【竹岡圭さんから出題!】外国人の職業就業規制が緩和されたのは?

11月27日(日)に開催される第4回「くるまマイスター検定」。過去問以外にどんな新しい問題が出るんだろう?と気になっている皆さんへ、くる検応援団の方々から毎週予想問題をいただくこととなりました!

第15回は、竹岡圭さんからの出題です!

外国人の職業就業規制。自動車関連で今年になって規制が緩和されたものは何でしょう?
  • ①自動車検査
  • ②自動車整備
  • ③自動車教習
  • ④自動車開発

解答:②自動車整備

最近外国人の方を本当によく見かけるようになりましたよね。もはや旅行者は当たり前で、居住している方も本当に多くなりました。自動車メーカーの工場など、自動車関連のお仕事に就業されている方も多いですよね。ところがつい最近まで、自動車整備のお仕事に関しては、いろいろと規制がありました。

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規制が緩まったのは、なんと今年、2016年4月1日。一般社団法人日本自動車整備振興会連合会において外国人技能実習評価試験を創設し、開発途上国等の外国人を日本で一定期間に限り受け入れ、OJT(職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育)を通じて技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図る外国人技能実習制度において、3年間の実習を可能とする職種に自動車整備が追加されました。

その理由は、新興国における自動車整備士の不足なんです。新興国では自動車の保有台数が伸びている国が多いため、きちんと自動車の点検整備ができる人材が不足してきてしまったんですよね。こういった新興国には、日本の自動車がたくさん輸出されています。新型車もそうですが、中古車も多数輸出されているため、性能の維持や安全確保のため、日本の自動車をきちんと整備できる人材が求められているというわけなんです。さらに国土交通省では、日本型の車検制度等のソフトインフラ輸出にも繋がるんじゃないかと、考えているようですよ。

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さらに、日本人の自動車整備士が減少してきているという実態があります。少子高齢化による自動車保有台数の減少なども影響してきていると思うのですが、若者のクルマ離れなどによる自動車への関心の薄さも関係しているのかもしれません。その対策として、中学生の職業見学の受け入れや、異業種を含めた多角経営など、自動車整備工場もさまざまなことに取り組んでいます。中にはラーメン屋さんと自動車整備を一緒にやっている工場もあるんですって。逆に女性の自動車整備士は、年々増加傾向にあります。自動車整備の世界も性差のないグローバル化が進んできているようです。

text by 竹岡圭

くるまマイスター検定公式応援団紹介

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タレント・モータージャーナリスト: 竹岡圭さん( Kei Takeoka )

「クルマは楽しくなくっちゃね!」というのが、私のモットー。

眺めても楽しい♪ 乗っても楽しい♪ みんなでも楽しい♪ ひとりでも楽しい♪

もちろん悲しい時やツライ時だってあるけれど、そんな時だってクルマがあるから頑張れた、クルマに癒された、なんていう経験をお持ちの方、たくさんいらっしゃるのでは?
そう、クルマにはたくさんのドラマがあるのです~。

そんなクルマたちが、もっともっとドラマチックに思えてくるのが「くるまマイスター検定」のいいところ。生い立ち、歴史、ハウツー、トリビア、なんでもござれの「くるまマイスター検定」ですが、さまざまなバックボーンを知ると、クルマのことがもっともっと愛おしく思えてくるのは間違いナシ!

テストしながら学べちゃうのが「くるまマイスター検定」のいいところでもあります。
まずはチャレンジ! みんな頑張ってネ! 心から応援しています~。

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