですればよい?

手洗い洗車を行う、おすすめの頻度、期間は1カ月に1回程度がおすすめです。

これはあくまで目安であり、青空駐車かガレージ内か、また砂利駐車場であるなど状況によって、車の汚れ具合は変わってきます。

紫外線や砂汚れなどがひどいのであれば、1週間~2週間ごとにするといった工夫が必要です。

ただし、昨今の車両は塗装・コーティングがしっかりしているので、洗いすぎて塗面の劣化を招く可能性も否定できません。

基本的なペースとしては、1カ月/1回を目途にしましょう。

手洗い洗車はどこでできますか?

手洗い洗車を自分で行うのであれば、自宅駐車場またはコイン洗車場などを利用します。

月極駐車場など多数の車両が止まっているところで行うと、隣の車両などに汚れや水滴を飛ばしてしまい、トラブルの元です。

あくまで自宅スペースで、他車に影響しない場所で行いましょう。

コイン洗車場であれば、高圧洗浄機、エアコンプレッサーなどの準備があり、気兼ねなく念入りに手洗い洗車が可能です。

ガソリンスタンドや専門店でもスタッフによる手洗い洗車を依頼することが可能ですが、勿論お金がかかります。

車が汚れたらすぐに手洗い洗車をした方がよい?

車に付着する汚れによっては、早急に洗車したほうが良い場合があります。

例えば、鳥の糞や虫の死骸が代表的です。
酸やたんぱく質による悪影響、乾燥によるこびり付き、その除去時に塗装を傷めるといった可能性が考えられます。

他に塩分による塗面、ボディへのダメージは、洗車を行うことでしか除去できません。

海岸線のドライブや積雪地帯の融雪剤といった塩分は、ボディ下部やキズ、隙間から錆を誘発します。

同様に、泥にも塩分が含まれている可能性があるので、泥汚れの際も、早めの洗車がおすすめです。

手洗い洗車はボディーカラーで気を付ける違いはある?

カーシャンプーやワックス、コーティング剤にはボディカラーの指定がある商品があります。

その色によって、コンパウンド剤=研磨剤の配合量に違いがあるので、指定やおすすめカラーを守るようにしましょう。

コンパウンドが多いほど、汚れは落ちやすくなりますが、塗面を傷めやすい傾向にあります。

まずはオーソドックスな研磨剤無しのシャンプーやワックスがおすすめです。

手洗い洗車と洗車機はどっちがいい?

基本的に、手洗い洗車はより細部まで洗いきることが可能かつ、洗車キズは少なく済みます。

洗車機は何より、短時間かつ気軽という点がメリットです。

時間が確保でき、各部やホイールの汚れがひどいのであれば、手洗い洗車がおすすめです。

逆に時間をかけず、サッと洗車したい場合には洗車機が便利です。

また納車から時間が経っていないのであれば、洗車キズを避けるために手洗い洗車が良い選択となります。

手洗い洗車がおすすめな天気、時間帯は?

手洗い洗車をするのにおすすめな天気、時間帯も考えてみましょう。

なんとなく晴れ晴れとした日中を想像しがちですし、実際、季節によって気持ちが良いものです。

しかし洗車の観点からいうと、天気が良い、気温が高い、特に炎天下はおすすめしません。

水とカーシャンプーが乾いてしまうと、シミ・ムラの原因となるからです。

そのような理由から考えると、曇りの日、かつ朝方や夕方といった気温が落ち着く時間帯がおすすめです。

コーティングした車を手洗い洗車する際の注意点は?

コーティングした車は汚れが付きづらくなっているものの、定期的な洗車は必要です。

雨で汚れが落ちるので、洗車の回数を減らせなくもないですが、塗面に汚れがこびりついたままにすると、コーティングの被膜は痛みます。

結果、コーティングの寿命が短くなってしまうので、適度な洗車は行う必要がります。

注意点としては、しっかりカーシャンプーを使うことです。

コーティング車は水洗いだけでも良い、と思われがちですが、カーシャンプーを用いた手洗い洗車が理想です。

シャンプーを使えば、こびり付いた砂や異物をしっかり浮かせ、コーティング面のダメージを減少でき、コーティングの寿命を延ばせます。

手洗い洗車は水だけでしてもよい?

度々、言及していますが、手洗い洗車を行う場合、可能な限りカーシャンプーを利用しましょう。

水洗いだけだと、シャンプーによるクッションが無いので、車体についた砂、異物をスポンジで塗面にこすり付け、線キズなどをつくってしまう恐れがあるからです。

水だけで洗車を行うのであれば、完璧な綺麗を目指すのではなく、優しく行いましょう。

また洗車回数を増やすことで、水だけの手洗い洗車でも綺麗な状態を維持しやすくなります。

手洗い洗車前に車全体を水で流すのはなぜ?

最初に汚れを流す工程で、たっぷり、しっかり、出来る限り汚れを落とすのが洗車のコツです。

水で落とせるものは落としてしまい、落ち切らない汚れはふやかし、磨き洗い時に落としやすくします。

度々指摘していますが、砂や異物が残っていると、スポンジ洗いのとき、塗面にヤスリがけのようにキズをつけてしまう可能性があるからです。

カーシャンプーがクッションになるとはいえ、砂や異物は少ないに越したことはないので、最初の時点でなるべく流す必要があるのです。

まとめ

慣れないうちは、手洗い洗車も一日仕事のように感じてしまいます。

ある程度、流れを把握し愛車の形、道具の使い勝手を理解してくると、効率的に洗車をこなせるようになります。

愛車に合ったシャンプーやワックス、グッズを揃えるのも楽しいものです。

また手間をかけた分だけピカピカになるのが、手洗い洗車のやりがいが感じられるところです。

季節の変わり目、一度、手洗い洗車の時間を作ってみてはいかがでしょうか。

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