【車ゲーム】グランツーリスモSPORTにForza Motorsport 7…etc。「東京ゲームショウ2017」で最新レーシングゲームを遊んできた!

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千葉県・幕張メッセにて最新ゲームを体験できるビックイベント「東京ゲームショウ2017」が9月21日(木)〜24日(日)の4日間にわたって行われました。今年は例年になくレーシングゲームの新作が多く、そのほとんどが日本での発売も決定していることから、今回の東京ゲームショウでも発売前にゲームの数々が試遊することができました。

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会場に入って真っ先に向かったのはPlayStationのブースです。ゲームファンが注目するビックタイトルが試遊できるとあって、ビジネスデイでも試遊予約は争奪戦でした。筆者が試遊を予約したのは、10月19日(木)に待望の発売となるリアルカーライフシミュレーター「グランツーリスモSPORT」。今やゲームという枠組みを超えてクルマ業界のひとつの歯車となっている「グランツーリスモ」シリーズの最新作です。

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今回の「グランツーリスモSPORT」では、タイヤのたわみなどを始めとした運動シミュレーションやマシンサウンドを一新。さらに、現在販売されているモニターでは表現しきれないというほどの、あらゆる「光」の緻密な再現も注目すべきポイントのひとつです。

また、グランツーリスモファンの念願であった「ポルシェ」が登場! それ以外にも国内外のスポーツカーや、「グランツーリスモ」制作チームと自動車メーカーがコラボレーションして生み出したドリームカー「ビジョン・グランツーリスモ」など、150台以上が登場します。

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早速、ポルシェ911GT3RSでニュルブルクリンク24時間コースを「試乗」してみました。レーシングゲームに必須と成りつつあるステアリングコントローラは、「グランツーリスモSPORT」向けに専用開発された「Thrustmaster T-GT Force Feedback Racing Wheel for PS4」です。

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ステアリングとフルバケットシートが固定された試遊台は、ゲーム内のクルマの動きに合わせて7軸のシリンダが稼働するレーシングシミュレーター「ACSIM」が組み合わされた豪華な仕様。PlayStation 4専用のVRデバイス「PlayStation VR」を装着して試乗開始です!

https://www.youtube.com/embed/0xUQZqoUVXw

VRデバイスから飛び込んでくるポルシェのインテリア、ヘッドホンから聴こえてくるエンジンサウンドやメカニズムノイズ、そして、マシンや路面の状況を緻密に伝えるレーシングシミュレーターによって、「自分は今、本当にニュルを走っているのでは?!」と錯覚するほどの臨場感を与えてくれました。わずか5分ほどの試乗でしたが、背中に汗をかいてしまうほど!

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最新ラリーカーを存分に遊べる「WRC 7」

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次に向かった「インターグロー」ブースでは、11月16日(木)に発売予定の「WRC(世界ラリー選手権)」のオフィシャルゲーム「WRC 7」を試乗しました。車両規定が大きく変わった2017年シーズンの出場マシン・ドライバー(WRC、WRC2、JWRCクラス)を収録しています。用意されたステージは13ヶ国52ステージ。各国の特徴を捉えたステージばかりで、今作からはスタートからゴールまで10分以上かかるロングステージ“Epic Stage”が各国にひとつずつ用意されているのが特徴です。

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試乗したマシンは、今年18年ぶりに復活したトヨタの「ヤリスWRC」で、登録ドライバーはエースの「ヤリ-マティ・ラトバラ」選手。彼の地元・フィンランドでもっとも有名なステージで、“Epic Stage”でもある「オウニンポウヤ」で試乗開始です。

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フィンランドのラリーステージは、ハイスピードかつジャンピングスポットが非常に多く、リズムを乱すと即アクシデントに繋がるスリリングな特徴を持っています。筆者も細かなミスやスピンを何度も犯してしまい、トップから1分遅れの9番手タイムで終わってしまいました。実際のラリードライバーと同じくアクセル全開でも左足ブレーキでマシンを巧みにコントロールしなければ、トップタイムを狙うのは難しくやりごたえあります。メインモードである「キャリアモード」で世界ラリー選手権のチャンピオンを目指してみませんか?

700車種以上のビックボリューム!「Forza Motorsport 7」

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パソコンメーカーのDELLのブースに行くと、最新鋭のゲーミングPCブランド「Alienware」の最新機種を使った、4Kテレビでの最新レーシングゲーム試乗が行われていました。タイトルはMicrosoft社が10月3日(日)に発売した「Forza Motorsport 7」。先に紹介した「グランツーリスモ」シリーズと人気を二分する作品です。

自動車業界でも注目を集めており、今年6月にアメリカ・ロスアンゼルスで開催されたゲーム見本市「E3」では、どの自動車イベントでの公開されていない「ポルシェ911 GT2RS」の実車をゲームショウでワールドプレミアしたことでも注目集めていました。

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試乗はニュルブルクリンクGPコースを2周、マシンはSUPER GTのGT500クラスで活躍している「MOTUL AUTECH GT-R」でABSやトラクションコントロールもキャンセルした“アシストなし”でチャレンジしました。

https://www.youtube.com/embed/KQQx7wINR2Q

流石に600馬力近いパワーをアシストなしでドライブするのは難しく、しかも1周もしないうちに土砂降りの雨がコース一帯をハードウェットコンディションにしてしまい、全開ドライビングは困難な状態に……。ドライビングは難しかったですが、前作から実装された天候変化システムが、よりダイナミックなものに進化していることを体験できました。

「Forza Motorsport 7」の収録車種は700以上! すべてのクルマに乗るだけでもかなりの時間がかかりそうですが、発売後も定期的に新車を次々と追加していくとのことです。

モータースポーツの要素を詰め込んだ「Project CARS 2」

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パソコンメーカーのHP(ヒューレット・パッカード)社のブースでは、ハイエンドゲーミングPCブランド「OMEN(オーメン)」の展示デモを展開。超古代文明に出てきそうなゲーミングPCの横で9月22日(金)に発売したばかりの最新レーシングゲーム「Project CARS 2」の試乗体験ができました。

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イギリスで開発されたこのソフトは、マクラーレンやポルシェといった名だたるスポーツカーメーカーから収録マシンのデータ提供、実際のテストドライバーが協力してのテストドライブ、さらにさまざまなモータースポーツで活躍するプロレーサーによるフィードバックなどにより生まれた、こだわり抜いた作品です。

170車種以上のスポーツカー・レーシングカー(あとに数十車種が追加配信)や世界各国の有名サーキットが収録されています。日本からは「富士スピードウェイ」と「スポーツランドSUGO」が登場します。

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試乗は、イタリアの高速サーキット「モンツァ・サーキット」の旧レイアウト(バンクがある超高速レイアウト)で、アメリカのオープンホイールカテゴリー「インディーカーシリーズ」のマシンとの組み合わせでした。

多くの区間で250km/hオーバーとなるバトルは、緊張感溢れるもの。今回は体験できませんでしたが、ランダムな天候変化や実際のレースと同じフラッグシステム、完全マニュアルでのピットインシステムなど、レースマニアを納得させるような要素が盛りだくさんです。もちろん、レース初心者にも楽しめるようアシストシステムもしっかり実装されています。

最新のレーシングゲームを堪能しよう!

最新レーシングゲームの数々、いかがだったでしょうか? 今年はレーシングゲームの新作が多く発売する年です。ゲーム業界ではレーシングゲームはそこまで人気のジャンルではありませんが、それでも熱く激しくハンドルを操作する様子は来場者を惹きつけていました。ちなみに筆者は今回紹介したゲームすべてを購入し、残り少なくなった2017年を満喫します!

text & photo byクリハラジュン+Bucket

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