アストンマーティンは、フラッグシップモデル「ヴァンキッシュ」の性能強化仕様となるヴァンキッシュSを日本初披露しました。
ヴァンキッシュSは、アストンマーティンのグランドツアラーである「ヴァンキッシュ」の優れた性能に磨きをかけることで、より刺激的なドライブを楽しめるようにしたもの。
エクステリアでは、フロントスプリッター、フロントグリル、リヤディフューザーなどカーボンファイバー製のエアロパーツを追加。リヤエンドには4本出しのマフラーが備えられるなどより迫力あるものとしています。
一方、インテリアでは、ヴァンキッシュの贅沢かつ上質な仕上げはそのままに、ヴァンキッシュSの刺繍入りスポーツシートが装着されるなど専用の装飾が加えられています。トランスミッションは8速ATとなる「タッチトロニックⅢ」を採用。シフトレバーレスの構造となり、ダッシュボード中央に備わるボタンでセレクト操作を行います。もちろんマニュアルシフトも、ステアリングのパドルシフトで可能です。
パワートレインは、ヴァンキッシュのエンジンに改良を加え、性能向上を図った6.0LのV12DOHCエンジンを搭載。最高出力は603ps/7000rpm、最大トルク630Nm/5500rpmを発揮し、0-100km/h加速は3.5秒(クーペ)、最高速度は323km/h(クーペ)を誇ります。
ボディタイプは、2ドアクーペと2ドアオープンのボランデを設定。価格は、3457万9982円から。もちろん、様々なカスタムオーダーが可能となります。
発表会には、英国本社よりCEOであるDr.アンディー・パーマーが来日。新型モデルの魅力をPRしました。日本での販売体制も強化され、今年後半には、東京・青山にフラッグシップショールームがオープンする予定だそうです。
text & photo by OHTO Yasuhiro