【くるまマイスター検定】「1級合格者」はどんな勉強をしていたの?

くるまマイスター検定

2014年からスタートし、毎年開催されている「くるまマイスター検定」。過去4回で、延べ約6000人がチャレンジしていますが、1級に合格したのはわずか57名です。では、難易度の高い1級に合格するのは、一体どんな人たちなのでしょうか?

そんな疑問から、1級合格者を対象にアンケートを実施。1級合格者の勉強法や秘策を聞いてみました。

目次

ガイドブック+過去問+最新ニュースチェック=合格?

では実際に、合格者の声をご紹介しましょう。

合格者の声①

「2回失敗しておりますが…。過去の1級問題を何回も何回も解いて、ほぼ覚えました。何問かはまったく同じ問題が出題されますので、オススメです」(愛車精神の和を広げる会さん/自動車会社勤務)

「ガイドブック本2、3回読んだ他、時事的なクルマ関連の話題を、自動車雑誌などを通して覚えておいたことと思われます」(A.Nさん/会社員)

「直近の問題が出る比率が4割以上になるため、普段から最新のクルマ関連ニュースに触れておくコト」(よこ山 昌一さん/週末自動車評論家)

「申し訳ございませんが特段検定に向けた勉強はしておりませんが、クルマ雑誌を月に15冊ぐらい購入して読んでおります」(板橋さん)

「常に車業界のニュースにはアンテナを張っておく、過去問を勉強するなど重視していました」(五家さん/自動車関連)

「試験1週間前から公式ガイドブックや歴史本などを読むぐらいしかしていません」(松原さん/日本そば店経営)

「まずはガイドブックを熟読し、毎月複数のクルマ雑誌やウェブサイト(くるトピなど)をチェック。さらに町で見かけた自分の知らないクルマを徹底的に調べる。その他には1級の過去2回の問題を徹底的にチェックすると、同じ問題があったり出題傾向がつかめたりする。なので、そこをしっかりと勉強した」(三沢さん)

「前回の過去問100×4級分をすべて調べて関連を覚える」(岡部さん)

「まずは公式ガイドブックを熟読する。ベストカーのバックナンバーを読み込む。『くるトピ』『GAZOO.com』を隅から隅まで読み込む、です。+ナイショ」(ilmさん)

「くる検ガイドブックはもちろん、自動車歴史書籍や過去に受験した自動車文化検定、ポルシェ検定の問題集などで知識整理をしました」(藤井さん)

「3度目でやっと、それもどうにか合格した人間がエラそーに言えることはございません…m(_ _)m でも、18歳で社会に出てから『モーターファン』『ドライバー』『マガジンX』など、カー雑誌を読まない月はなかったと思います。現在は『ベストカー』を毎号欠かさず、『マガジンX』をときどき読んでいます」(藤さん)

「検定ガイドブックはもちろんこと、オールジャンルでクルマの情報をチェックすること」(ギョォォォオ澤さん/レース関係)

やはり、ガイドブックと過去問で勉強する他、自動車情報サイトや雑誌をよく読んでいる方が多いようですね。くるまマイスター検定は最新ニュースからの出題も多いので、最新の話題をチェックしておくことは大切でしょう。その他には、こんな回答も。

合格者の声②

「公式テキストにかじりついて一夜漬け、といった試験のための勉強は一切していません。常日頃からクルマ関係のニュースを小まめにチェックすることぐらいでしょうか。試験前日に出かけた別のクルマ関係のイベントで、試験に関する答えのヒントを偶然得ることもできました」(白石さん/制作会社)

「問題を良く読むこと(『適切なもの』『適切でないもの』を読み間違えることがある)。時間内に解き終わっても、時間いっぱいまであきらめずに見直しをする(必ずケアレスミスしている)。これをせずに初回の1級は不合格でした」(薬袋さん)

「毎週のように最寄りの図書館・自動車博物館の図書室に通って、自動車知識を深めました。得た知識をルーズリーフにまとめたところ、80ページ以上になりました。また、職場内で1年に渡って自動車雑学4択クイズを毎日配信・採点したことは検定対策につながったと思います」(ayubonさん/自動車関連)

「知らない言葉や知識の丸暗記は(脳みそが)年齢的に厳しいので、ネットなどで(知らない言葉の)詳細、背景などを深く調べ納得、理解しながら覚えるようにしました。特にレース関係の知識習得には役立ちました」(HVCおやじさん/電機メーカー)

「子どものころに読んだ小さくて分厚い図鑑が、大人も読める内容で、知識のベースになりました。新車が出るたびにディーラーに行ってカタログをもらったり試乗をしたり、メーカーのホームページやウィキペディアを見て知識の上乗せもしました。また、東京モーターショーは小学校2年生から今まで、商用車ショーを含めてすべて行っていて、メーカーの説明員にいろいろ質問もしています。そして最後にはガイドブックがとても役に立ちました」(梶川さん/自動車保険関係)

1級は、広く深い知識が必要とされます。長年の知識の積み重ねがある方は、イベントなどに出かける方は、強いですよね。

1級合格者の勉強方法や秘策、参考になりましたでしょうか? KURUOPiでは、過去の出題に関連した「豆知識記事」をお届けしています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね! 

text by くるトピ編集部

<関連リンク>
くるまマイスター検定
https://www.meister-kentei.jp/car/

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