【豆知識】日本カー・オブ・ザ・イヤー2016-2017発表!受賞車をチェック

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さる12月9日、「日本カー・オブ・ザ・イヤー2016-2017」の最終選考会が行われ、2016年を代表するクルマが選出されました。カー・オブ・ザ・イヤーに関連する問題は、くるまマイスター検定でもたびたび出題されるもの。そこで、今年の受賞車を改めてチェックしてみました。

目次

日本カー・オブ・ザ・イヤー「スバル インプレッサスポーツ/G4」

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スバルでは、単なるインプレッサのモデルチェンジではなく次世代スバル車の基盤になるクルマにしようと力を入れて開発しており、見た目以上に中身の進化が著しいインプレッサ。日本カー・オブ・ザ・イヤーでも、「高い走行性能を持つとともに、国産車初の歩行者保護エアバッグ、運転支援システムのアイサイトをはじめとする多くの安全装備を標準装着するなど世界トップレベルの安全性能も実現したことは見事」と評価しています。

インポート・カー・オブ・ザ・イヤー「アウディA4シリーズ」

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デザインは先代モデルにとても似ていますが、よく見てみればまったくの別物。それは中身についても同様で、新世代のクルマらしい運転支援システムやコネクティビティの進化についても高い評価を得ました。アウディA4シリーズが獲得した点数は149点で、次点のボルボXC90とわずか4点差という僅差での受賞です。

イノベーション部門賞「日産 セレナ」

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同一車線自動運転技術「プロパイロット」を搭載したこと、上部のみの開閉も可能なデュアルバックドアやハンズフリースライドドアを採用したいことも「イノベーティブであると判断した」とのこと。ミニバンの新型車ということもあり、今年多くの注目を集めた1台でした。

エモーショナル部門賞「BMW M2クーペ」

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「コンパクトなFRスポーツモデルとして極めて完成度が高く、ドライビングが楽しいことが大きな魅力」が受賞理由として発表されているM2クーペ。クルマの電動化が進む中で、エンジンのフィーリングを楽しめる点も評価されたようです。

スモールモビリティ部門賞「ダイハツ ムーブ キャンバス」

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ムーブ以上、タント未満の全高を持つボディにスライドドアを採用した、ありそうでなかった軽自動車、ムーブ キャンバスが受賞。「セミトールボーイでスライドドアを採用するということで、新しい軽自動車ワゴン像を提案した」ことに加え、「軽自動車の未来へ向けた可能性を広げた」という点も評価されました。

日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員特別賞「ホンダNSX」

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「日本が得意とするハイブリッド技術で未来のスポーツカー像を提案したことは意義深い」として、NSXが実行委員特別賞に選ばれました。特別賞となったのは、日本カー・オブ・ザ・イヤーのノミネート基準が「年間販売予定500台」であるため。なお2015年は「ヤナセ創業100周年」とトヨタMIRAIが実行委員特別賞を受賞しています。

RJCカー・オブ・ザ・イヤーでは日産セレナ&ボルボXC90が受賞!

もうひとつのカー・オブ・ザ・イヤー、RJCカー・オブ・ザ・イヤーの受賞車もおさらいしておきましょう。11月15日に最終選考会が行われ決定した2017年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーは、日本カー・オブ・ザ・イヤーでもイノベーション部門賞を受賞した、日産セレナに。

RJCでは「ミニバンとしての利便性を徹底的に追求すると同時に、レベル2の自動運転サポート技術を比較的価格の安いモデルで実現したことを高く評価した」としています。

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RJCカー・オブ・ザ・イヤーでは、輸入車部門「RJCカー・オブ・ザ・イヤー・インポート」を設けており、こちらはボルボXC90が受賞。ボルボ伝統の安全性が向上したこと、4気筒エンジンを幅広いレンジに展開したこと、そして車格に相応しい高級感や居住性、静粛性が評価されました。

今年の2つのカー・オブ・ザ・イヤーの結果、みなさんはどのように感じられたでしょうか?

過去のカー・オブ・ザ・イヤー受賞車を遡ってみると、クルマの進化や文化の変遷がわかるもの。歴代受賞車を見ているだけでも勉強になるものは多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

▼日本カー・オブ・ザ・イヤー2016-2017
http://www.jcoty.org/result/

▼2017年次RJCカー オブ ザ イヤー
http://www.npo-rjc.jp/commendation/coty_2017.php

text by 木谷宗義+Bucket
画像提供:アウディジャパン、ダイハツ工業、日産自動車、ビー・エム・ダブリュー、富士重工業、ボルボ・カー・ジャパン、本田技研工業

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