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【車イベントレポート】富士でマツダ体感イベントにファン6000人が集結

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9月25日(日)、マツダは「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」(BDE)を、静岡県の富士スピードウェイにて初開催した。(主催:Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY 実行委員会)これは、マツダをもっと身近に感じてもらうために各地で開催されている「Be a driver. Experience」の一環で、イベントには6,000人のファンが集まり、熱気あふれる会場を作り上げていた。「マツダ 787B」をはじめとする歴代レーシングカーのデモラン、ロードスターによるワンメイクレース、子どもと楽しめる整備体験、マツダ車に携わる様々な人々のトークセッションなどが行なわれた。

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ピットビル屋上に設けられたステージでは、“ミスター ル・マン”寺田陽次郎氏や開発担当者が一日を通して登場し、制作秘話や当時の話について笑いを交えながらトークを繰り広げた。

どのコンテンツもマツダファンならずとも楽しめる内容ばかりだったが、やはり目玉は1991年ル・マン24時間レース総合優勝を飾ったマシンである「マツダ 787B」や、「コスモスポーツ」、「RX-7」ら歴代レーシングカーによるデモ走行だった。

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787Bから響き渡る圧巻の4ローターサウンドに、サーキット中の誰もが酔いしれた。デモランのため周回数こそ少なかったが、バックストレートを駆け抜ける快音は、このイベントに来てよかったと心から思わせるのに十分だった。

これらのマシンを間近で見ることができるレーシングマシン展示もピット内に用意され、展示車両の中には、プレーステーション3“グランツーリスモ6”に登場した「マツダ LM55」も展示、新旧を上手く対比させた展示となっていた。

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また、マツダは今回、ファンとスタッフが直接触れ合うことができるコンテンツをたくさん用意していた。モノづくり展示のコーナーでは実際にマツダの開発者と会話をし、パーツの制作方法やSKYACTIVに用いられている技術などを熱心に尋ねていた。

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もちろん、大人だけでなく子どもたちも存分に楽しめる体験コーナーを用意、整備体験、ラジコン制作、モノづくり体験など、真剣な眼差しで取り組んでいた。そこには、次世代のクルマ好きに対するマツダの熱い思いが強く感じられた。

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マツダのモノづくりが凝縮されたブース“This is Mazda Design”では、どのようなコンセプトのもと制作されているかを垣間見ることができた。マツダの造形美を肌で感じることのでき、クレーモデル成形パフォーマンスなどを通して大いに賑わった。

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試乗とともにマツダのクルマ造りを理解することができる「人馬一体講座」では、人を中心としてクルマを設計していく「人間中心思想」について、非常に興味深い講演が行われていた。

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富士スピードウェイがマツダ尽くしとなった一日であったが、特に今回は子ども向けのコンテンツも多かったため、家族で訪れたファンたちも隅から隅までBDEを楽しめたのではないだろうか。

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text by くるトピ編集部