【車イベント】れっつぷじょーみーとTAM2018 ~60台を超えるプジョーがトヨタ博物館に大集結~

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3月18日(日)、愛知県長久手はトヨタ博物館にて、プジョーのイベント「れっつぷじょーみーとTAM2018」が開催されました。

一昨年まではプジョー・シトロエン・ジャポン主催の「ライオンミーティング」というイベントもありましたが昨年は開催されず、プジョーオーナーの中には寂しさを感じていた人もいたことでしょう。

「れっつぷじょーみーとTAM」は、プジョー・シトロエン・ジャポン主催の「ライオンミーティング」に対して、オーナー主催の「裏プジョーミーティング」として2014年2月8日に行われた「208Day」に端を発するもの。プジョーオーナーを中心に、フランス車オーナーであればどなたでも参加できるイベントで、この日も10種類ものプジョーラインナップを始め、シトロエンやルノーのオーナーも参加されておりました。

目次

60台を超えるエントリー

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次々と会場に現れたクルマは、1990年前後に生産された「309」から、最新の「208」や「308」といったモデルまでおよそ10種類、総勢60台以上。もちろんそのほとんどはプジョーであり、シトロエンなどの他ブランドのクルマを除いても、優に50台を超えていました。中には、並行輸入でしか販売されていない「108」の姿も。

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日本未導入のプジョー108は、PSAとトヨタの共同開発車で、シトロエンC1、トヨタ・アイゴという兄弟車がある

2018年は406クーペが25周年

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手前が後期型。2番目のシルバークルマが前期型。バンパーの形状が異なる

美しいクーペは数あれど、「フランスの美しいクーペ」と言えば、プジョー406クーペを置いて他にないでしょう。このピニンファリーナデザインの流麗なクーペを見ていると、このクルマがときに「世界一美しいクーペ」と呼ばれることもわかるというものです。2018年は406クーペの日本導入25周年に当たるもあり、8台もの406クーペがエントリー。イベントのひとつの目玉となっていました。

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ブルー系のボディカラーが多いのはプジョーならではだろう

406クーペは、外観こそ406セダンと似ているデザインですが、実際には内外装に共通部品はほぼなく、そのほとんどが専用設計。セダンとの血筋を感じる部分は、内装のインパネまわりやシフトノブなどに見られるくらいになっています。事実、そのボンネットはアルミによる専用であり、これにうっかり手を着くと大変なことになると知るのはオーナーのみというセダンとは一線を画したモデルでもあります。

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白/黒2トーンの内装は、日本未導入のピニンファリーナ70周年記念限定車「セッタンタアンニ」

名物料理でお昼をいただく

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「ぷじょーみーと」では毎回、トヨタ博物館内で自己紹介を兼ねたお昼の食事会が行われます。もっとも最近は参加メンバーに新規の方が少なく、顔なじみ同士が「久しぶり」の挨拶をしたり告知をしたりすることが多くなっていますが、それでも食事会には多く方が参加します。その理由のひとつが、トヨタ博物館の名物「トヨ博カレー」です。厳選した材料で作られたこのカレーは、物販コーナーでも人気のカレーでもあります。この日もカレーを味わいつつ、主催者の言葉に耳を傾けておりました。

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「ぷじょーみーと」は、オーナー主催のイベントです。会場のセッティングや告知、当時の運営など、一般オーナーがイベントを開催するのは簡単なことではありません。このイベントも、いつも「今回が最後かも……」と開催を危ぶむ声が聞かれます。実際に今回もそんな話はありました。

しかし、この場で改めて主催者から挨拶があり、次回も開催の運びとなりそうです。いつも「最後かも最後かも」と言っていると、オオカミ少年のようなお話になりかねませんが、できればそう危ぶまれつつも続いてほしいものです。そう、プジョーはオオカミではなくライオンなのですから。

フォトギャラリー

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この日の最古参は1990年前後に生産されたプジョー309Si。都内からの参加

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リトラクタブルハードトップ(RHT)のプジョー206cc

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プジョー206は、カスタマイズされた個体も多かった

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もちろんスタッフもプジョーで参加。手前の406クーペはフェラーリ風にアレンジされている

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ユニークなデザインのスポーツクーペ「RCZ」。前期顔と後期顔が並ぶ

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プジョーだけで60台が集まるイベントはそうないだろう

text & photo by きもだこよし, edit by 木谷宗義+Bucket

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