「ブレーキを踏むとゴリゴリという音がする」「何かが削れているような感触がある」「このまま走っても大丈夫?」と不安になっていませんか?ブレーキからのゴリゴリ音は、ブレーキパッドの摩耗が進んでいるときに出ることが多く、注意が必要な症状です。
ただし、朝一や雨上がりだけ一時的に鳴る軽度なケースや、急ブレーキ時のABS作動音など、必ずしも危険なものばかりではありません。音のタイミングや特徴を把握することで、緊急度を判断できます。
この記事では、車のブレーキからゴリゴリ音がする主な原因、走っていいかの判断ポイント、タイミング別の見分け方、今すぐできる対処法、修理費用の目安、やってはいけないNG行動までわかりやすく解説します。
- ブレーキからゴリゴリ音がする主な原因
- 走っていいかの判断ポイント
- 鳴るタイミング別の見分け方
- 今すぐできる対処法
- 修理費用の目安
- やってはいけないNG行動
- 予防のために意識したいこと
- ブレーキを踏んだときのゴリゴリ音はパッド摩耗やローター異常などの可能性がある
- ブレーキの効きが落ちている・振動がある場合はすぐに停車する
- 朝一や雨上がりだけ一時的に鳴ってすぐ消えるなら表面の軽いサビの可能性がある
- 自己判断で放置せず、早めに点検を受ける
ブレーキパッドはなぜ減る?仕組みと交換目安
ブレーキのゴリゴリ音を理解するうえで、まず知っておきたいのがブレーキパッドの仕組みです。
車のブレーキには「ディスク式」と「ドラム式」があります。現在販売されている多くの乗用車では、前輪にディスクブレーキが採用されており、車種によっては4輪すべてがディスクブレーキになっています。ディスクブレーキでは、ホイールと一緒に回転する「ブレーキローター」を、キャリパーに取り付けられたブレーキパッドで挟み込み、その摩擦によって車を減速・停止させます。
このとき、回転エネルギーは熱エネルギーに変わるため、ブレーキまわりは非常に高温になります。ブレーキパッドは摩擦を生み出す代わりに、走行するたびに少しずつ削れていく消耗品です。そのため、減ることを前提に設計されており、適切なタイミングで交換が必要になります。
ブレーキパッドの厚みと交換目安
ブレーキパッドは新品時で約10mm程度の厚みがあることが多く、一般的には3mm程度が交換の目安とされています。
さらに摩耗が進んで1mm以下になると、制動力の低下だけでなく、ブレーキローターにもダメージを与えるおそれがあります。この状態まで使い続けると、ゴリゴリ音やガリガリ音の原因になるケースが多く、修理費用も大きく膨らみやすくなります。
走行距離の目安と減り方の違い
ブレーキパッドの寿命は車種や使用状況によって異なりますが、一般的には6万〜8万km程度が交換目安のひとつとされています。
ただし、信号や渋滞の多い市街地走行が中心、坂道や山道をよく走る、急ブレーキが多いといったシビアコンディションでは、摩耗が早く進むことがあります。そのため、距離だけで判断せず、定期点検で残量を確認してもらうことが大切です。
ブレーキパッドは外から見えにくい
ブレーキパッドはキャリパーの内側に取り付けられているため、タイヤのように外側から消耗具合を確認しにくい部品です。そのため、異音や振動、踏み心地の変化が交換時期のサインになることも少なくありません。
車のブレーキからゴリゴリ音がするのは危険?走っていい?

ブレーキからゴリゴリ音がしている場合、ブレーキパッドの大きな摩耗や、ローター・キャリパーまわりの異常が起きている可能性があり、基本的には走行を控えて点検を受けるのが安全です。ただし、朝一や雨上がりだけ一時的に鳴る音であれば、軽いサビなどが原因のこともあります。
音の出方や走行への影響によって判断が変わるため、まずは症状の特徴を整理することが大切です。
基本的にはすぐに点検を受けたほうがよい
ブレーキを踏んだときに「ゴリゴリ」「ガリガリ」といった金属音が常に聞こえる場合は、ブレーキパッドの摩耗がかなり進んでいる、またはローターやキャリパー側に異常が出ている可能性があります。この状態で走行を続けると、ブレーキの効きが悪くなったり、周辺部品のダメージが広がったりするおそれがあります。
同じ異音でも、キーキーという甲高い音は「パッドがそろそろ摩耗限界」というお知らせ音であることが多く、ゴリゴリ音やガリガリ音はそれより深刻な状態を示すことがあります。音に気づいた時点でできるだけ早く整備工場やディーラーで点検を受けることが、安全と修理費用の両面で重要になります。
ブレーキパッド摩耗が原因ならすぐ交換が必要
ゴリゴリ音の原因として多いのが、ブレーキパッドの摩耗です。パッドが薄くなると本来の摩擦面ではなく、パッドの裏側にある金属プレートがローターに接触するようになり、金属同士がこすれる低い音が出ることがあります。
この状態を放置して走り続けると、ローターまで削れてしまい、パッド交換だけでなくローターの交換や研磨も必要になることがあります。結果として修理費用が大きく膨らむため、「ゴリゴリ音に気づいたら早めに点検・交換」が基本です。ブレーキは安全に直結する部品なので、自己判断で乗り続けず、専門業者に見てもらうのが安心です。
朝一や雨上がりだけの軽度な音は一時的なサビの可能性もある
朝一や雨上がりだけ一時的に音が出て、数回のブレーキで自然に消えるなら表面の軽いサビが原因の可能性があります。一方で、音が続く場合や振動・効きの低下を伴う場合は、早めの点検が必要です。
ブレーキローターは鋳鉄製のため、一晩放置しただけでも表面に薄いサビが発生することがあり、最初の数回のブレーキで削り落とされるケースが多いです。ただし、雨続きで長期間乗らなかった車や、寒冷地で融雪剤の影響を受ける車では、サビが深くなって音が消えにくくなることもあります。
効きが悪い・振動がある場合は絶対に走らない
ゴリゴリ音に加えて、ブレーキの効きが悪くなっている、ブレーキペダルを踏んだときに振動がある、停車までの距離が伸びていると感じる、といった場合は走行を続けるのは非常に危険です。ブレーキシステムそのものに深刻な異常が出ている可能性があり、放置すると重大事故につながるおそれがあります。
こうしたケースでは自走せず、安全な場所に停車してロードサービスや整備工場に連絡するのが基本です。「あと少しだから」と走り続けると、下り坂や急ブレーキが必要な場面でブレーキが効かず、取り返しのつかない事故になるおそれがあります。
ブレーキのゴリゴリ音は「効きに影響があるか」「振動を伴うか」をあわせて判断することが大切です。

ブレーキ音の種類と危険度の違い
ブレーキの異音は種類によって緊急度が異なります。音の違いを理解しておくと、適切な対応がしやすくなります。
| 音の種類 | 主な原因 | 緊急度 |
|---|---|---|
| キーキー音 | パッド摩耗インジケーター、軽いサビ、ブレーキ鳴き | 低〜中(早めの点検) |
| シャリシャリ音 | 異物の挟まり、軽い接触、センサー接触 | 低〜中 |
| ゴゴゴ音 | ローター表面のサビ、摩耗、異常接触 | 中(状況による) |
| ゴリゴリ・ガリガリ音 | パッド摩耗末期、金属接触、重大な損傷 | 高(即点検) |
| シュー音 | 負圧系やブースターまわりの異常の可能性 | 中〜高 |
キーキー音は交換時期のサインであることが多い
キーキーという高い音は、ブレーキパッドに付いているインジケーター(金属片)がローターに接触することで発生することがあります。これは故障ではなく「そろそろ交換してください」という警告音として使われることが多いです。
ただし、軽いサビや一時的なブレーキ鳴き、キャリパーのスライドピンの動きが悪い場合などでも似た音が出ることがあります。音が継続する場合は、早めに点検を受けると安心です。
ゴリゴリ音はより深刻な状態を示すことがある
一方でゴリゴリ音やガリガリ音は、パッドの摩擦材がほとんどなくなっている、金属部品同士が接触している、あるいはローターやキャリパーに異常があるなど、より深刻な状態を示すことがあります。
この状態では制動力の低下だけでなく、ローターやキャリパーの損傷にもつながるため、走行を続けるべきではありません。
左右で減り方が違うケースもある
ブレーキパッドはローターを左右2枚で挟む形で取り付けられていますが、必ずしも均等に摩耗するわけではありません。外側だけ減りが早い、内側だけ摩耗しているといった「片効き」に近い状態になることもあります。
この場合、キャリパーの動きに問題がある可能性もあるため、パッド交換とあわせて点検・調整を行うことが重要です。
【タイミング別】ブレーキからゴリゴリ音がする原因の見分け方
ゴリゴリ音がいつ鳴るかによって、疑われる原因と緊急度が変わります。ここでは代表的な5パターンで整理します。
| いつ音がするか | 疑われる原因 | 対応の考え方 |
|---|---|---|
| ブレーキを踏むたびに鳴る | ブレーキパッドの摩耗(末期)、ローター異常 | 早急に点検・交換が必要 |
| 朝一の走り出しだけ鳴る | ローター表面の軽いサビ | 数回のブレーキで消えるなら一時的な可能性 |
| 雨の翌日や洗車後に鳴る | ローターへの水分付着・表面サビ | 走行で収まることが多いが継続するなら点検 |
| 急ブレーキ時にだけ鳴る | ABSの作動(安全機能) | 故障ではなく正常動作の可能性 |
| 低速・停止寸前だけ鳴る | キャリパーの引きずり、異物の挟まり | 早めに点検を依頼 |
ブレーキを踏むたびに鳴る場合
ブレーキを踏むたびに毎回ゴリゴリ音がする場合は、ブレーキパッドの摩耗がかなり進んでいる、またはローター側に異常が出ている可能性が高い状態です。パッドが薄くなりすぎて金属部分がローターに接触することで、金属音が発生していることがあります。
この段階になるとブレーキの効きも落ちてくることがあるため、事故のリスクが高まります。走行距離やパッドの使用時間に関わらず、音が毎回鳴るようならすぐに整備工場で点検を受けるのが基本です。パッドだけでなくローターにもダメージが及んでいる可能性があるため、両方の状態を見てもらう必要があります。
朝一の走り出しだけ鳴る場合
朝一番に車を動かし始めたときだけゴリゴリ音がする、しばらく走ると音が消えるというケースは、ローター表面に発生した軽いサビが原因のことが多いです。ブレーキローターは鋳鉄製のため、湿気や夜露によって一晩でも表面に薄いサビが発生します。
このサビはブレーキを数回踏むだけで落ちることが多く、音が消えれば大きな問題がないこともあります。ただし、雨続きで長期間乗らなかった車や、寒冷地で融雪剤の影響を受ける車では、サビが深くなって音が消えにくくなることもあります。朝一以外でも音が続くようになった場合は、様子見をやめて点検を受けるほうが安心です。
雨の翌日や洗車後に鳴る場合
雨の翌日や洗車直後に発進するとゴリゴリ音がするのは、ローターに付着した水分や表面サビが原因になっていることが多いです。ローター表面に水分が不均一に残ると、パッドとの摩擦が一時的に変化し、ブレーキを離す瞬間や踏む瞬間に音が出ることがあります。
走行しながら軽くブレーキを効かせていれば、水分が飛び、表面の状態も落ち着いて異音が収まることがあります。洗車したあと少し走ると音が消える、雨の翌日の走り出しだけ音がするというパターンであれば、それほど心配しなくてよい場合もあります。ただし、乾いた日でも継続的に音が出るようになった場合は、別の原因を疑う必要があります。
急ブレーキ時にだけ鳴る場合(ABS作動)
急ブレーキをかけたときに「ゴリゴリ」「ガガガ」といった音や振動がブレーキペダルから伝わる場合は、ABS(アンチロックブレーキシステム)が作動している可能性が高いです。ABSはタイヤがロックしてスリップするのを防ぐ安全機能で、急ブレーキ時に細かくブレーキを制御するため、独特の振動と音が発生します。
これは故障ではなく正常な動作なので、急ブレーキ時だけに発生するゴリゴリ感であれば心配する必要はありません。通常のブレーキングでもゴリゴリ音がする場合は、パッド摩耗など別の原因が考えられるため、切り分けて判断することが大切です。
低速・停止寸前だけ鳴る場合
低速で走行しているときや、停止する寸前にだけゴリゴリ音がする場合は、ブレーキキャリパーの引きずりや、ローターとパッドの間に挟まった小石などの異物が原因の可能性があります。キャリパーのスライドピンが固着していると、ブレーキが軽く効いたまま引きずる状態になり、異音の原因になります。
また、走行中に小石が巻き込まれてパッドとローターの間に入り込むことで、一時的にゴリゴリ音や削れるような音が出ることもあります。小石の場合は走行中に落ちることもありますが、しつこく続く場合は点検で取り除いてもらうのが安心です。
ブレーキパッドの摩耗は、まずキーキーという甲高い音で「そろそろ交換時期」を知らせるパッドインジケーターが働くことがあります。この段階で交換すれば軽い修理で済むことが多いですが、そのまま乗り続けるとパッドが完全に摩耗し、ゴリゴリという金属音に変わることがあります。キーキー音の段階で対処すれば、ローター交換などの大掛かりな修理を避けやすくなります。
車のブレーキからゴリゴリ音がする主な原因

ブレーキのゴリゴリ音にはいくつかの原因があります。ここでは代表的な6つを整理します。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| ブレーキパッドの摩耗(最も多い原因のひとつ) | パッドが薄くなり金属ベースがローターに接触することがある |
| ブレーキローターのサビ | 表面のサビがパッドと不均一に接触して音が出る |
| ブレーキローターの歪み・摩耗 | ローター表面が不均一になり振動と音が出る |
| ブレーキキャリパーの不具合 | パッドが常にローターに押しつけられ異音や引きずりが出る |
| 砂利や小石の挟まり | パッドとローターの間に異物が入り削れるような音が出る |
| ABSの作動(急ブレーキ時) | タイヤのロックを防ぐ安全機能による正常な動作音 |
ブレーキパッドの摩耗(最も多い原因のひとつ)
ゴリゴリ音の原因として多いのが、ブレーキパッドの摩耗です。ブレーキパッドは走行するたびに少しずつ削れていく消耗品で、使用を続けると残量が少なくなっていきます。
パッドの摩擦面がなくなると、パッドの裏側にある金属ベース(バックプレート)がローターに直接当たるようになり、金属同士がこすれる「ゴリゴリ」という音が発生することがあります。この状態で走行を続けるとローター自体も削れて交換が必要になるため、修理範囲が広がりやすい傾向があります。ブレーキパッドの残量が少なくなっているサインと考え、すぐに点検・交換するのが基本です。
ブレーキローターのサビ
ブレーキローターは鋳鉄製で、雨や湿気、洗車後の水分、融雪剤などの影響で表面にサビが発生しやすい部品です。特に長期間使用しない車や、屋外駐車の車では、一晩でローター表面に薄いサビが発生することがあります。
サビた部分とサビていない部分がローター上に混在すると、ブレーキパッドとの摩擦が不均一になり、「シャリシャリ」「ゴリゴリ」といった音が発生します。軽いサビであれば数回のブレーキで削り落とされ、音は自然に消えることが多いです。ただし、サビが深い場合は研磨や交換が必要になることもあります。
ブレーキローターの歪み・摩耗
ブレーキローターは長く使うと、摩擦熱や使用状況によって歪んだり、表面が不均一に摩耗したりすることがあります。歪んだローターでブレーキをかけると、パッドとの接触が安定せず、振動を伴うゴリゴリ音が発生することがあります。
ローターは使用状況や熱の影響で表面の摩耗が偏ったり、歪みが生じたりすることがあり、これが振動や異音の原因になることがあります。ローターの歪みや摩耗が確認された場合は、研磨または交換での対応が必要になります。
ブレーキキャリパーの不具合
ブレーキキャリパーはパッドをローターに押し付ける部品で、内部のスライドピンが動くことでパッドを押しつけたり離したりしています。このスライドピンが固着したり、サビで動きが悪くなったりすると、ブレーキを踏んでいないときもパッドがローターに軽く当たり続ける「引きずり」という状態になります。
引きずりが発生すると、「ゴリゴリ」「ゴーッ」といった異音や振動が出たり、発進時に車がぎこちなく動いたりすることがあります。左右のホイールを比べて、片側だけブレーキダストがべったり付いているような場合は、そちら側のキャリパーに不具合が出ている可能性があります。キャリパーのオーバーホールや交換で対処することが一般的です。
砂利や小石の挟まり
走行中、ホイールの隙間から砂利や小石が入り込み、パッドとローターの間に挟まってしまうことがあります。異物が挟まった状態でブレーキをかけると、「ゴリゴリ」「シャリシャリ」といった削れるような音が発生します。
小石の場合は走行中に自然に落ちてしまうこともありますが、しつこく続く場合は整備工場で点検・清掃してもらうのが確実です。ホイール周辺に砂や泥が溜まっていると異物が入りやすくなるため、定期的な洗車も予防につながります。
ABSの作動(急ブレーキ時)
急ブレーキをかけたときにだけゴリゴリ音や振動が出る場合は、ABS(アンチロックブレーキシステム)の作動によるものがほとんどです。ABSはタイヤのロックによるスリップを防ぐ安全機能で、急ブレーキ時にブレーキを細かく断続的に効かせる制御を行うため、独特の振動と音がペダルから伝わります。
これは故障ではなく、ABSが正常に働いている証拠です。雨天時やスリップしやすい路面で急ブレーキをかけると、より体感しやすい傾向があります。通常のブレーキングでは音がせず、急制動時のみの現象であれば心配いりません。
ブレーキパッド・ローター・キャリパーとは?仕組みをかんたんに解説
ブレーキの異音を理解するには、ブレーキの基本的な仕組みを知っておくと役立ちます。ここでは主要な部品をわかりやすく解説します。
ブレーキパッドはローターを挟んで減速する部品
ブレーキパッドは、ディスクブレーキに取り付けられている摩擦材で、車を減速・停止させる役割を担っています。ブレーキを踏むと、左右からパッドがローター(円盤状の金属部品)を挟み込み、その摩擦で車を止める仕組みです。
ブレーキパッドは走行のたびに少しずつ削れていく消耗品で、残量が少なくなると交換が必要になります。パッドには摩耗が進むとキーキー音で知らせるインジケーター(金属片)が付いているのが一般的で、この音が鳴り始めたら交換時期のサインです。
ローターはタイヤとともに回転する円盤
ブレーキローター(ディスクローター)は、タイヤとともに回転する円盤状の金属部品です。ブレーキパッドに挟まれることで摩擦が生まれ、車が減速する仕組みになっています。
ローターは鋳鉄製で、雨や湿気でサビが発生しやすい特徴があります。また、長く使うと表面が摩耗したり歪んだりすることがあり、パッドとの接触が不均一になると振動や異音の原因になります。ローターはパッド交換時にあわせて状態を確認しながら、研磨または交換が必要か判断するのが一般的です。
キャリパーはパッドを押し付ける装置
ブレーキキャリパーは、ブレーキパッドをローターに押し付ける装置で、油圧でピストンを動かしてパッドを挟む仕組みになっています。内部にはスライドピンと呼ばれる部品があり、これが滑らかに動くことで正しいブレーキ操作が実現します。
長年の使用でスライドピンが固着したり、ピストンシールが硬化したりすると、ブレーキの引きずりや異音の原因になります。キャリパーはブレーキシステムの中でも重要な部品で、メンテナンスや交換が必要になることもあります。
ABSはタイヤのロックを防ぐ安全機能
ABS(アンチロックブレーキシステム)は、急ブレーキ時にタイヤがロックしてスリップするのを防ぐ安全機能です。現在の車の多くに装備されており、雨天時や緊急ブレーキ時に車の安定性を保つ重要な役割を担っています。
ABSが作動すると、ブレーキを細かく制御するためペダルに独特の振動が伝わり、「ゴリゴリ」「ガガガ」といった音が出ることがあります。これは正常な動作で、故障ではありません。ABSが作動している間はブレーキを離さず、しっかり踏み続けることで最大の制動効果が得られます。
車のブレーキからゴリゴリ音がするときの対処法
ブレーキからゴリゴリ音が聞こえたら、焦らず順番に状況を確認することが大切です。ここでは、現場でやるべき手順を①から順に整理します。
① ブレーキの効きをゆっくり確認する
まず、安全な場所でブレーキの効きをゆっくり確認します。普段と同じ強さで踏んだときに止まるまでの距離が伸びていないか、踏んだときに振動があるかどうか、ペダルが深く沈んだ感触がないかなどをチェックします。
効きに明らかな違和感がある場合は、走行を続けるのは危険です。効きがいつもと変わらない場合でも、ゴリゴリ音が継続しているなら早めの点検が必要です。ブレーキは安全に直結する部品なので、少しでも違和感を覚えたら自走を控える判断が大切です。
② 音の出るタイミングと場所を把握する
ゴリゴリ音がどんなタイミングで、どこから聞こえるかを整理します。毎回のブレーキで鳴るのか、朝一だけなのか、急ブレーキ時だけなのか、前輪と後輪のどちら側から聞こえるのかをできるだけ具体的に把握します。
音の特徴をメモしておくと、整備工場に相談するときに原因の特定がスムーズになります。スマートフォンで音を録音しておくと、整備士に実際の音を聞いてもらえるため、診断の精度が上がります。音が出る場所の特定は、修理費用の見積もりにも影響するため、できるだけ詳しく把握しておくと安心です。
③ ホイールの隙間から異物がないか確認する
車を停車させてから、ホイールの隙間からブレーキまわりに異物が挟まっていないかを目視で確認します。小石や砂利、木片などがパッドとローターの間に入り込んでゴリゴリ音を出しているケースもあります。
ただし、異物が見えても無理に取り除こうとせず、取りにくい場合は整備工場で対応してもらうのが安全です。タイヤを外さないと見えない奥にある異物は、自分で無理に対処しないようにしましょう。
④ 早めに整備工場で点検を受ける
ゴリゴリ音は軽度なサビなどの一時的な原因を除き、パッド摩耗など部品の消耗や故障が原因であることが多いため、早めに整備工場で点検を受けるのが基本です。ディーラーやカー用品店、整備工場などで、ブレーキまわりの状態を見てもらいます。
点検ではブレーキパッドの残量、ローターの状態、キャリパーの動作などをまとめてチェックしてくれます。音が出る段階で点検すれば、軽い修理で済むことも多いため、先延ばしせず早めの対応が結果的に修理費用を抑えることにつながります。
⑤ 効きが悪い場合は自走せず連絡する
ブレーキの効きが明らかに悪い、踏んでもなかなか止まらない、ペダルが床に近づくまで沈み込むといった症状がある場合は、自走せずにロードサービスや整備工場に連絡することが大切です。ブレーキが効かない状態での走行は、重大事故に直結します。
JAFや自動車保険のロードサービスに連絡し、レッカー移動を依頼するのが安全です。「家までもう少しだから」「工場まで近いから」と無理に走ると、下り坂や信号で取り返しのつかない事態になるおそれがあります。ブレーキは車で最も安全に関わる部品だからこそ、判断は慎重にしたいところです。
ゴリゴリ音と同時にブレーキの効きが悪い場合は、自走せずロードサービスを呼ぶのが基本です。

車のブレーキのゴリゴリ音を放置するとどうなる?
ブレーキのゴリゴリ音を放置すると、車両のダメージが広がるだけでなく、事故のリスクも高まります。ここでは放置によって起こりうる3つの事態を整理します。
ローターが削れて修理費用が膨らむ
パッド摩耗によるゴリゴリ音を放置すると、パッドだけでなくローターまで削れてしまうことがあります。パッド交換だけで済むはずだった修理が、ローター交換や研磨まで必要になることで、修理費用が大きく膨らみます。
ブレーキパッドだけの交換であれば比較的低コストで済むことが多いですが、ローターまで交換することになると費用は大きく上がります。音が出始めた段階で対処するか、完全に摩耗するまで放置するかで、最終的な出費が変わるポイントです。
ブレーキの効きが悪くなり事故リスクが上がる
ブレーキパッドが摩耗限界を超えて使い続けられると、本来の制動力が発揮できなくなるおそれがあります。ブレーキを踏んでも止まるまでの距離が伸びたり、急な減速に対応できなくなったりと、運転中の安全性が大きく損なわれます。
特に雨天時や下り坂、渋滞での停車時など、強い制動力が必要な場面でブレーキの効きが悪いと、追突や衝突のリスクが高まります。自分だけでなく周囲の車や歩行者にも影響が及ぶため、異音の段階で対処することが、事故予防の基本になります。
最悪の場合、安全に停止できなくなる
ブレーキパッドが極端に摩耗すると、本来の制動力を発揮できなくなり、ローターへのダメージも急速に進みます。結果として安全に停止できなくなるおそれがあるため、ゴリゴリ音が続く状態での走行は避けるべきです。
ブレーキは車の「止まる」を司る最重要部品なので、ゴリゴリ音に気づいたら放置せず、安全のためにも早めの対処が欠かせません。
車のブレーキのゴリゴリ音の修理費用の目安
ブレーキのゴリゴリ音の修理費用は、原因や摩耗の程度によって大きく変わります。パッド交換だけなら比較的安く済みますが、ローターまで交換となるとまとまった費用になります。
| 修理箇所 | 費用の目安 |
|---|---|
| ブレーキパッドの交換(前輪または後輪セット) | 15,000〜35,000円程度 |
| ブレーキローターの交換(左右セットの目安) | 30,000〜100,000円程度 |
| ブレーキローターの研磨 | 5,000〜15,000円程度 |
| ブレーキキャリパーのオーバーホール | 20,000〜50,000円程度 |
| ブレーキキャリパーの交換 | 50,000〜100,000円程度 |
| 異物の除去・清掃 | 5,000〜12,000円程度 |
| ブレーキシム交換(異音対策) | 5,000〜10,000円程度 |
上記はあくまで目安で、車種や状態、依頼先によって費用は変わります。
ブレーキパッドの交換費用
ブレーキパッドの交換費用は、前輪または後輪セットで15,000〜35,000円程度が目安です。パッドの種類(純正・社外・低ダストタイプなど)や車種によって費用が変わり、輸入車や高性能車の場合はさらに高額になることもあります。
キーキー音の段階で早めに交換すれば、パッド交換だけで済むことが多いです。そのため、異音の段階ごとに早めの対処をすることで、修理費用を抑えやすくなります。パッド交換の作業時間は1〜2時間程度がひとつの目安です。
ブレーキローターの交換費用
ブレーキローターの交換費用は、車種やサイズによって差がありますが、左右セットで数万円台から10万円前後になることもあります。ゴリゴリ音を放置して大きく削れてしまった場合は、早めに交換が必要になることがあります。
ローターの歪みや摩耗が軽度であれば、研磨で対応できる場合もあります。研磨の費用は5,000〜15,000円程度と比較的安く、ローター自体を交換するより経済的です。ただし、ローターの厚みには使用限界があるため、研磨で対応できるかは状態次第になります。
ブレーキキャリパーのメンテナンス費用
ブレーキキャリパーのオーバーホールは20,000〜50,000円程度、キャリパー本体の交換になると50,000〜100,000円程度が目安です。キャリパーの引きずりが軽度な場合はスライドピンの清掃・グリスアップだけで済むこともあり、その場合は比較的低コストです。
ピストンシールの硬化や固着が進んでいる場合は、オーバーホールや交換が必要になります。左右セットで作業すると工賃がまとめられるため、片側だけでなく両側のメンテナンスをまとめて行うケースもあります。
異物の除去・清掃の費用
小石や砂利の挟まりが原因の場合は、異物の除去・清掃作業で5,000〜12,000円程度が目安です。ホイールを外してブレーキまわりを清掃し、ダストや異物を取り除く作業になります。
シム(ブレーキパッドの裏側にある金属プレート)の変形が異音の原因になっている場合は、シム交換で5,000〜10,000円程度が目安です。シム交換は比較的軽い修理で済むため、異音の原因がシムの劣化と特定できた場合はコスト面でも助かります。
ブレーキパッドがキーキー音を出し始めた段階で交換すれば、パッド交換だけで済むことが多いです。しかし、ゴリゴリ音まで進んでからの修理は、ローターまで削れていて交換や研磨が追加で必要になることがあり、結果として修理費用が大きくなりやすくなります。音が気になり始めた段階での早めの対処が、安全面でもコスト面でも賢明な判断です。
車のブレーキのゴリゴリ音に関するNG行動
ブレーキのゴリゴリ音が気になっているとき、やってはいけない行動があります。知らずにやってしまうと、事故のリスクや修理費用の増加につながることがあるため注意が必要です。
音がしているのにそのまま走り続ける
ゴリゴリ音がしているのに「まだ走れるから」と放置して走り続けるのは最も避けたい行動です。ブレーキパッドの摩耗が進んでいる場合、走るたびにローターが削れてダメージが広がり、修理範囲と費用がどんどん大きくなります。
さらに、パッドが極端に摩耗するとブレーキの効きが失われるおそれがあり、事故リスクが急激に高まります。ブレーキは安全に直結する部品なので、「少しの音だから」「急がないから」と先延ばしせず、気づいた時点で点検・修理を進めるのが基本です。
ブレーキを強く踏んで音を消そうとする
「強く踏めば音が消えるのでは」と、わざとブレーキを強く踏み込むのは逆効果です。パッド摩耗が原因の場合、強く踏めば踏むほど金属部分がローターに食い込み、ローターのダメージが広がるおそれがあります。
また、キャリパーの引きずりが原因の場合も、強い踏み込みはキャリパー内部のピストンやシールに負担をかけることがあります。異音は症状のサインなので、踏み方を変えて解消しようとせず、原因を特定することを優先したほうがよい対応です。
自己判断でブレーキパッドだけ交換する
ブレーキパッド交換は一部のDIYユーザーが行うこともありますが、ゴリゴリ音が出ている段階ではパッドだけ交換しても解決しないことが多いです。ローター側にダメージが広がっている場合、新品のパッドに交換してもすぐに異音が再発することがあります。
また、ブレーキは安全に直結する部品なので、整備経験のない人が自己判断で作業するのはリスクが大きいです。パッドの面取りやグリス塗布、トルク管理など、正しい作業には専門知識と工具が必要です。必ず整備工場で診断・作業をしてもらうのが安全です。
効きが悪いのに高速道路を走る
ブレーキの効きに違和感があるのに、高速道路を走行するのは非常に危険です。高速道路では前の車の急ブレーキや渋滞の末尾で急制動が必要になる場面があり、ブレーキが正常に効かないと追突事故に直結します。
特にゴリゴリ音に加えて、踏んだときの感触がおかしい、制動距離が伸びていると感じる場合は、高速道路の利用を避け、一般道でゆっくりと最寄りの整備工場に向かうか、ロードサービスを呼ぶのが安全です。高速道路でのブレーキトラブルは命に関わるため、慎重に判断することが大切です。

ブレーキのゴリゴリ音を防ぐために意識したいこと
ブレーキのゴリゴリ音は、日頃のメンテナンスと早めの対処で十分に予防できるトラブルです。大きな修理を避けるためにも、以下のポイントを意識しておくと安心です。
ブレーキパッドを定期的に点検する
ブレーキパッドの残量は、定期点検や車検のタイミングで必ず確認してもらいましょう。パッドの残量が一定以下になっているとアドバイスを受けた場合は、完全に摩耗する前に交換するのが基本です。
パッドの交換時期は車種や使い方によって大きく異なります。街乗り中心でブレーキを頻繁に使う場合は早めに摩耗しやすく、高速道路中心の走行であれば長持ちする傾向があります。自分の運転パターンも考慮して点検頻度を考えるとよいでしょう。
キーキー音の段階で早めに交換する
ブレーキパッドには、摩耗が進むとキーキー音で交換時期を知らせるインジケーターが付いていることが多いです。この段階で交換すれば、パッド交換だけで済むことが多く、修理費用を抑えられます。
キーキー音を「気になるけどまだ走れる」と放置していると、やがてゴリゴリ音やガリガリ音に変わり、ローターのダメージも広がります。キーキー音はブレーキからの早めの警告サインなので、音が出始めた時点で整備工場に相談するのが賢明です。
長期間乗らない場合は定期的にブレーキをかける
長期間車を動かさないとローター表面にサビが発生しやすくなり、再び乗り始めたときにゴリゴリ音やゴゴゴ音が出る原因になります。可能であれば週に1回程度、短時間でも車を動かしてブレーキを軽くかけることで、サビの発生を抑えられます。
長期出張や入院などで車を動かせない場合は、再始動時に最初の数分はブレーキを軽く効かせながら走ることで、表面のサビを自然に削り落とせることがあります。ずっと屋外駐車する場合は、屋根付きの駐車場やカバーの使用もサビ対策として有効です。
定期点検でブレーキまわりを見てもらう
ブレーキパッドの残量、ローターの状態、キャリパーの動作などは、日常の目視ではすべて把握しきれない部分です。法定点検や車検のタイミングで、ブレーキまわりをまとめて見てもらうことで、トラブルの芽を早めに発見できます。
特に年数が経った車や走行距離の多い車は、キャリパーの引きずりやシールの硬化が進みやすい傾向があります。定期点検で「ブレーキまわりもしっかり見てほしい」と一声かけておくと、より丁寧にチェックしてもらえます。
年式が古い車はフルードやキャリパーの状態も確認する
年式が古くなってくると、パッド残量だけでなく、キャリパーの動きやブレーキフルードの状態も重要になります。パッドが十分残っていても、固着やフルードの劣化によってブレーキフィールが悪くなることがあるためです。
最近ブレーキの効きが悪い、踏み心地が変わったと感じる場合は、パッドだけでなくブレーキ系統全体を点検してもらうと安心です。
キーキー音の段階で交換することが、安全と修理費用の両面で一番の予防策になります。
車のブレーキのゴリゴリ音に関するよくある質問
ブレーキのゴリゴリ音は放置しても大丈夫ですか?
基本的には放置せず、早めに点検を受けるのが安全です。ゴリゴリ音はブレーキパッドがかなり摩耗した状態や、ローター・キャリパー側の異常で出ることがあり、放置するとローターまで削れて修理費用が大きく膨らみます。
ブレーキの効きが悪い・振動を伴う場合は、走行自体が危険なため自走せずロードサービスを呼ぶのが基本です。朝一や雨上がりだけの軽い音であれば一時的なサビの可能性もありますが、継続する場合は早めに相談するのが安心です。

朝一だけゴリゴリ鳴るのは故障ですか?
朝一の走り出しだけゴリゴリ音がして、しばらく走ると消える場合は、ローター表面の軽いサビが原因であることが多く、故障ではないケースもあります。鋳鉄製のローターは一晩でも薄くサビが発生することがあります。
数回ブレーキを踏むことでサビが落ちて音が消えるようなら、あまり心配しなくてよいこともあります。ただし、朝一以外でも音が続くようになった場合や、音が大きくなってきた場合は、別の原因を疑って点検を受けるのが安心です。
ブレーキパッドは何kmで交換ですか?
ブレーキパッドの交換時期は、走行距離で6万〜8万km程度がひとつの目安とされることがあります。ただし、運転スタイルや道路状況によって大きく前後します。街乗りが多い、ブレーキを頻繁に使う、山道を走る機会が多い場合は早めに摩耗する傾向があります。
パッドの残量は自分では確認しにくい部分なので、車検や定期点検で残量を教えてもらい、次の交換時期の目安を確認しておくとよいでしょう。距離だけでなく、音の変化にも注意を向けることが大切です。
ブレーキパッドだけ交換すれば直りますか?
ゴリゴリ音がまだ軽度で、ローターに大きなダメージが及んでいない段階であれば、ブレーキパッドの交換だけで音が直ることがあります。ただし、ゴリゴリ音が長く続いていた場合は、ローター側も削れていることが多く、ローターの研磨や交換が必要になるケースもあります。
整備工場で点検してもらい、パッドだけでよいのか、ローターも含めて交換が必要なのかを判断してもらうのが基本です。必要な箇所をまとめて交換することで、異音の再発を防ぎやすくなります。
急ブレーキ時のゴリゴリはABSですか?
急ブレーキをかけたときだけ「ゴリゴリ」「ガガガ」という音や振動がペダルから伝わる場合は、ABS(アンチロックブレーキシステム)が作動している可能性が高いです。ABSはタイヤのロックとスリップを防ぐ安全機能で、急ブレーキ時にブレーキを細かく制御するため独特の振動と音が出ます。
これは故障ではなく正常な動作なので、急ブレーキ時にだけ感じる現象であれば心配いりません。通常のブレーキングでもゴリゴリ音がする場合は別の原因なので、しっかり切り分けて判断することが大切です。
まとめ
車のブレーキからゴリゴリ音がする原因としては、ブレーキパッドの摩耗が多く、ローターのサビや歪み、キャリパーの不具合、異物の挟まり、ABSの作動など、さまざまな要因が考えられます。音がいつ鳴るかによって疑われる原因が変わるため、「ブレーキを踏むたび」「朝一だけ」「急ブレーキ時」など、タイミングを把握することが大切です。
大切なのは、ゴリゴリ音がパッド摩耗の進行や金属接触のサインである場合、放置するとローターまで削れて修理費用が大きく膨らみ、ブレーキの効きも悪くなって事故リスクが上がる点です。キーキー音の段階で早めに交換することが、安全面でもコスト面でも賢明な判断になります。
- ブレーキのゴリゴリ音はパッド摩耗やローター異常などの可能性がある
- 朝一や雨上がりだけの音なら一時的なサビの可能性もある
- 急ブレーキ時のゴリゴリはABS作動で正常な動作のことがある
- 効きが悪い・振動がある場合は自走せず連絡する
- キーキー音の段階で交換すれば修理費用を抑えやすい
- 修理費用は軽度で数千円〜、重度では高額になる場合もある
車のブレーキからゴリゴリ音がするときは、「まだ走れるか」ではなく「ブレーキの効きに影響が出ていないか」を優先して判断することが大切です。異音は車からの早めのサインなので、気づいた段階で点検を受けることで、大きな事故や高額な修理を防ぎやすくなります。
