9月16日、東京都中央区にある晴海ふ頭の客船ターミナルで『バスまつり2017 in 晴海』が開催されました。東京都交通局が、日頃から都営バスをご利用のお客様に感謝の意を込めて、9月20日の“バスの日”にちなんで開催しているそうで、今回で13回目を迎えたこのイベント。入場は無料で、朝から大勢の来場者が訪れていました。
手前から都営バスが2台、東急バス、関東バス。
手前から京浜急行バス、京王バス、小田急バス。
バスと言っても身近な路線バスがメインで、関東バス、東急バス、都営バス、小田急バス、京浜急行バス、京王バスが勢揃い。その中に、今年3月より都営バスで運行を開始した、近未来を予感させるフロントマスクの燃料電池バス(FCB)の姿もありました。
屋外の展示ブースではそのバスたちの撮影会が行われ、各車両で、行先を示す電光掲示板が、普段はなかなかお目にかかれない、もしくは「今日だけ」の特別な表示をしており、ファンはこの機会を逃すまいとカメラを向けていました。
今年の3月より運行を開始した、都営バスの燃料電池バス。
都内ではお馴染みの小田急バス。
JR中央線沿線で親しまれる関東バス。
電光表示板の表示が“バス祭りスペシャル”!多くのファンがカメラを向けていました。
八王子から来たY.Sさん(左)とS.Hさんは、ずっとバスを撮り続けていました。
八王子から来た、Y.Sさん(18)とS.Hさん(19)は京王バスファン仲間。Y.Sさんは京王バスのお客様対応が素晴らしいと大絶賛。お父さんが車好きで、高校時代に出会ったバス好きの友人の影響もあってバスの世界にハマったそうです。この日の京王バスは、京王線(電車)の行先を電光表示させるなど、ユニークな仕掛けに夢中になっていました。S.Hさんは、特にバスのエンジンなど“メカが動く音”が好きだそう。今欲しい車は86(カローラレビン or スプリンタートレノ)で、筋金入りの車好きでもあります。
ターミナル内も大盛況!
ターミナル内では各バス会社のグッズ販売が行われ、レアアイテムを求めるファンが、朝から大行列をなしていました。他にも、中学生以上を対象とした時刻表を作る『ダイヤ引き講習会」や『バストリビア子供クイズ大会」、実際に使用されていた料金箱や方向幕を特別に販売する『バス部品購入抽選会』などもあって、子供から本格的な大人のファンまで楽しめるイベントが盛りだくさん!大盛況でした。
『方向幕操作体験コーナー』や、京浜急行バスのブースにあった『降車ボタン押し放題コーナー』では、「これを一度やってみたかった」という夢を叶えた人が、きっとたくさんいたことでしょう。
各バス会社のグッズ販売は大、大、大盛況!
多くのファンが手にしたのは各バス会社のバスコレクション(モデルカー)。写真は東急バス。
バス部品購入抽選会に出された都営バスの旧料金箱は一機55,000円!意外と安い!?
関東バスの方向幕を自在に操作できるという夢体験も!
京浜急行バスのブースにあった“降車ボタン押し放題”で夢叶う!?
ぬりえコーナーはちびっこたちに大人気。
バスまつりは、9月20日のバスの日にちなんで開催
会場に向かうバスの中で興奮している子供の姿は微笑ましいですね。また、お小遣いを握りしめてバスグッズ販売の列に並んでいる少年の「売り切れたらどうしよう」という不安な表情に、励ましてあげたくなりました。
普段お世話になっているバス会社を身近に感じられ、誰でもきっと楽しめるバスまつり。来年、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
text & photo by くるトピ編集部
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東京都交通局
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