身体が冷えると、知らず知らずのうちに肩や首に力が入って、凝りを促進させてしまうもの。そうなれば、運転中の集中力も落ちてきます。そこでやりたいのが「温活ストレッチ」。第2回目は、「腕のつけ根」の温活ストレッチをご紹介します。
目次
腕の付け根のほぐしは肩こり改善にも効果的
まず、腕の付け根まわりをほぐします。腕の付け根部分には、太い血管とリンパの通り道が集中しているので、周辺の筋肉を動かして血の巡りやリンパの流れを良くすることで、内側から温める効果を狙います。
右腕を斜め前に伸ばし、左肘で抱えます。息を吸いながら右腕を胸に引き寄せます。右肘が曲がったら、左腕が曲がらないように、腕を少し胸から離した位置にセット。位置が決まったら、腕の付け根から回すように意識して、手の平を上に回し、回し切ったら、手の平を下回し。この動きを10回程度繰り返します。反対側も同様に行います。
インナーマッスルを活性化させて内側から熱を作ろう
腕の付け根部のインナーマッスルを動かして、腕の付け根部から体を温めます。両手を横に伸ばして肩の高さにセットし、肘を90度に曲げて手の平は正面に向けます。息を吸いながら手の平を耳の後ろまで倒し、息を吐きながら、指が胸の辺りの位置にくるまで手の平を前に倒します。肩の高さに肘を合わせて、肘から前に、後ろに倒すのがコツです。
肩の奥深いところの筋肉、インナーマッスルに刺激を与えます。早い動作で行うと表面に筋肉、アウターマッスルを使ってしまうので、ゆっくりとていねいに動かし、インナーマッスルを使いましょう。前後に倒すのを1セットで、10回ほど繰り返します。肩こり改善にも効果が期待できる動作です。
text by インナービューティ講師 鈴木珠美/beecar編集部
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