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【車イベント】大型トラックからの景色をパノラマ撮影してみた@東京モーターショー2017

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東京モーターショーの楽しみのひとつは、普段乗ることができないクルマに触れられること。特に働くクルマ系は乗用車とは違い、縁がない人とっては遠い存在です。そこで、モーターショーという場を利用して、最新トラックからの風景をスマホのパノラマ撮影で撮ってみました!

今回撮ったのは国内外の車両4台!

窓からの景色を紹介する前に、まずはどんな車両に乗ったのかを紹介します。

■日野自動車 日野デュトロハイブリッド
「日野のニトン」というCMでおなじみのデュトロ。大きなトラックばかり乗っても、背の高さが味わえないので、街中でもよく見かける2トントラックにもチャレンジしてみました。

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お姉さんと比べてもわかるように、馴染みのクルマとあまり車高が変わらない気がする
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先ほどまで広々とした車内と違い、運転席後ろはすぐ荷台。これぞ2トントラックというサイズ感

■UDトラックス Quon(クオン) GKトラクター
昨年、日産ディーゼル工業から合わせて80周年を迎えたというUDトラックス。日本のトラックよりも、「EUっぽい」デザインが目を引きます。説明員の方の話によると、EUっぽく感じる原因はライトの位置。世界中の多くの場で走ることができるEUレギュレーションに揃えているため、「EUっぽい」デザインになっているのだそうです。

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こちらがQuon GKトラクター。ディスクブレーキを採用していることが特徴。ドラムブレーキよりも安全性に優れており、全車標準装備は日本初とのこと。フロント部分が日本ぽくないのは、ライトの位置が低いため
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運転席部分。インパネやダッシュボード部分がカーブしていることがわかる。助手席との距離があるので、ゆったり過ごせそう

■ボルボ・トラック FH6×4トラクター リアサスペンション(参考出展車)
スウェーデンを本拠地とするボルボグループの一員であるボルボ・トラックは、UDトラックスと共同出展。ブルー×イエローのボディが目を引きます。

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FH6×4トラクター リアサスペンション(参考出展車)。中央に並ぶ3つのファンによって、エンジンを切っても車内を冷やせるとのこと。表からは見えないが、内側にはダイナミックステアリングシステムがあり、まっすぐ運転できるようにサポートしてくれる

とても魅力を感じたのが、運転席の後ろについていたリクライニングシート。運転途中に、うしろでゴロンとしながら過ごせますね。

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マットレスも固すぎず、柔らかすぎず。思わず、「欲しい!」とうなってしまった

■SCANIA R500 A4×2NA
スウェーデンから初出店というSCANIA(スカニア)。これから日本を走りだす新しいトラックが発表されていました。見た目の印象は、とにかく「でかい」。

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なかなか見かけない雰囲気のボディカラー。北欧センスなのだろうか

歴史の紹介に飾れていたミニカーがあまりにかわいくて、物欲センサーが働いてしまいました。売っていたら、買ってしまったでしょう……。

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色もデザインもかわいすぎる!

各トラックの車窓からパノラマ撮影!

目線の高さを実感するために、それぞれの画像を並べてみました。トラック載っている人以外、普段は見ることができない景色を堪能してください!

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日野自動車 日野デュトロハイブリッド、車両寸法6180mm×2180mm×2300mm(全長、全幅、全高)。ちょっと車高が高い乗用車も、こんな感じの景色か。ここから見比べてもらうと、ほかの3台の大きさが実感できる
※画像をクリックすると大きな画像で見られます


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UDトラックス Quon GKトラクター、車両寸法は5620mm×2490mm×3335mm(全長、全幅、全高)。運転席の高さがでてくると景色がぐんと変わる
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ボルボ・トラック FH6×4トラクター リアサスペンション(参考出展車)、車両寸法6660mm×2490mm×3460mm(全長、全幅、全高)。ボルボとUDは、運転席もほぼ同じくらいの高さか。遠くまで見通せる
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SCANIA R500 A4×2NA、車両寸法5690,m×3790mm×2490mm(全長、全幅、全高)。全高は3mないが、前の2台に劣らない目線の高さ
※画像をクリックすると大きな画像で見られます

トラックに乗る人以外は、普段は見ることができない景色を少しは感じていただけたでしょうか。普段乗れないクルマの運転席に乗れるのは、こういったイベントならではの楽しみ。ほかのイベントでも、機会があればチェックしてみてくださいね。

text & photo by ミノシマタカコ+Bucket