東京・代官山T-SITEでは月に一度、「モーニングクルーズ」というクルマの集まりが開催されています。毎回ごとに「テーマ車」を決めて、該当車種を中心にオーナーが集まるイベントです。最近では湘南T-SITEでも行われ、朝早くからカーマニアたちが愛車とともにこぞって駆けつけます。
こうしたイベントはT-SITE特有のものではなく、全国各地で行われているもの。今回、お届けするのは「オートプラネット名古屋」が毎月行っている「Cars&Coffee」です。筆者は今回、初めてこの会場へと足を運ぶことができました。
コーヒー1杯からはじまるクルマ好きの輪
「Cars&Coffee」はすでに3年にわたって行われている早朝イベントで、取材をした2月3日(日)で36回目。「コーヒー1杯からはじまるクルマ好きの輪」をテーマに続けられています。
懐かしいトヨタの初代MR2(AW11型)が2台も見られた
参加車両のジャンルは問いません。軽自動車からストレッチリムジン、国産スポーツカーからスーパースポーツに至るまで、新旧も入り混じった幅の広いイベントとなっています(参加車両は最後のフォトギャラリーで)。クルマだけでなくバイクもOK。参加費用はコーヒー1杯(しかも¥100)というお手軽さも魅力です。
希少な三菱・ディグニティ……と思ってよく見ると、OEMモデルのヒュンダイ・エクウスだった!
会場ではクルマのオーナーたちがコーヒー片手にクルマ談議に花を咲かせ、誰もが気さくに話しかけたり、話しかけられたりします。筆者は、マイカーであるプジョー106で訪れると早速、声をかけられました。声をかけてくれたのは、日本在住10年というフランス人の方。プジョーにNorauto(フランスのオートバックスに当たります)のステッカーが貼ってあるのが気になったのだそうです。
参加車両は「国産車、輸入車、2輪、3輪問いません。タイヤが付いていれば 何でもOK!」とのこと
Cars&Coffeeでは、主催するオートプラネット名古屋のスタッフさんが会場の整理や誘導、もちろんコーヒーの販売までさまざまなサポートを行っています。ですが、スタッフさんたちは仕事としてではなく、それぞれが楽しんでイベントにあたっているようでした。やはりその根幹には「クルマが好きである」という思いがあるのでしょう。
ホンダS660とBMWイセッタが並ぶイベントは他にないだろう
朝8時から10時までという2時間ほどの屋外カフェ。半ばカオスともいえるほどの多種多様なクルマの集まる、実に和気あいあいとしてイベントでした。「Cars&Coffee」は、毎月第一日曜日(4月・5月・6月は第2日曜日)、オートプラネット名古屋 東駐車場で開催されています。名古屋周辺にお住まいの方はもちろん、多様なクルマを見たい方、クルマ談義を楽しみたい方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?
フォトギャラリー
トヨタ・スターレット(EP70型)
ポルシェ911(964型)は数台が訪れていた
フォード・マスタングの初代モデル。シェルビー仕様だ
BMWイセッタがトヨタ・ハイエースグランドキャビンの中にピッタリ!
三菱・ギャランFTO
ホンダ・インテグラ タイプR
スバル・インプレッサも歴代モデルが並ぶ
マツダ・ファミリアクーペ
インディアン・スカウト。インディアンはアメリカでもっとも古いバイクメーカーのひとつ
BMW M3の初代モデル、E30型
アウトビアンキA112アバルト
ユーノス・ロードスター マツダスピードCスペック
text & photo by きもだこよし, edit by 木谷宗義+Bucket
<関連リンク>
オートプラネット「Cars&Coffee」
http://www.whitehouse.co.jp/auto-planet/cc/
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