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【くるまマイスター検定】 横浜会場のレポートと受検者インタビュー

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11月26日(日)、第5回くるまマイスター検定が実施されました。今回は初めて日本全国に会場が設置され、5,000名を超える方が受検しました。くるトピ編集部は、横浜会場へ行きましたので、当日の様子をレポートします。

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ジュニアと2級の試験中の様子。皆さん、頑張って!

試験開始ギリギリまで勉強する受検者の皆さん

車に関する知識や情報を広く網羅し、読み物としても大好評!の『くるまマイスター検定公式ガイドブック』。多くの受検者がそれを手に、試験開始ギリギリまで読み込んだり、過去問題を解いたりと、試験ならではの独特な緊張感が会場内に漂っていました。

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多くの受検者が手にしていた、くるまマイスター検定公式ガイドブック。これが頼みの綱!?

感想と勉強方法について、受検者インタビュー

試験時間は1時間。試験を終えてから会場を出てくる人は「やっべぇ。あれ分からなかった」「合格できると思う」など、悲喜交々といったところでしょうか。ただ、試験の緊張から解放されたということで、皆さん晴れ晴れとした表情をしていたのが印象的でした。
ここで受検者の方々に、今回の感想と勉強方法についてインタビューをしてきましたので、ご紹介します。

まずは、高校2年生の川俣太陽さん。今回は何と1級を受検していました。とにかく車が大好きで、「くるまマイスター検定と出会って、視野も交友関係も拡がったのでとても感謝しています!」とのこと。普段はソフトボール部に所属する文系高校生で、将来は、言葉や文章で車の魅力を伝えるジャーナリストになりたいと思っているそうです。今回の感想は「1級は難しいですねぇ。自分なりに全力は出せました。前回よりは自信を持って回答できました」とのこと。

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中学生の時から、受検している川俣太陽さん。好青年です。

川俣さんは1級受検者です。もちろん、車に関する知識が豊富なのは言うまでもないのですが、経済的観点から車業界の最新動向にまで精通しており、「さすが1級受検者!」と感心してしまいました。そんな川俣さんに受検対策として取組んだことについて話をお聞きしました。
「社会情勢のニュースに目を通すことです。巨大でグローバル産業の自動車は日本経済に与える影響も大きいので、そういうところでよく取り上げられます。ですから、ニュースに目を通すことで、様々な車に関する情報も入ってくるんです。そこで気になることがあれば、もっと深堀をして調べる。そういうことをしていますね」とのこと。1級ともなれば幅広い知識が求められますが、川俣さんの勉強方法であれば、日常生活の延長という感じでスグに取り組めそうですね。

続いて、お父さんと来ていた小学6年生のK君。今回はジュニアに2回目の挑戦です。前回、点数が低かったのが悔しくて再挑戦!

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K君とお父さん。お父さんの愛車はダイハツ・コペン!

「もっと勉強しておけばよかったです」と、やや反省気味だったK君。満点を目指すその心意気が頼もしいですね!K君は、実用的な車が好きだそうで、今の“推し”はホンダ N-BOX。「新型は初代とカタチが似ているので、初代との違いを理解してもらうことが、売れるために大事なことだと思います」と、大人顔負けの見事なご意見。将来が楽しみですね。

続いて、仕事面で自身のレベルアップを図るべく、3級を受検した須藤さん。車名が飛び交う仕事柄、「車についてもっと詳しくならなければ」と奮起。職場の仲間を誘って受検しました。車には興味があまり無かったそうですが、今回の受検を通じて「車について学ぶコトができてとても良かったし、楽しかった」とおっしゃっていました。

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自身のレベルアップを目的に受検した須藤さん

須藤さんの勉強法は、公式ガイドブックの熟読と、過去問題の反復だったそうです。ガイドブックをよく読めば、車に関するあらゆることの関連性が見えてきますし、過去問題からは、出題の傾向なども何となく掴めたそうです。試験会場の緊張感を楽しんでいるようにも見えた須藤さん。合格を祈念致します。

くるま文化の醸成に貢献したい、くるまマイスター検定

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試験後、テリー伊藤さんと竹岡圭さんのトークショーが開かれました。

日本の最も重要な基幹産業の代表でもある「くるま産業」。この「くるま産業」をさらに育て、もっと幅広い人たちに「くるま」への興味を抱いて頂きたい。そして「くるま」のある生活を楽しんで頂きたい。「くるまマイスター検定」は、そんな「くるま」のある生活、「くるま」文化の醸成に貢献することを目的としています。
全国で5,000名を超える受検者があった第5回くるまマイスター検定。受検者の皆さん、お疲れ様でした。次回も多くの方に、くるまの魅力、楽しさ、奥深さに触れて頂くべく、受検してもらいたいですね。

text & photo by 編集部