9月6日(水)~7日(木)、東京都立産業貿易センター台東館にて、「クリスマスおもちゃ見本市2017」が開催されました。「クリスマスにはまだ早いのでは?」と思われるかもしれませんが、おもちゃメーカー各社はすでにクリスマス~年末商戦に向けて準備の真っ最中。この見本市は、クリスマス商戦に向けた大事なイベントなのです。
今回、約50のメーカーが持ち込んだ製品は、なんと1万点! その中から年末シーズンイチオシの「クルマのおもちゃ」をいくつか紹介します。
新型リーフのミニカーが早くも登場!
ミニカーブランドの「トミカ」を展開するタカラトミーでは、10月2日(月)の発売が発表されている日産「リーフ」の新型を早くも新商品として公開。今回のイベントが初公開で、ハッチバックが開閉可能となっていました。担当者は「今話題のクルマなので、良い反応を期待したい」とのこと。発売日は10月下旬で、日産とコラボしたキャンペーンも実施する予定だそうです。
坂道もグイグイ登るハイトルクRC
RC(ラジオコントロール)の有力メーカー「CCP」では、坂道もグイグイ登るハイトルクが魅力のシリーズ「Gドライブエコプラス」を重点商品として展示していました。
「マツダCX-5」や「トヨタランドクルーザー200ダカールラリー2016優勝車両」などをラインナップ。一番人気は「ハマーH3」とのことでした。「Gドライブエコプラス」は、簡単操作で水洗いもできるため、子ども向けの商品として人気があるようです。「CCP」では、この他にも新型ホンダ「NSX」や「ラ フェラーリ」など、多数のRCカーをアピール。
あのランボルギーニがまさかのRC化!
「ハピネット」のイチオシは、ランボルギーニの創業50周年を記念して3台だけが販売された幻のスーパーカー「ヴェネーノ」のRC。ランボルギーニに粘り強く交渉した結果、実現したものだそう。実車はメタリックグレーですが、メタルの質感があるブラックでモデル化。ランボルギーニには、特別にこのカラーリングを許可してもらったとのことでした。
こちらはヴェネーノRCの裏側。実車を取材して商品化したというだけあって、RCでありながら、運転席やシャシーまわりまで忠実に再現されています。同商品の担当者も「実車の販売価格は約3億円で、中東の石油王が持っているという噂もありますが、これなら7000円以下でオーナーになれてしまいます!」と太鼓判を押していました。10月の発売が楽しみな1台。
押し車だって本物志向の時代
小さな子どもが使う「押し車」もリアル志向の時代。子どもの乗り物を開発している「野中製作所」では、メルセデス・ベンツ「SLS AMG」や「レンジローバー・イヴォーク」などの押し車が展示されていました。もちろんメーカー公式ライセンスの商品で、一目でその車種だとわかるフロントグリルの他、ハンドルなどのデザインも本物にそっくり! ライトも点灯できて、ホーンも鳴らせます。
定番のバスも遠隔操作で新しい可能性をアピール
バス関連の商品もあり、「トイコー」では「西鉄バス」や「京浜急行バス」などをモデル化した「IRリモコンバス」シリーズが注目を集めていました。この商品は本物そっくりの降車ボタン型リモコンで、バスの発車・停車を操作できるものです。
ちなみにクルマ関連の版権作品では、今年の7月に公開されたピクサーのアニメ映画「カーズ/クロスロード」関連の商品がたくさんありました。
毎年、お子さんのクリスマスプレゼントに悩むというお父さん・お母さん、今年はこんな最新のおもちゃをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
text & photo by 斎藤雅道+Bucket
<関連リンク>
クリスマスおもちゃ見本市
http://www.gangu-kumiai.com/toyfair/
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