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【石川真禧照さんから出題!】創業者の名前が付いているメーカーは何社?

10月31日(月)まで申込受付中の第4回「くるまマイスター検定」。過去問以外にどんな新しい問題が出るんだろう?と気になっている皆さんへ、くる検応援団の方々から毎週予想問題をいただくこととなりました!

第4回は、石川真禧照さんからの出題です!

くるまマイスター検定公式応援団 石川真禧照さんからの問題
問題

日本の自動車メーカーで、創業者の名前が付いているメーカーは何社あるでしょう?

①1社
②2社
③3社
④4社

正解は4社。トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキ。

トヨタは1937年に豊田家により設立された。1937年から自動車の生産を開始している。豊田喜一郎が社長を務めた。

ホンダは本田宗一郎が1949年に2輪車を生産したのが始まり、4輪車は1963年から。

マツダは2代目社長の松田重次郎が1931年に3輪トラックを販売、当時は東洋工業と名乗っていた。マツダに改名したのは1984年。

スズキは1952年に鈴木道雄が補助エンジン付きの自転車を発売したのが始まり、4輪車は1955年から行われている。

創業者の名前が付いている国産4社だが、ボクとのつながりがどうだったかを振り返ってみた。

トヨタとのつながりは、「キャラバンⅡ リスボン・東京7万km」というTV番組でした。1970年代後半にTBS系列の朝番「おはよう700(セブンオーオー)」のなかで10分間、月~金に放映されていたこの番組は、2台のクルマにレポーターが乗り、世界のいろいろな人たちとの出会いを取り上げるという番組でした。

その2台がトヨタのカローラ30とクラウンのワゴン。ボクの担当はクラウンで、約1年半でポルトガルのリスボンからユーラシア大陸を走り、今は入国することも難しいシリア、イラク、イラン、アフガニスタンを取材し、パキスタンからは船でマレーシアに渡り、タイから九州へ。

この間、クラウンとカローラは本当にノントラブル。定期点検もろくに受けず(受けられない)7万kmを良く走りきった。国産車の丈夫さを身を持って体験したのです。

マツダ車との出会いは高校生のとき。1960年代の前半、軽自動車免許は16才で取得できた。高校の隣りが自動車学校という恵まれた(?)環境だったので、ボクはさっそく免許取得に取り掛かった。その時の教習車がマツダB360というトラックだった。

狭い室内に教官と二人というシチュエーションには参ったが、授業の合間や放課後にせっせと通い、免許証を手にしたのでした。ボクのクルマに関する歴史の中では最初に正式に公道を走らせたのがマツダ車なのです。

ホンダ車は最初に生産した4輪車がT360。

これはその前の年のモーターショーで公開したS360が生産化できなかったことからそのエンジンを流用したと言われている。ベースになったS360は幻のスポーツカーだった。ところが、当時の設計図が残っていたことで、復刻版の製作が行われた。それが2013年の東京モーターショーに展示された。1台だけの復刻版は、制作費も億に近い費用が掛かったという。そのクルマのハンドルを握ることが昨年、出来た!1962年の第9回全日本自動車ショー(日本語ではこういう名称だった)で展示されていた、憧れの目で観ていたクルマに53年ぶりに乗ったのだ!!(冒頭の写真)

最後はスズキだが、思い出に残っているのは初代アルト。

我が家のセカンドカーだった。1970年代後半の軽自動車はラグジュアリー&スポーティ競争が激しく、当然車両価格も60万円以上だった。そこで、当時社長に就任したばかりの鈴木修氏は低価格の軽を企画した。それはリアシートを簡素化した商用車の範疇に入るクルマだった。スタイリングはシンプルだが安っぽくなく、価格は47万円。これが大ヒットし、鈴木社長の評価が一気に上がったというモデルになった。

で、その時の写真を捜したのだが、見つからなかった。ゴメンナサイ。

text by 石川真禧照

いかがでしたでしょうか?

次週は、まるも亜希子さんからの出題です!

くるまマイスター検定公式応援団紹介

自動車生活探検家:石川真禧照さん( Makiteru Ishikawa )

「実はボク、クルマ好きなんです。」「アラッ、ワタシも。」
こんな会話をしていても、どのくらいクルマ好きなのかわからない。

何か基準はないのだろうか、と思っていたら、ありました!「くるまマイスター検定」が。
調べてみると、この検定試験はクルマ好きがホンモノと認定してもらえる素晴らしい資格だった。これを取得しておけば「実はボク、、、。」なんて言わずに、「ボク、この間くるまマイスターに合格したんだ」といえばよろしい。「ワタシ、まだ持ってないっ!」と会話も弾むのです。

だから「くるまマイスター検定」を受けて、くるまマイスターの資格を自分の物にしましょう。