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【新車情報】レクサス、今秋発売予定の新型LSを日本初披露

レクサスLS

レクサスは、2017年6月26日、都内で新型レクサスLSの日本初披露を行いました。

レクサスLS

レクサスのフラッグシップセダンである新型LSは、今年1月に北米・デトロイトで開催された北米国際自動車ショーで世界初披露されたもの。フルモデルチェンジされるのは、11年ぶりとなり、この秋の発売が予定されています。

4ドアクーペのような流麗なスタイルが与えられた新型は、新開発のGA-Lプラットフォームを採用。ボディサイズは、現行型ロングホイールベース仕様を超える全長5235mm×全幅1900mm×全高1450mmまで拡大されています。
レクサスLS
レクサスLS

広々したインテリアは、運転に集中できるコクピットとゆとりある後席空間を両立。運転席は、ドライバーの体格を問わず高いホールド性と長時間座っていても快適であることを目指し、きめ細かい調整がおこなえるようになっているそう。また後席は、人を包み込む安心感のある空間づくりを行い、ヒーターやオットマン付きパワーシートなど充実した快適機能が与えられているようです。

レクサスLS 車内
レクサスLS 車内
レクサスLS 車内

パワートレインは、全車3.5LのV6エンジンを基本とし、LS500は、10速ATを組み合わせた421psの新開発3.5Lツインターボエンジンを搭載。ハイブリッド仕様は、LC500hにも搭載するマルチステージハイブリッドシステムを採用。このほかに自然吸気エンジン仕様も用意されます。

レクサスLS エンジン

大幅向上を目指した先進の予防安全技術の概要も明らかにされ、従来機能の向上を図るのはもちろんのこと、さらに高度な衝突回避支援と高度運転支援を実現した「Lexus Safety System + A」を搭載することを発表。これにより世界初のアクティブ操舵回避支援をプリクラッシュセーフティに追加されました。この機能は、自車線内の歩行者やガードレールのような連続した構造物と衝突する可能性が高く、自動ブレーキだけでの衝突回避が困難な場合、自動ステアリング制御を行うことで、衝突回避あるいは衝突被害軽減をアシストするもの。さらにACCとレーントレーシングアシスト(車線内中央維持支援機能)に、レーンチェンジアシスト(車線変更支援機能)を加え、これらを統合制御させることで、自動運転レベル2の運転支援機能を実現させた高度運転支援技術「Lexus CoDrive」を搭載など、フラッグシップに相応しい充実の先進安全運転支援機能が全車に標準化されています。LSより搭載が開始される先進安全運転支援機能は、将来的にはレクサス全車への搭載を目指すそうです。

新型LSの詳細な発売日と仕様、価格はまだ未定ですが、驚くべき進化を遂げた最上級セダンとなっているのは、間違いないでしょう。

text & photo by OHTO Yasuhiro