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【新車情報】アルファセダン復活!アルファロメオ・ジュリア日本上陸

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FCAジャパンは、アルファロメオのセダン「ジュリア」を10月14日より発売することを発表しました。

新型アルファロメオ ジュリアは、2015年6月に往年の名車を復活させたフラッグシップセダンで、本国の発表から約2年の歳月を経て、日本に導入されました。

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アルファ伝統の盾形フロントグリルを備えたエクステリアは、スピード感を強調したスポーティなセダンに仕上げられています。前後のオーバーハングが短いのも、運動性能向上のため。さらに前後重量配分も理想的な50:50を実現したFRモデルであるのも、ジュリアの特徴です。

精悍なマスクを飾る切れ長のバイキセノン式ヘッドライトユニットには、LEDデイタイムライトを内蔵し、日中での視認性を高めています。なお、リヤテールランプは全車LEDタイプとなります。

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インテリアは、ドライバーを中心にデザインし、使いやすさとスポーティさを高めたもので、ステアリングにはエンジンスタートボタンが備わり、イタリアンスーパーカーのような演出も施されています。メータパネルは車両情報表示モニター付きのアナログ2眼式ですが、ダッシュボード中央にも8.8インチのインフォテインメントシステムを備えています。またインテリア仕様は、全車レザーが標準となるなど、高級車に相応しい装いとなっています。

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パワーユニットは、3種類のエンジンを設定。メインはアルミニウム製の2.0L直列4気筒マルチエアターボエンジンでグレードに合わせて出力が異なる2種類があります。「ジュリア」と「スーパー」は、最高出力最高出力200ps/5000rpm、最大トルク330Nm/1750rpmを発揮。燃費消費率は、13.6km/L(JC08モード)となります。

もうひとつはスポーティな「ヴェローチェ」用で、最高出力280ps/5250rpm、最大トルク400Nm/2250rpmと出力を向上しています。燃費消費率は、12.0km/Lとなりますが、こちらはヴェローチェが高出力化されているだけでなく、Q4と呼ぶ4WDシステムが標準搭載されている影響もあります。

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そして、高性能モデルの「クアドリフォリオ」は、新開発の2.9L V6DOHCツインターボエンジンを搭載。これはフェラーリエンジンをベースにした高性能ユニットで、最高出力510ps/6500rpm、最大トルク600Nm/2550rpmというジュリアの中でも飛びぬけています。

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その実力は0-100km/h加速3.9秒、最高速度307km/hとスポーツカー並み。さらに高性能な市販車がタイムを競うドイツ・ニュルンベルク北コースで、2016年当時4ドアセダン最速となる7分32秒を記録するなど、スポーツセダンとしても一級品の実力を備えています。なおトランスミッションは、本国ではMT仕様も用意されていますが、現時点では日本仕様は全車8速ATのみとなります。

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価格は、446万円~1132万円。販売は、全国のジュリア取扱い認定を受けたアルファロメオ正規ディーラーで行われるということです。

text & photo by OHTO Yasuhiro