雲ひとつない汗ばむ快晴の下、横浜・みなとみらい赤レンガ倉庫にて、クルマ雑誌「LEVOLANT(ル・ボラン)」主催のイベント、「LEVOLANT CARS MEET 2017」が開催されました。会場にはおよそ50台近の最新モデルがズラリ! 赤レンガ倉庫は、観光スポットとしても人気なこともあって、大勢の人で賑わっていました。
最新車種でみなとみらいをドライブ!
赤レンガ倉庫に隣接する駐車場では、各メーカーが用意した最新モデルをプロドライバーの運転で同乗体験できるプログラムの受付けが行われおり、夏日の中にもかかわらずたくさんの人が列を作っていました。
先着順の申し込みで、あっという間に枠が埋まってしまうのは「ホンダNSX」、「レクサスLC500」そして「アウディR8 V10plus」といった最新スポーツカーで、中には「試乗会でNSXに乗るためだけに来た」という人も!
コースは、赤レンガ倉庫を出発して、みなとみらい~中華街周辺を走るもの。最新のスポーツカーが通ると、そのエンジンサウンドに通行人が視線を向け、赤信号で停車すれば写真を撮っていました。特にレクサスLC500が発する艶やかなV10サウンドは、賑やかな会場周辺でもよく聞こえるほど。ハイブリッドモデル「LC500h」より「LC500」が売れている(すでに両グレードで2000台近いオーダーを抱えている)というのがわかります。
あの最新スーパーカーや「ザ・スーパーカー」も展示!
メイン会場となる赤レンガ倉庫では、まずアウディのSUPER GTマシン「R8 LMS」がお出迎えしてくれました。奥に行くとBMWやランボルギーニ、フォルクスワーゲンなどの輸入車メーカーから、レクサス、日産などの日本メーカーまで、最新モデルがぎっしりと展示されています。
また、スバルの運転支援システム「EyeSight」体験や、レンジローバーやディスカバリーでの急傾斜体験といった、体験コンテンツが実施されていた他、巨大テント内ではトークショーや豪華景品が当たるじゃんけん大会が開かれていました。
少し奥にはル・ボラン編集部特別展示車として「ランボルギーニ・カウンタック・クアトロバルボーレ」、「ランボルギーニ・アヴェンタドールS」、「ロータス・ヨーロッパ・スペシャル」、「ロータス・エヴォーラ400」という英伊のスポーツカーメーカー新旧モデルが展示されていました。
レーシングカーや「はたらくクルマ」も展示!
赤レンガ倉庫の海側へ足を進めると、横浜ゴムが展示するSUPER GT GT500クラスで活躍中の「フォーラムエンジニアリング・アドバンGT-R」と、メキシコで開催されているデザートレース「バハ1000」のサポートカーであるトヨタのピックアップ「タンドラフリーランナー」の姿が。
このユニークなクルマは、自宅での洗車で活躍する高圧洗浄機ケルヒャーの業務用シティークリーナー「MC50」。運転席が開放されていて、子どもたちが運転席に座って楽しんでいました。子どもは、はたらくクルマが大好きですよね。また、ブリジストンタイヤブースには、今年の10月に1週間をかけてオーストラリア北部のダーウィンから南に3000kmのアデレードまで横断するソーラーカーレース「WORLD SOLAR CHALLENGE」に出場する東海大学のソーラーカーが展示されていました。
たくさんのメーカーが一同に集結して見学できるイベントは、東京モーターショーの他にそう多くはありません。しかも、無料で青空の下でじっくり見られて、同乗体験もできるとあれば、家族連れにも打ってつけのイベントでしょう。今年の東京モーターショーは出展を見合わせるインポーターもあるようですから、こうしたイベントがたくさん開かれるといいですね!
text & photo:クリハラジュン+Bucket
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