2017年3月1日~31日に日本国内で発表・発売された新型車やマイナーチェンジ、限定車などの情報をまとめました。
ブランド第4のモデル「レンジローバー ヴェラール」
「レンジローバー イヴォーク」と「レンジローバー スポーツ」の中間に位置づけられる新型SUVで、フルマトリックス・レーザーLEDヘッドライトや格納式のドアハンドルなど、今後のトレンドとなる装備を採用したスタイリッシュなデザインが特徴。日本での発売時期は未定ですが、グレードや価格は先行発表されています。699万円~。
http://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-velar/index.html
アウディのコンパクトSUV「Q3」の仕様を一部変更
1.4 TFSI sportと2.0 TFSI quattroのフロントバンパーを大型化。エアインレットはハイグロスブラックに、グリルバーはアンスラサイト仕上げとすることで、よりスポーティなデザインに変更。S lineには、ハニカム形状のブラックエアインレットを持つ新デザインバンパーを採用。横一線に伸びたボディ同色のストラットによって上下に二分割されて精悍なデザインとなりました。369万円~。
http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q3/q3.html
スバル、新型「XV」の先行予約を開始
3月7日(火)から行われた第87回ジュネーブ国際モーターショーで、新型「XV」を発表。翌3月8日(水)より、日本国内で先行予約が開始されました。新型XVは、「Fun Adventure」をコンセプトに、都会的なデザインとSUVとしての走破性、そして世界トップクラスの安全性能を兼ね備えたクロスオーバーSUV。従来の2.0Lに加えて1.6Lエンジン搭載車も設定され、今春発売予定となっています。
スバル「クロスオーバー7」が改良。特別仕様車「X-BREAK」を追加
5色のボディカラーのうち2色を「ヴェネチアンレッド・パール」と「クォーツブルー・パール」に変更。フォレスターで人気の特別仕様車「X-BREAK」を追加しました。X-BREAKは、スポーティかつカジュアルな内外装とタフに使える機能性が特長のモデルで、エクステリアでは専用17インチアルミホイールとロゴ入りのサイドクラッディングが特徴。内装には、撥水ファブリックと合成皮革を組み合わせたシートや、リバーシブルカーゴフロアボードを装備し、機能性を高めています。X-BREAKの価格は2,764,800円。
http://www.subaru.jp/crossover7/crossover7/
スバル「フォレスター」が改良を施し、アイサイト搭載グレードを拡大
エントリーグレード「2.0i EyeSight」を設定し、2.0i-Lを除く全車にアイサイト(ver.3)を標準装備。「X-BREAK」には、専用17インチアルミホイールやオレンジ加飾を施したフロントフォグランプカバー、サイドクラッディングなどを装備する「カラーアクセント仕様」を追加しました。「アクティブレーンキープ」の作動車速域が、「65km/h以上」から「60km/h以上」に拡大されたこともニュース。2,419,200円~。
http://www.subaru.jp/forester/forester/
プジョーからSUV新型「3008」が登場
プジョー「308」やシトロエン「C4ピカソ」と同じ新世代プラットフォーム「EMP2」を採用した、ミドルクラスのSUV。エンジンは1.6Lガソリンターボエンジンを搭載し、駆動方式はFF(前輪駆動)のみ。ラインナップは「アリュール」と「アリュールLED」パッケージの2モデルですが、日本導入モデルとしてアリュール デビューエディション」、「GTライン デビューエディション」が、それぞれ80台、180台で限定販売されます。354万円~。
http://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/3008-suv.html
ジャガー「Fペース」の限定車「アクティブエディションパッケージ」
2.0Lディーゼルエンジン搭載の「プレステージ」をベースに、スライド式パノラミックルーフ、20インチ Blade 5スポーク アロイホイール、リストバンド型アクティビティキーなど装備。さらに、「スポーツルーフボックス・パッケージ」「サイクルキャリア・パッケージ」「ウォータースポーツキャリア・パッケージ」の3種類のルーフアクセサリーからひとつを選択することができます。台数は限定36台で、価格は7,676,000円。
http://www.jaguar.co.jp/jaguar-range/f-pace/index.html
フィアット「500」に青い海をまとった限定車「MareBlu」
カタログにはない「1.2ラウンジ」をベースに、新色「エピックブルー」のボディカラーを組み合わせた100台の限定車。「MareBlu(マーレブル)」とは、イタリア語で「青い海」を意味します。内装には、ポルトローナ・フラウ社製のブラウンレザーシートを採用し、シックでラグジュアリーなコーディネートとしています。2,386,800円。
http://www.fiat-auto.co.jp/limited/mareblu/
新型ラグジュアリークーペ、レクサス「LC」
2012年発表のコンセプトカー「LF-LC」のイメージをモチーフにした、新世代ラグジュアリークーペ。プラットフォームは、新開発の「GA-L」プラットフォームを採用。ハイブリッドシステムに有段ギヤを組み合わせた世界初の機構「マルチステージハイブリッドシステム」を搭載した「LC500h」と、「RC F」などに採用されたきた5.0L V8エンジンの「LC500」をラインナップ。価格は1300万円~。
V8ターボを搭載する4人乗りフェラーリ「GTC4ルッソT」
昨年のパリモーターショーで発表された「GTC4ルッソT」が国内デビュー。従来の「GTC4ルッソ」が、V12 6.3Lエンジンを搭載していたのに対し、新たにV8 3.9Lツインターボエンジン(610ps)を搭載。駆動方式も4WDからFR(後輪駆動)となりました。インフォテイメントも最新版にアップデートされています。2970万円。
http://gtc4lussot.ferrari.com/ja
魅力的な価格を実現したAMGの限定車「メルセデスAMG CLA45 4MATIC」
CLAのAMGモデル「CLA 45 4MATIC」のパフォーマンスや安全運転支援システムはそのままに、レザーシートやナビゲーションシステムなどの装備をスリム化して価格を抑えた限定車。価格は109万円安となる、664万円で、「カルサイトホワイト」(51台)と「コスモスブラック」(39台)の2色が用意されます。
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の特別仕様車「セレクション」
「218dアクティブツアラー セレクション」は、「218dアクティブツアラー」をベースとした180台の限定車。ボディカラーは「フラメンコレッド」と専用色である「アトランティック・グレー」の2色で、専用カラーのダコタ・レザー・シートやファインライン・ショアー・ウッド・トリムなどを装備した明るくモダンなインテリアが特徴です。「アドバンスド・パーキング・サポート・パッケージ」、「アドバンスド・アクティブ・セーフティ・パッケージ」なども装備し、価格は488万円。
http://www.bmw.co.jp/ja/newcar/2017/218d_selection.html
2代目アウディ「R8スパイダー」発表
2010年に登場した「R8スパイダー」が2代目に。7月上旬に発売されることが発表されました。昨年デビューしたクーペと同様、ボディーサイドの「サイドブレード」や37個のLEDを備えたLEDマトリックスヘッドライトが、エクステリアの特徴。リヤまわりは、LEDリヤコンビネーションライトの間をハニカムグリルとすることで、クーペと異なる印象を与えています。油圧電動式ソフロトップは、遮音性に優れたクロス製。V10 5.2L自然吸気エンジンに7速SUVトロニックが組み合わされます。価格は2618万円。
http://www.audi-press.jp/press-releases/2017/b7rqqm0000001swp.html
アウディ新型「TT RSクーペ/ロードスター」を発表
アウディ「TTクーペ/ロードスター」のハイパフォーマンスモデル、TT RSクーペ/ロードスターが、6年ぶりにフルモデルチェンジ。新開発の5気筒2.5Lエンジンは400psに達し、0-100km/h加速3.7秒(ロードスターは3.9秒)と、TT史上最速となっています。駆動システムは、quattroフルタイム4WDシステム。オプション設定されるOLED(有機発光ダイオード)テールライトは、アウディの量産モデルで初のアイテムです。価格はクーペが962万円、ロードスターが978万円。
http://www.audi-press.jp/press-releases/2017/b7rqqm0000001t2c.html
本格スポーツセダン、アウディ「RS 3 Sedan」を日本に導入
アウディ「RS 3 セダン」は、高性能5気筒エンジンの2.5 TFSIとquattroフルタイム4WDシステムを採用した本格スポーツモデル。TT RSと同様の400psエンジンは、市販5気筒ユニットとしてもっともパワフルなユニットとされています。7速SUVトロニックにquattroフルタイム4WDシステムを組み合わせる駆動システムもTT RSと同じ。価格は785万円。
http://www.audi-press.jp/press-releases/2017/b7rqqm0000001t7z.html
獣医師監修のペットアイテムを装備、ルノー「カングー ウィズ ペット」
カングー・ゼンをベースに、イオンペットの獣医師が選んだハンモック、シートベルトア タッチメント、オリジナルお手入れキットなど、ペットがより安全で快適なドライブができる7つのアイテムを装備した特別仕様車。ナビゲーションシステムやリアカメラ、専用ロゴ入りシートカバー(CAVANA製)なども装着されます。ボディーカラーはジョンアグリュムとブルーエトワールメタリックの2色で、価格は2,415,000円(ジョンアグリュムは32,400円高)。
http://www.renault.jp/information/campaign/lp/kangoo-with-pet.html
充実装備で価格を抑えたジープ「コンパス」の限定車
ジープ「コンパス・ノース」は、コンパスの4WDモデルをベースに、専用17インチアルミホイールやNorth Editionハードタイプバッジ、スポーツメッシュファブリックシート、ナビゲーションシステムなどを装備しながら、ベースモデルより16万円安い3,402,000円とした特別仕様車。ブラック:80台、ブライトホワイト:20台の計100台が販売されます。
http://www.jeep-japan.com/special_models/compass-north/
高級ナビを装備したジープ「ラングラー・アンリミテッド・ナビエディション」
ラングラー・アンリミテッドスポーツに、三菱電機「DIATONE SOUND.NAVI」シリーズのハイエンドモデル「NR-MZ200」と、ジープロゴを立体的にあしらったボディ同色ドアミラーカバー、ロゴ入りスペアタイヤハードカバーを装備。376,000円相当のアイテムを付加しながら、ベース車両の167,000円高に抑えた4,131,000円としたモデルです。限定車台数はブラックとホワイト、200台ずつの計400台。
http://www.jeep-japan.com/special_models/wrangler-navi/
<関連記事>
2017年1月に登場した新型車まとめ
https://car-days.fun/blog/article/3918
2017年2月に登場した新型車まとめ
https://car-days.fun/blog/article/4583
text by 木谷宗義+Bucket
画像提供:アウディジャパン、FCAジャパン、ジャガー・ランドローバー・ジャパン、SUBARU、トヨタ自動車、ビー・エム・ダブリュー、プジョーシトロエンジャポン、メルセデス・ベンツ日本、ルノー・ジャポン