【新車情報】話せるクルマに!?新型メルセデス・ベンツAクラス上陸

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メルセデス・ベンツ日本は、2018年10月18日(木)、メルセデス・ベンツのコンパクトハッチバックモデル「Aクラス」のフルモデルチェンジを発表し、同日より受注を開始しました。新価格は、322万円~362万円です。

目次

イマドキな内外装にアップデート

全面的に刷新された新型Aクラスは、新型「CLS」から採用する新世代メルセデスのデザインを取り入れることで、より若々しさとスポーティさを際立たせたキャラクターに仕上げられています。もっとも特徴的なのがフロントマスクで、CLSと同様に逆スラントノーズや切れ長のボディサイドに回り込んだLEDヘッドライトも与えられました。従来型と同じく、ボディタイプは5ドアハッチバックのみで、全長4,419mm×全幅1,796mm×全高1,423mm(A180欧州参考値)と、従来型よりも少しだけサイズアップしています。

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インテリアもイマドキな演出が強まり、まるでタブレットをデスク上に置いたように見えるダッシュボードデザインに。運転席前の液晶メーターパネルも、フードをなくしたことでタブレット端末のよう。インフォテイメントシステムのモニターは、メルセデス・ベンツ初となるタッチスクリーン式となりました。実用面では、後席の乗降性が高められたほか、ラゲッジスペースを従来型+29Lとなる370L(5名乗車時)に拡大するなど、コンパクトハッチバックとしての機能もしっかりと向上しています。

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「ハイ!メルセデス」で機能を操作

最大のニュースは、メルセデス・ベンツ初の対話型インフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」を全車に標準化したこと。もっとも特徴的なのは、人工知能(AI)による学習機能。これにより音声認識機能が強化され、対話式での操作が可能となっています。

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もちろん操作は簡単で、ユーザーが「ハイ!メルセデス」と発音すると、音声認識機能が自動的に起動。「○○に行きたい!」「今日の天気は?」「お気に入りの音楽をかけて」など、クルマに話しかけるように指示すると、最適な機能を判断し、実行してくれます。また、勤務先やよく立ち寄る店などユーザーの行動をAIが学習し、目的地の候補を自動で提案・ナビゲーションしてくれるなど、ユーザーに合わせた予測提案機能も備えています。

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パワートレインは、従来型の1.6Lターボからダウンサイズされ、1.4Lの直列4気筒ターボエンジンに。しかし、最高出力136ps/最大トルク200Nmを発揮するため、従来型同様に不満のない走りが楽しめそう。トランスミッションには、DCTタイプの7速ATが組み合わされます。

導入記念限定者を含めた3タイプでスタート

ランナップは、エントリーの「A180」、充実装備の「A180スタイル」に加え、導入記念限定車の「A180 エディション1」の3タイプを設定しています。「エディション1」は、AMGのエアロパーツやホイールに加え、リヤサスペンションが異なるなど、ちょっと特別感のある仕様です。500台限定で、価格も479万円とちょっとお値段も張りますが、内容を考えると、納得できるでしょう。もちろん、従来型同様に、今後はラインアップの拡大が図られると見られます。

ついにAI搭載のインフォテイメントシステム「MBUX」が搭載されるなど、新たなクルマの可能性を見せてくれた新型Aクラス。AIの認識機能は、ネットワーク接続により認識能力を高めており、流行語を学ぶなど進化していくといいます。とはいえ、まだまだ新技術でできることも限定されると見られますが、映画など想像の世界にしか存在しなかった“話せるクルマ”が実現したことは、想像力を掻き立てられ、ワクワクするニュースですね。

text & photo by OHTO Yasuhiro edit by 木谷宗義

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▼次世代デザインへ! メルセデス・ベンツCLS発売
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▼連載:中古メルセデスのある生活
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