10月31日(月)まで申込受付中の第4回「くるまマイスター検定」。過去問以外にどんな新しい問題が出るんだろう?と気になっている皆さんへ、くる検応援団の方々から毎週予想問題をいただくこととなりました!
第7回は、竹岡圭さんからの出題です!
- 1.神奈川県
- 2.群馬県
- 3.三重県
- 4.山梨県
解答:1.神奈川県
問題を出しておいてなんですが、実は答えに諸説あると言いますか、解釈の違いがあるようなんですね。
写真提供:多摩川スピードウェイの会
そんな諸説を取りまとめていくと、日本初の常設サーキット「多摩川スピードウェイ」、つまり神奈川県が発祥の県となりそうです。多摩川スピードウェイは、多摩川橋梁上流に隣接する神奈川県川崎市中原区側の河川敷に存在した、1周1200mの本格的なサーキット。観客も3万人ほど収容可能だったんだとか。
写真提供:多摩川スピードウェイの会
昭和11年に「全日本自動車競走大会」というイベントが行われていますので、これを持って発祥の地とするのが、正解だと思われます。ただしこの全日本自動車競争大会、昭和13年までしか続いていないんです。
写真提供:多摩川スピードウェイの会
もっと継続的にモータースポーツが行われているという意味で、モータースポーツ発祥の地と言われているのが、群馬県の嬬恋村。昭和30年代に「全日本オートバイ耐久ロードレース(浅間火山レース)」や「全日本クラブマンレース」が浅間山麓にある村有地、通称「浅間サーキット」で開催されていました。
この浅間サーキット、実は2輪のテストコースとして昭和32年に建設されたもの。ここから巣立ったドライバーが、世界レベルで活躍を始めたことから、日本のモータースポーツ発祥の地と言われているようです。
そして、日本グランプリという大きな大会が開催されたのは、鈴鹿サーキット。
1963年に「第1回日本グランプリ自動車レース大会」が開催されています。日本における本格的な自動車レースはこれが始まりとされていまして、本格的という意味だと鈴鹿サーキットも日本のモータースポーツ発祥の地のひとつと言ってもよさそうなんですよね。
昔から「発祥」とか「元祖」とかいうものには諸説あるというのが定説だったりしますが、モータースポーツに関してもご多聞に漏れずというところのようです。
text by 竹岡圭
写真提供:多摩川スピードウェイの会
タレント・モータージャーナリスト: 竹岡圭さん( Kei Takeoka )
「クルマは楽しくなくっちゃね!」というのが、私のモットー。
眺めても楽しい♪ 乗っても楽しい♪ みんなでも楽しい♪ ひとりでも楽しい♪
もちろん悲しい時やツライ時だってあるけれど、そんな時だってクルマがあるから頑張れた、クルマに癒された、なんていう経験をお持ちの方、たくさんいらっしゃるのでは?
そう、クルマにはたくさんのドラマがあるのです~。
そんなクルマたちが、もっともっとドラマチックに思えてくるのが「くるまマイスター検定」のいいところ。生い立ち、歴史、ハウツー、トリビア、なんでもござれの「くるまマイスター検定」ですが、さまざまなバックボーンを知ると、クルマのことがもっともっと愛おしく思えてくるのは間違いナシ!
テストしながら学べちゃうのが「くるまマイスター検定」のいいところでもあります。
まずはチャレンジ! みんな頑張ってネ! 心から応援しています~。
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