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【車イベントレポート】『エクスチェンジマート 昭和のクルマ新年会2017』レポート

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年明け早々の1月2日、お台場青海の特設会場(東京都)で、『エクスチェンジマート 昭和のクルマ新年会2017』が開催されました。エクスチェンジマートは、「大人の趣味人の為に新たな情報交換や交流の場所を」をスローガンに掲げた登録制のスワップミートで、毎月1回、大磯ロングビーチで定期的に開催されています。出店者は完全登録制で、安心して売買できるシステムを徹底しており、またクルマやバイクのガラクタ(=お宝)のみならず、昔懐かしい看板や玩具、衣類まで幅広いアイテムが揃うことから、毎回多数の来場者で賑わっています。そこに、今回は新年特別企画として、昭和のクルマ新年会2017をプラス。場所をお台場に移して開催されたのでした。

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当日は快晴!会場はお台場パレットタウンの目の前でした。

無造作に並べられた“ナニコレアイテム”は“宝の山”!

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ホントに何でもあります!

会場は圧倒的なスケール!新年最初の運試し!?来場者は「我先に」お宝をゲットしようと真剣な眼差しで各出店者のブースを回っていました。くるトピ取材班には「それが何なのか?」は分からないモノばかりでしたが、骨董品が放つ独特なオーラは感じとることができました。

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レンズ類は旧車オーナーにとって、貴重なパーツ

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懐かしい!ホンダ・ロードパルが売られていました

「お、コレは!」という発見があっても、お値段を見た瞬間「うっ」と絶句。おいそれとは手が出せませんが、よく見て回るとお手頃アイテムも豊富で、取材中であることを忘れてうっかり買い物を楽しんでしまいました(笑)。

昭和のクルマ新年会2017では“ナツカシクルマ”が大集結!

各地から昭和のクルマたちがお台場に集結。クルマ好きにとって、セピア色の思い出の中には、クルマが必ずあります。会場に集まった懐かしいクルマたちが、あの時、あの頃へ束の間のタイムスリップへと誘います。

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1980年代後半のクルマたちは、まだ旧車として認められない風潮もありますが、今年は2017年、平成29年です。よって、参加したクルマのほとんどが、生誕から30年以上経過しているということになります。写真の3代目ホンダ・プレリュードは1987年の登場なので、今年で生誕30周年です。月日の流れは早いものですねぇ。

それでは、昭和のクルマ新年会2017参加車の中で、くるトピ取材班が注目した3台をご紹介しましょう。

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Sakaさん(シティ)とケルPさんは大学生コンビ。

1982年式 シティのオーナー、Sakaさんと、1984年式 スカイラインのオーナー、ケルPさんは共に大学生。シティは当時のオプションアイテムが満載!スカイラインは33万kmを走破しても各部のコンディションがバツグン!大学では自動車部のお二人。自分よりも10年以上も早く生まれてきた旧車を維持するために、予防整備に努めているそうです。

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松本章嗣さんの1986年式マツダ コスモ

もう1台、目を引いたのが松本章嗣さんの1986年式マツダ コスモ。初期型のリトラクタブルライトから固定式のライトに変わったマイナーチェンジ後のモデルで、2L直4OHC搭載車です。松本さんは、ロータリーエンジンではないところが、逆に希少性が高くてお気に入りだそう。FC3S型サバンナRX-7用の車高調サスを流用して絶妙なロワードスタイルをゲット。内外装のコンディションも良好です。

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コスモのインパネ。当時のマツダ車ならではのカセットデッキに注目。

今や見かけることがまずない、こんな貴重なクルマに出会えるのも、旧車イベントの魅力ですね。

エクスチェンジマートは、毎月大磯ロングビーチで開催 

エクスチェンジマートの公式ホームページによると、次回は今月29日に予定されています。その後も2月26日、3月12日、4月9日、5月7日と続きます。実はこのエクスチェンジマート、1999年から続いているとのこと。これだけ長く続けられるのは、多彩なアイテムが揃うのはもちろん、規模の拡大よりも売買が安心してできるよう取り組んできたことで、出店者と来場者から信用、信頼を得られたからでしょう。今回はお台場の特設会場で開催されましたが、通常は大磯ロングビーチ駐車場が会場です。オーシャンビューの絶景とシーサイドクルーズが楽しめますので、愛車でお出かけしてみてはいかがでしょうか?

エクスチェンジマート ホームページ
http://exchangemart.hypermart.net/

text by くるトピ編集部